小柄の小松です。今回は洋服をセールで衝動買いしてしまう問題について。
洋服は季節が終わるにつれて段々値段か下がっていきますが、安くなった服は勢いで衝動買いしてしまいがち。
安いとつい手を出してしまいますが、その服はあなたにとって本当に必要なものでしょうか?
洋服選びにこだわるとセールで衝動買いしなくなる【値段に左右されない】
タイトル通りですが、洋服選びに慎重になるとセールで衝動買いしなくなっていきます。
ものによっては半額以下で買えることもあるセール品ですが、本当に重要なのは値段ではないという話です。
セール品は買ってもほとんど着ない
見出しの通りです。セール品は買ってもほとんど着ないことが多いです。
たいていの洋服は季節の終わるに連れて値下がりしていくので、必然的に着れる期間が限られてしまうからです。
そして当たり前といえば当たり前ですが、選ぶ基準が”値段”になっているとセール品に手を出しやすくなります。
「数ヶ月前は1万円だったから諦めたけど、3000円だったら買えるなぁ」という感じです。
僕は洋服・小物を200点以上持っていた時期がありましたが、このときは完全にセール品に惑わされていました。
2月の終わりごろにユニクロにいったとき、定価3000円のベージュセーターが値下がりして1300円くらいになってたことがありました。
「ベージュはあまり使わないけど1300円なら試してもいいかなぁ」と考え、結局Vネックとクルーネック両方を購入。
けれど実際に使ったのはどちらも数回だけ。安さに目が眩んで選んだので、手持ちの服との合わせやすさもほとんど考えずに購入していたんです。
この「あまり使わないけど買う」を引き起こすのがセールの恐いところ。1月の時点で必要な冬服は揃っていたはずなのに、値段が引き金となって余計な買い物をしてしまったんですね。
選ぶ色にも寄りますが、2月の終わりにセーターを買い足したら、違和感なく着れるのは長くても1ヶ月半。
洋服を他にも持ってるとしたら、そのシーズンは多くても5回くらいしか着ることはないでしょう。
ほとんど着れる時期が残ってないのに、安いとついつい買ってしまう。値段を基準にしていると、セール品で冷静さを失ってしまいやすいんです。
季節のはじめに時間をかけて選んでおく
そもそも手持ちの洋服に満足していれば買い足そうという発想は起こりにくくなります。
そのためにはなるべく早いうちに、時間をかけて着る服を選んでおく必要があります。

たとえばこれはユニクロのカシミヤセーターですが、購入したのは10月頃です。
ウールのセーターはTシャツと比べると着る時期が限られてしまいますが、10月のうちに買っておけば、5ヶ月間は着ることができます。
サイズや他の服との合わせやすさを考えておけば、あとから不満が出てくる可能性も少なく、買い足す必要もない。
これはとても手間のかかる作業ですが、時間をかけて選べば選ぶほど、愛着も増してきます。
感度が高くて選ぶ基準がハッキリしてる人だと、春夏に使う服を1月に揃えてしまうという方もいますが、それはなかなか難しい。
遅くとも季節のはじめのうちにメインの服を揃えてあげる。長く使える服選びは早めに目星をつけるのが理想的です。
カフェで300円払って冷静になる
事前に時間をかけて服を揃えていても、セール品のなかにとても魅力的な服が混じっていることもあると思います。
そんなときはその場で買わず、一旦近くのカフェなどで冷静になる時間をつくるのが有効です。
目の前に洋服がない状態で本当に必要かどうか考える。すでに似たような服を持ってないか、来年も着たいと思えるかなど、なるべく具体的にイメージしてあげる。
余分にお金と時間を使うことになりますが、カフェ代300円で数千円以上の失敗を防げるなら安い出費です。
セール品に限ったことじゃないですが、気になる服が出てきたら冷静になれる場所と時間をつくるのがオススメです。
1,2月のウールコートなど、季節の終わりに洋服を買い足すと、たいていすぐに着なくなります。
セールのなかにも良品はあります。セールが100%悪いのではなく、セールが僕らの服選びの基準を鈍らせてくるんです。
洋服は毎年毎シーズン新作が出ます。お金やスペースに余裕を持たせておけば、次のシーズンを目一杯楽しむことができるでしょう。
