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低身長男子はオーバーサイズの服が似合わない?オシャレに着こなす5つのポイント

小柄の小松です。今回は低身長男子がオーバーサイズの服を着るコツについて。

「身長が低いから洋服が似合わない」と悩む人は多そうですが、特にオーバーサイズの服はハードルが高いと感じるかもしれません。

たしかに細い服のほうがバランスを取りやすいですが「ゆるい服装でもオシャレをしてみたい」と憧れる人もいると思います。

そこで今回は、身長162cmの僕がやっているオーバーサイズの攻略法について提案したいと思います。

低身長男子はオーバーサイズの服が似合わない?オシャレに着こなす5つのポイント

ということでオーバーサイズの服を着るポイントを5つ紹介します。

なるべく分かりやすい方法を話していきますが、全部を同時にやる必要はありません。

2つか3つくらい意識すれば十分効果があるので、着こなしに迷ったら部分的に取り入れてみてほしいです。

①大人っぽい服を選ぶ

まずはオーバーサイズの服そのものの選び方から。

1番簡単なのは「大人っぽく見える服をゆるく着る」ことです。

そもそもオーバーサイズなら全部子どもっぽいわけじゃありません。

スウェットとかジーンズなど、細身でもラフな服をオーバーサイズにするから極端に子どもっぽく見えてしまうんです。

特に10代や20代前半の人に多いですが、量販店で買ったグレーのスウェットを超ビッグサイズで着たら子どもっぽくなります。

そこにワイドデニムやスニーカーを合わせたら、おしゃれに見せるのがかなり難しい。

けれどもとの洋服が大人っぽいものなら、サイズが緩ければむしろ普段着としてちょうどいいバランスになってくれます。

たとえばジャケットやシャツなどが分かりやすいです。

これらはもともとスーツの着こなしで使われるアイテム。それが緩いサイズになれば、ジャケットの大人っぽさを少し崩してくれます。

洋服の大人っぽさはデザイン・シルエット・色(素材)で決まるという考え方があります。

シャツやジャケットはデザイン・色が大人っぽいものが多いので、シルエットがちょっと緩くてもそこまで子どもっぽくは見えないんですね。

そう考えると、ワイドスラックスも同じく使いやすいアイテムになります。

スラックスもデザインや色が大人っぽいものが多いですよね?

