小柄の小松です。今回は毎日の服装で迷わないための基準について。
クローゼットをお気に入りの洋服で固めたとしても、いざ出掛けるときになるとどれを着たらいいか迷うことはありませんか?
服の数を少なくするのが一番理想的ですが、今回はそれができなくても早く服装を決めるための考え方を紹介します。
“着ていく服に迷う”という悩みの解決方法【仕事・休日で使う服を分ける】
タイトル通りです。僕の場合は仕事・休日で使う服を分けるというスタイルになっています。
僕の場合は職場が私服OKのなのでこの考え方にしてますが、これは仕事がスーツの方でも応用できる発想だと思います。
行く場所の環境に合わせる
まずは行く場所の環境に合わせるのがいいです。
今日行く場所がどんな所かわかっていれば、それに合わせて着る服も事前にイメージしやすくなるからです。
僕の職場は私服OKな場所ですが、荷物は小さめのロッカーに預けることになってます。人数が多い職場なのでコートハンガーはありません。
そこでアウターや荷物が小さなロッカーに入るよう、着ていく洋服を調整する必要がありました。
そうすると、まず着ていく上着は基本的にショート丈アウターになってきます。
これがウールのロングコートだと、ロッカーに入れたときにシワになりやすい。必然的に面積の小さいアウターを選ぶという流れに落ち着きました。
僕の手持ちの服だと、基本的にキルティングジャケットとパーカーアウターの二択になります。
特にパーカーはアウトドア用を想定したラフなものなので、多少シワがついてもいいですし、防寒性はインナーで調整すればいい。
これが僕の職場環境にとても合ってるんですね。
たまにロングコートを着て行くこともありますが、その場合もコットン・ナイロン素材のコートを着て行きます。
ウールだとシワ跡がつきやすいですが、上記のコートなら多少丸めて入れても目立ちません。とはいえなるべくシワを付けたくないので、結局ショート丈アウターが中心です。
僕の場合は職場のロッカーが目安になっていますが、たとえばジム・習い事など定期的にいく場所がある場合、その場所に適した服というのがあるはず。
まわりの人の服装に溶け込めるようなアウターを選ぶというのもいいでしょう。
自分の頭のなかだけで服装を決めようとすると、なかなか迷ってしまうことが多いです。
着れる服はたくさん持ってるのに、当日になるとなかなか決まらない。そんなときはまず出掛ける場所の環境・人の特徴を事前に整理しておくのがオススメです。
動きやすさで分ける
もう1つ重要なのが”動きやすさで分ける”という考え方です。
冠婚葬祭向けのスラックス、もともとは作業着として普及したジーンズ、スポーツ用のスウェットなど、洋服は基本的に”目的に合わせて”作られています。
つまりそれぞれの場面に適した服を着ていくと決めれば、服装の迷いを一気に減らすことができるんです。
繰り返しになりますが、僕の職場は私服で作業するので何より動きやすさがとても重要。そこでパンツは基本的にジーンズを履くスタイルに落ち着きました。
スラックスだとどうしても動きやすさに欠けますし、スウェットのジョガーパンツだと部屋着のようなダラシなさが出てしまう。その中間が細身のジーンズでした。
いま持ってるジーンズは黒スキニーとインディゴデニムだけでシンプルな形なので、トップスとの相性もあまり深く考えないで済みます。
そしてトップスですが、職場に着ていくのはTシャツやスウェット・ブルゾンが中心です。
Tシャツやスウェットは洗濯しやすいのでガンガン使っていけますし、ブルゾンは丈夫で暖かい。なるべくシンプルな服を選べば、カッコイイ作業着として使うことができます。
一方セーターで仕事するとどうしても動きにくいので、最近は休日用の服として定着しました。
仕事は週休2日で、持ってるセーターもちょうど2つ。ロングコートも2つ持っていて休日に着ることが多いので、休日の服装はセーター×ロングコートというのが目安になっています。
ちなみに靴も動きやすさを優先したいので、革靴は休日に履くというのが基本です。
このように”動きやすさ”で洋服を決めると、持ってる服が多くても選択肢を絞ることができるようになります。
面倒な服装は休日にやる
さらに”服装の細かさで分ける”というのも結構重要だったりします。
準備に時間がかかる服装は”時間にゆとりのある休日限定”にするという考え方です。
たとえばこの服装は帽子やマフラーなど小物が多い着こなし。これを仕事の日にやろうとすると、朝がバタバタして準備に時間がかかります。
なのでこういった細かい服装は、仕事ではなく休日に楽しもうというが僕の現在の考え方です。
そして同じ休日でも、たとえば午前の早い時間から出掛ける場合はシンプルな服装にすることが多いです。帽子は使わず、マフラーは垂らすだけとかですね。
どれだけ考えた着こなしでも、再現するのが難しい服装は面倒くさくなって段々やらなくなる傾向があります。
自分の負担にならないように、時間に余裕があるときだけ凝った服装にするのがいいでしょう。
これら全部をいつも意識してるわけではありませんが、環境に合わせてムリのない範囲でファッションを楽しむ。
これが根底にあるだけで、迷いも負担も少なくて済みます。
持ってる服の数を少なくするのが一番理想ですが、今回紹介したように、最初から使う場面を分けるというのはかなり効果的。
どの服をどんな場面で着るか。事前にザックリと決めておけば、普段洋服を買うときの方針もクリアになっていくでしょう。