小柄の小松です。今回はトレンチコートを格安でゲットする方法について。
トレンチコートはファッションの定番でいつも人気なアイテムの1つ。
ユニクロでも売っていますが、色やデザインが物足りないと感じる方も多いと思います。
そんなトレンチですが、実は古着ならクオリティの高いものでも数千円で買うことが可能です。
今回はそのルートと、選び方のポイントを提案していきます。
トレンチコートをユニクロの半額以下の値段でゲットする方法【古着のロンドンフォグ】
ということでトレンチコートを格安でゲットする方法についてです。
今回購入したのはロンドンフォグというブランドのもの。
値段は5000円ほど。古着屋の通販サイトで購入しました。
基本的に1万円以下で売ってますが、運が良ければ2000円代でゲットすることも可能です。
バーバリーに負けない老舗ブランド
ロンドンフォグは古着市場でよく見かけるブランド。
アメリカ海軍に防水コートを提供していた老舗。名前が少しややこしいですが、こちらはアメリカのブランドです。
1950年頃からはレディースのコートも扱うようになり、コート以外にも幅を広げていきました。
ショップがオープンした当時は、アメリカで売れるレインコートの半分以上がロンドンフォグだったという人気ぶり。
トレンチコートといえば、1800年代から続くバーバリーやマッキントッシュ・アクアスキュータムの3大ブランドが有名です。
ロンドンフォグは1923年創業なので後発組ですが、コートはそれらに負けない質の高さがあります。
使い込んだ古着だからか、ストンと下に落ちるような滑らかさ。いわゆる「落ち感」のある生地です。
古着なので場合によってはダメージや汚れがあるかもしれません。
僕が買ったものはボタンまわりに少しシミがありました。
ただ致命的なレベルじゃないので、古着っぽさを残すためにそのまま着用しています。
僕が購入したものはボタンの配列が逆だったので、おそらくレディースです。
ジップで取り外せるライナーも付いてましたが、付けたままだと厚手のインナーを着たときにキツかったので外しています。
モノに寄ると思いますが、シルエットは適度に緩いサイズです。
袖のベルトや大きい襟などのシンプルなトレンチらしさがあり、上品だけどリラックスした雰囲気。
3大ブランドより知名度は低いですが、間違いなくそれらに引けを取らないクオリティです。
正直なところ、日本のショップで新品を探すより良質なんじゃないかと感じます。
ファッションの最前線にいるかというと微妙なところですが、トレンチコートの良品を探すならまずロンドンフォグで探してみてほしいです。
カーキ・ベージュがおすすめ
続いてはおすすめのカラーについて。
ロンドンフォグで買ってみてほしいのは、カーキやベージュなどの色。
一般的なベージュトレンチはパキッと明るい色が多いけれど、ロンドンフォグはくすんだ色味が古着市場だと出回っています。
実物はピンクベージュがくすんだような雰囲気があります。
このカーキ・ベージュどちらともいえる曖昧な感じは、まさに絶妙のひと言。他のブランドで探すとなかなか見つからないレアなカラーです。
ライトベージュのトレンチは着こなしが難しいですが、中間色のロンドンフォグならパッと着るだけでサマになりやすい。
もちろん黒などを選んでもOKですが、ベージュトレンチを持ってるとダークトーンの洋服が最大限活かせます。
トレンチだけで簡単に明るさをプラスできるので、インナーが暗い色でも地味に見えにくい。
男性のコートは黒・グレー・ネイビーが多いですが、こういうカラーを1着持ってれば着こなしの幅は一気に広がるでしょう。
ライトベージュも売っていますが、このコートのようになるべく「くすんだカラー」を選んでみてください。
スッキリしたデザインを選ぶ
トレンチはミリタリー由来の洋服ですが、使いやすさを考えたら「スッキリしたデザイン」を選ぶのが簡単。
トレンチらしさが全面に出たものは重厚なイメージが強く、着こなしのバランスを取るのが難しくなってしまうからです。
特に肩まわりがポイント。たとえば写真のように「エポーレット」が付いてないタイプなら、よりスッキリした印象に抑えられます。
あとは襟の高さもポイント。
トレンチの襟は1番上だけ高くなってるものが多いです。イメージとしてはステンカラーコートのような感じ。
そういうタイプだとカッチリした印象が強すぎてバランスが取りにくい。
なので「襟が低いトレンチ」を選ぶようにしてみてください。
襟が低いトレンチはゆるい雰囲気が出て、適度にラフな印象を出すことができます。
これはユニクロUがよくやる手法。古着でもこういった形を選べば、いまの時代に合ったイメージをつくりやすいです。
この形だとマフラー・スヌードが巻きやすく、襟の高いインナーを重ね着するときも便利。たとえば写真のライダースやトラックジャケットなどです。
セカンドストリートやトレジャーファクトリーなど古着のオンラインで結構出てくるので、理想のトレンチが見つかると思います。
①バーバリーに負けない老舗ブランド
②カーキ・ベージュがおすすめ
③スッキリしたデザインを選ぶ
ぜし購入を検討してみてください。