小柄の小松です。今回はスタンドカラーシャツの着こなしバリエーションについて。
シャツ=ボタンを閉じて着るというイメージが強いですが、デザインによっては別の使い方をすることも可能。
今回はスタンドカラーシャツがテーマですが、工夫すべき点もあるのでそれも併せて紹介したいと思います。
スタンドカラーシャツを羽織り・コートのインナー使いする方法【メンズコーデ】
ということでスタンドカラーシャツを使った着こなしを提案します。
下記に使用アイテムを載せていますが、後ろの数字がサイズです。
使用アイテム
united tokyo:タイプライターバンドカラーシャツ(1)
バブアー:ニューバーレーCN(36)
ユニクロU:スーピマコットンクルーネックT(M)
united arrows:ブラックポンチ1プリーツパンツ(M)
adidas:スーパースター80s RECON(25cm)
ランバンオンブルー:A4レザークラッチ
CASIO:MQ38
amp japan:オーバーラップフラップリング(17号)
Paul Smith:オーバーリムスクエア
この着こなしで気をつけたポイントを書いていきます。
ポケットのないシャツはアウターとして使える
まずスタンドカラーシャツ(バンドカラーシャツ)とは、Yシャツとは違うスッキリした襟のシャツのことです。
ここでいうカラーとは”襟”のことなので、スタンドカラー=襟が立ってるシャツという意味になります。
シャツというとこんなふうにボタンを閉じて着るのが普通ですが、今回使ってるシャツは実はアウターとしても使える形になっています。
一般的なシャツには左胸にポケットが付いていることが多いですが、このシャツはポケット無し。
こういった左右対称なデザインのシャツは、ジャケットやブルゾンのように羽織っても違和感のない形。つまりアウターとして使ってもいいということになります。
たとえばこんな感じ。
中央のボタンは白いですが、ここでは白スニーカーを使ってボタンの白だけが浮かないようにして違和感を減らすようにしています。
今回はさらにコートを羽織って、シャツをインナーとして使うというアプローチ。
シャツの色がやや明るいブラウンなので、コートからチラ見せすることでアクセントとして使うことができるのです。
襟を折って顔の大きさを目立たせない
羽織りとしてもコートのインナーとしても使えるスタンドカラーシャツですが、場合によっては少し工夫が必要になってきます。
実はスタンドカラーシャツをそのまま着ると顔が大きく見えやすい。なので顔の大きさがコンプレックスという方はそのまま羽織るとスタイルが悪く見える可能性があります。
こちらが今回の着こなしでシャツをそのまま着た状態。
シャツの襟が首にピタリと沿っていることで首まわりが埋まり、顔が大きく見えるようになっているんですね。
基本的に首まわりのゆとりが少ないほど顔の大きさは目立ってしまう。スタンドカラーシャツはここをどう処理するかがカギともいえます。
そこで今回は襟を折って寝かせることで、首まわりがスッキリ見えるようにしました。
コート無しのときも同じように使っています。
襟を寝かせたことでジャケットのような変化のある形になるので、むしろアウターとしてはこのほうが使いやすいかもしれませんね。
で、この状態でコートのインナーとして使うと左のようになります。
左右均等に見せるという点では右のように着たほうが綺麗ですが、顔が大きく見えるとそこだけが目立ってしまう。
なので顔の大きさなんて気にならないという方はそのままで、大きく見せたくない方は襟を寝かせて着るのがベターといえるでしょう。
スタンドカラーシャツはこういった工夫をする必要が出てくるので、見た目のスッキリさに反して使いづらい点も結構あります。
なので個人的にはあといくつかコーディネートを考えたら手放そうと考えています。
スタンドカラーシャツを使いやすくするリメイク案もあるのですが、このシャツだとそれができないので、別のシャツを使ったリメイクをいずれ紹介する予定です。
顔の大きさがコンプレックスの方にとっては工夫が必要ですが、そうでなければ意外と幅広く使えるのがスタンドカラーシャツ。
羽織りやコートのインナーとして使えるかどうか、手持ちのアイテムでいろいろと試してみるとおもしろいでしょう。