小柄の小松です。今回はクローゼットの洋服をグッと減らす方法について。
毎年洋服を買っていると、クローゼットは段々パンパンになってきます。
でも新しい洋服を買いたいなら、持ってる服をどれか手放す必要が出てきます。そこで問題なのが「どれを残して、どれを手放すのか」ということです。
今回は洋服を手放すためのシンプルルールを提案。
新しい服を買うときも迷わなくなるので、洋服選び全般に役立つ内容です。
洋服の数を減らす3つのシンプルルール【ミニマリストの買い方・減らし方】
ということで洋服を手放すためのシンプルルールを提案します。
この考え方は、いわゆるミニマリストの10着・20着みたいな最小限ではありません。普通の服好きがクローゼットを圧迫させないための方針です。
全部のルールを実行すればかなり減らせると思いますが、どれか1つを守るだけでも効果は高いはずです。
大きく分けると「ブランド・色・自由度」の3つがポイントになってきます。
好きなブランドに合う服を買う
まず最初に決めてほしいのは「自分の好きなブランドをすべての基準にする」ということです。
洋服はブランドによってそれぞれ特徴があります。
たとえばデザインなら、ジャケットやコートなど大人っぽい服を基準にしていたり。
逆にダウンやフリースなどラフな服を中心にするブランドもあります。
シルエットなら細いor太めなど。
どちらかに偏ってるところもあれば、その中間を攻めてるブランドもあるでしょう。
色に関しても特徴があったりします。
たとえばユニクロUのように「くすんだ中間色」がメインのところもあれば、パキッと明るいカラーが多いブランドもあるでしょう。
細かいですか素材もブランドによってクセがあります。
たとえばウールやナイロンなど滑らかな素材が好きなブランド。
それとは逆に、ガサっとしたコットンやボア素材が好きなブランドもあったりします。
デザインやシルエットから色・素材まで。実はブランドによって洋服の特徴にかなり偏りがあるんですね。
そうすると、いろんなブランドの服を”つまみ食い”したときに問題が起きやすい。
それぞれクセが違うので、合わせてみたらチグハグな印象が出やすくなってしまうのです。
たとえばパッと見は同じブラックでも、素材が違うだけで合わなかったりします。
ずっと1つのブランドだけを買うなら問題ないですが、実際はそうもいかないですよね。
なので服を選ぶときは「1番好きなブランドの特徴」を整理してみてください。
ジャケットやスラックスが中心なら、他の服がキメすぎなアイテムばかりだと合わせにくいかもしれない。
トップスのシルエットが極端に細身なら、太すぎるワイドパンツは合わないかもしれない。
滑らかな素材が多いブランドは、ガサっとした服との相性が悪いかもしれません。
もちろん組合せを工夫すればバランスを取れると思います。けれどハードルが高いのは間違いないと思います。
これはすぐに分かる話ではないと思います。1つのブランドを何年か買い続けないと、ブランドのクセはなかなか見えてきません。
けれど毎シーズン買ってると、なんとなくブランドの好みが浮き彫りになってきます。
「この服は良さそうだけど、自分の好きなブランドとは合わなそうだな」
たとえばユニクロのコラボアイテムを単発で買うとき、そう感じることが増えてくると思います。
単純にいま持ってるブランドの服と合わせて、違和感がなければそれでOKです。
ここで注意してほしいのは「持ってる服との相性」ではないということ。
あくまで「持ってる”好きなブランドの服”との相性」です。これを間違えるとあまり意味がありません。
ともなく1番好きなブランドの特徴を深掘りして、それとの相性だけを考えていく。
そうすると、どれが手放せばいいかクリアになってくると思います。
洋服のカラーを絞る
続いては洋服の色選びについてです。
あらかじめ買う基本カラーを決めておいて、トップス・パンツではその色しか買わないという方法です。
このルールを決めておくと、新作の情報を見てもそれらの色にしか興味が湧かなくなります。
これはむしろ洋服を手放すときに効果的。なぜなら「決めたカラー以外をすべて手放せばいい」からです。
たとえばわかりやすい例だと白・黒・グレー・ネイビーの4色。
洋服で特に多いカラーだと思いますが、これらしか買わない・持たないと決めれば選択肢をかなり絞れます。
4色は少ないと感じるかもしれませんが、この4色だけでも洋服は十分楽しめます。なぜならデザインやシルエット・素材は全部違うからです。
トレンドに左右されない色というのもポイントです。
ただもっと洋服を楽しみたい人は、カーキ・ブラウン・ベージュあたりを追加しても良いと思います。
この3色もトレンドにあまり左右されない色です。なので来年・再来年に着てても古臭さは感じにくいでしょう。
色数を絞ると中途半端な洋服は買わなくなるし、持たなくなります。たとえば「差し色で派手なカラーの服を買う」とかです。
ちなみに「複数のカラーが使われた洋服」は基本カラーが1色入ってればOKとしてます。
どの色とも見れる「曖昧なカラー」なども許容範囲で決めてOK。そこまで厳密にしなくて平気です。
なので数を減らしたければ、そういう服を買うと決めるのもアリです。
黄色やオレンジ・ピンクなど「なんとなく映えそうだから買った服」を持ってませんか。このルールを適用したら、一瞬で手放すことができます。
白・黒・グレー・ネイビーは固定でいいと思います。あとの基本カラーは自分の好みで決めてみてください。
靴下・小物は自由
そうは言っても、ルールばかりだと洋服選びがつまらないと感じる人も多いと思いはず。
なので3つ目のルールは「靴下・小物は自由」というふうにしてます。
「基本カラー以外の”服”は買わない」としましたが、小物類はどんな色でもいい。
つまり派手なカラーを使いたいなら、靴下やキーホルダーで取り入れればOKということです。
小物は洋服より面積が小さめ。なので多少増えてもクローゼットを圧迫しにくいというメリットがあります。
もちろん多すぎると置き場所に困ります。
けれど洋服の基本カラーが決まってると、そんなに小物の色数は増えません。洋服との相性を自然に考えて買うようになるからです。
シンプルルールを作ったら、いつでもパッと確認できるようにしてみてください。
いろんなブランドで洋服を見てると、ついつい衝動買いしたくなるときがあります。
そんなときは冷静になってシンプルルールを見返して見る。
買うとき・手放すときにこれを習慣にすれば、値段に関係なく不要なものをキッパリ諦めることができると思います。
①好きなブランドに合う服を買う
②洋服のカラーを絞る
③靴下・小物は自由
ぜひ今回の考え方を参考にしてみてください。