小柄の小松です。今回は秋冬のマフラー使いについて。
マフラーは寒さ対策・着こなしのアクセントどちらの効果もあるアイテムですが、巻き方を間違えると顔が大きく見えることがある小物。
僕はかなり顔が大きいのでマフラーで苦戦することが多いですが、同じ悩みがある人向けに簡単な巻き方を紹介します。
今回の考え方を知っていると、顔の大きさがコンプレックスでも簡単にマフラーを使えるかと思います。
メンズのロングマフラーの簡単な巻き方【顔でか・似合わないを解決】
ということでロングマフラーの簡単な巻き方を提案します。
下記に使用アイテムを載せてますが、後ろの数字がサイズです。
使用アイテム
soe:レザーフライトジャケット(1)
ユニクロ+J:スーピマオーバーサイズシャツ(XS)
MR.OLIVE:スタプレストレートパンツ(S)
Danner:トレイルフィールド(6h)
ユニクロ×JWA:ケーブルマフラー
soe:ウォレットパールチェーン
KAIKO:ナイロンリュック
LOEWE:レザーブレスレット(スモール)
amp japan:オーバーラップリング
amp japan:イヤーカフ
Paul Smith:コンビメタルハーフリム
この着こなしで使ったマフラーの巻き方について書いていきます。
マフラーで顔が大きく見える理由とは?
いろんな媒体でマフラーの巻き方について説明されていますが、実はそのほとんどが「顔が大きく見える巻き方」です。
ミラノ巻き・ニューヨーク巻きなど名前が付いていますが、どれも基本的に「首まわりを埋める巻き方」になっています。
けれど首が埋まっていると、それが顔が大きくみえる原因になる。なのでもともと”顔デカ”な人だとさらに大きさが強調されてしまうんですね。
https://www.ny-onlinestore.com/shop/pages/special-ny-mens_muffler-index.aspx
たとえばこんな巻き方がよく紹介されてますよね?
極めてシンプルですが、これは顔が大きく・首が太くて短い人はやらないほうがいい。
繰り返しになりますが、首が埋まっていると顔だけが強調され、必要以上に大きく見えてしまうからです。
これはタートルネックを着たときと同じです。
見ての通りですが、首が隠れると顔だけ目立ちます。襟が高くて幅が狭いタートルネックだと、こんなふうに悲惨な状態になるわけです。
クルーネックやVネックのほうがマシなのは、首まわりがスッキリしているから。
マフラーを巻くときも同じ理屈。なるべく首まわりにゆとりがあったほうが良い。
ここではマフラーの結び目を少し下げて首元が見えるようにしてます。
ぴったりフィットしたほうが防寒性は高いですが、顔が大きく見えるのを避けたければ緩く巻いたほうがベター。
さらにニット帽をかぶると顔の大きさを誤魔化しやすくなります。
首元を緩く見せつつ、顔を目立つアイテムで挟む。ニット帽がないときと比べると、だいぶ顔がスッキリして見えるはず。
このようにマフラー単体が目立つのを防げばバランスは取りやすくなるのです。
ただしこの巻き方は意外とメンドくさい。
首まわりにゆとりを出しつつ、結び目がキレイにまとまるようにする。
1回巻いてそのまま使い続けるなら別ですが、これを出かけるときに毎回やっていたら結構時間がかかります。
もともと顔が小さい人ならパッと巻くだけでサマになりますが、顔が大きい人は別の巻き方を考えたほうが簡単なのです。
垂らして片方通すだけでOK
そこで1番簡単なのは、マフラーを”半分だけ垂らす”という方法。
これなら首まわりのゆとりを作りやすく、一度バラしてもやり直しやすいのでハードルはかなり低いです。
手順としては3ステップ。まずマフラーをそのまま垂らします。
左右の長さが極端に違いますが、これはマフラーや垂らす長さによって調整する部分です。
次に片方を肩に掛けます。
そうすると疑似的に輪っかができるので、そこに帯を通してマフラーを固定する。
以上です。これだけでOK。
ミラノ巻きなどと違って結び目をつくる必要がないので、誰でも簡単にできるはずです。
首まわりにゆとりを出しつつ、適度に防寒性を高めることができます。
わかりやすくするために緩めに巻いてますが、もう少し暖かくしたければ片手で詰めてあげればいい。
輪っかに通さなくても、ただ単に肩から後ろに垂らすだけでもOKです。
後ろから見るとマフラーが垂れた状態になるので気になる人もいるかもですが、たぶんこれ以上ラクな方法はないでしょう。
実際こんなふうに巻いてるオシャレさんもいるので、特殊な使い方というわけでもありません。
前から見たら左右非対称な形なので、少し変化のある着こなしにできるというメリットもありますね。
長くて細いタイプが便利
今回の巻き方をする場合、マフラーは長くて細いタイプがやりやすいです。
後ろに流せるだけの十分な長さ。そして輪っかに通しても厚みが出ない適度な幅があればいい。
垂らし具合にもよりますが、長さは180cmほどあれば十分。
幅はなんとも言えないですが、生地が薄手なら折り返しても厚みが出ないので50cmほどあっても問題ないです。
マフラーは防寒対策に欠かせないアイテム。
巻き方を間違えると顔が大きく見えますが、工夫すれば着こなしのアクセントにもなるのでやっぱり便利。
他の使い方も研究中ですが、まずはハードルの低い今回の方法を試してもらえればと思います。
ということで今回のポイントは…
・最大のポイントは「首まわりのゆとり」
・垂らして肩掛けするだけでOK
・長くて細いタイプが便利
ぜひこの考え方を頭の片隅に入れてみてください。