それが緩いシルエットになれば、同じように普段着として使いやすいバランスになってくれます。

たとえばセーターをオーバーサイズにしても多少は問題ないですし、ボリュームのある革靴も理屈的にはOKということ。

正直オーバーサイズのスウェットとかでも組合せ次第ではイケるんですが、ハードルを下げるなら「大人っぽいオーバーサイズの服」が1番簡単かと思います。

②革靴・レザー小物を使う

次は合わせるアイテムについて。

オーバーサイズの服単体が子どもっぽく見えるなら、他のアイテムを大人っぽくすればバランスは取りやすいです。

特に分かりやすいのが足元に革靴を使ってあげること。

革靴はスーツの服装で使われる大人っぽいアイテム。しかも足元などの先端は、僕らが思ってる以上に目立つポイントです。

「オシャレは足元から」なんて言葉もありますが、目立つ足元を革靴にすれば、オーバーサイズの服を大人っぽく見せることができるんですね。

たとえばちょっと緩いチェックシャツを使う場合。

チェックシャツは普段着らしさの強い服で、ダサいと言われることもある不遇のアイテム。

ただダサいといわれるのは、下半身もデニムやスニーカーなど子どもっぽい服を使ってる場合が多いです。

でも大人っぽい革靴を使えばチェックシャツの子どもっぼさをカバーしてくれます。

さらにここではスラックスも使ってるので、上半身がチェックシャツ・キャップでも大人っぽく見せることができます。

革靴・スラックス以外だけじゃ厳しいときは、レザーバッグも使ってあげるのがオススメです。

たとえばこのMA-1は横にボリュームがあってワッペンも付いてるのでかなりラフな服。

なので革靴・スラックス・レザーバッグをフル活用して徹底的に大人っぽく調整しました。

この3つを全部使うとキメすぎになることもありますが、オーバーサイズで派手な洋服を着たときはさなり効果的。

レザー小物は値段が高いので一気に揃えるのは難しいですが、少なくとも革靴だけは早めにゲットしたほうが便利だと思います。

③脚を長く見せる

次はスタイルを良く見せる工夫について。

オーバーサイズの服は子どもっぽくなりやすいですが、なるべく脚長に見せればそれをカバーできます。

モデルさんてどんな洋服を着てもオシャレに見えると思うんですが、それは顔が小さくて脚も長いという「スタイルの良さ」が特に大きいです。

僕らは身長が低いので、彼らと比べるとどうしてもスタイルが悪い。それが子どもっぽく見える理由の1つになってるんですね。

身長とか顔の大きさは変えるのが難しいですが、脚を長く見せるのは比較的簡単です。

たとえばパンツと靴を近い色で統一すること。色が近いと繋がって見えるので、もとが短足でも脚長に見せることができます。

上半身も近い色にして、パンツを靴にかぶせると脚長効果がさらにUPします。肩からつま先まで全部繋がって見えるので、脚の長さも太さもまとめて誤魔化せます。

ワイドパンツって難しいイメージがあると思いますが、低身長男子が脚長効果を出すときは、細身のアンクルパンツより使いやすかったりします。

ちなみに上下が近い色なら靴だけ明るくしてもOKです。

トップスとパンツが繋がってればスタイルはかなり良く見えますし、パンツをかぶせてるので靴で遊ぶゆとりができます。

なので「トップス・パンツ」「パンツ・靴」のどちらかを揃えるのが手っ取り早い。僕の服装はだいたいこの2パターンです。

地味になりやすいというデメリットもありますが、体型にコンプレックスがある人はまず試してみてほしいテクニックです。

④顔まわりに視線を誘導する

続いてはどんな服装でも使える考え方について。

今回いろんな方法を紹介してますが、全部の服装に共通してるのは、顔まわりに目線が集まりやすくすること。

実は顔まわりが目立つ服装にすると、身長の低さは意外と誤魔化せます。

逆に靴やパンツなど足元に目線がいくときほど、身長やスタイルの悪さが目立つ傾向がある。

なので顔まわりに何かしらの小物を使ってバランスを取るようにしてみてください。

たとえばこの着こなしではロングシャツを使ってますが、カーディガンと比べて着丈がかなり長め。

他の服は細めですが、シャツの裾だけが目立ってる状態です。

そこでシャツの悪目立ちをカバーするためにキャップをかぶり、目線が上にいくよう工夫しました。

帽子をかぶるとアイテムが増えることになるので、シンプルな服装にアクセントを足せるというメリットもあります。

秋冬だとマフラーやスヌードを使っても同じ効果があります。

マフラーは面積が大きいのでそれ単体でかなり目立つもの。そういう小物が顔まわりにあれば、オーバーサイズの服を着てもあまり目立たなくなってくれます。

ちなみに僕はメガネやイヤーカフを使った着こなし提案が多いですが、これらも顔まわりに視線誘導するために使ってます。

あと髪が長い人や茶髪・金髪の人も、顔まわりに視線誘導しやすいです。なので身長が低くて黒髪短髪の男性は、顔まわりに視線を集める手段を持っていたほうがラクです。

他にも方法はたくさんありますが、持ってる小物をフル活用して顔まわりに視線が集まるよう工夫してみてほしいです。

⑤手首・足首を細くする

そして最後は手首・足首などの先端について。

首・手首・足首などの先端は結構目立つポイントですが、これら全部がダボダボしてるとダラシない印象が出やすいです。

逆にいうと、オーバーサイズの服でも先端だけ細ければそこまで悪目立ちしないということになります。

たとえばこのコートは着丈が膝下まであってかなり長めです。

でも袖丈はむしろちょっと短いくらいなので、全体で見るとそこまでオーバーサイズには見えないはず。

足元は細身のスラックスを使ってますが、足首のところがキュッと細くなってるのでここもダラしなさは少なめ。

僕はワイドパンツを使った着こなしをよくやりますが、そういう服に抵抗がある人は、まず先端だけ細くすれば解決できると思います。

あとは「先端がリブで絞られてる洋服」も使うのも効果的です。

たとえばこのコートは横幅が広くて袖丈も長いですが、袖先がリブになので手首まわりで止まるデザインになってます。

パンツも緩めのものを穿いてますが、足首だけキュッと細いジョガーパンツなので、先端だけは細く見せることができます。

袖はまくってもOKですし、パンツも同じように裾をまくってメリハリを作れば解決できたりします。

オーバーサイズの服を着るときはこのメリハリという方法が結構使えるので、是非試してみてほしいです。

①大人っぽい服を選ぶ
②革靴・レザー小物を使う
③脚を長く見せる
④顔まわりに視線を誘導する
⑤手首・足首を細くする

ぜひ今回の考え方を参考にしてみてください。

 

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