小柄の小松です。今回はモッズコートと相性がいい洋服について。
ミリタリーの定番アイテムとして人気上昇中のモッズコート。
他のコートより少しラフな印象があるアイテムですが、どんな洋服に合わせるか迷ってる人もいると思います。
そこて今回は、1番簡単にバランスが取れるスウェットパーカーとの組合せを提案していきます。
【M51】モッズコートの重ね着インナーはパーカーが1番簡単【メンズコーデ】
ということでモッズコート×パーカーの着こなし提案です。
使用アイテムを載せてますが、後ろの英数字がサイズです。
★使用アイテム★
ユニクロ×JWA:モッズコート(XS)
CURLY&Co.:RAFFY PO PARKA(2)
green label relaxing:SUVINタートルネックT(M)
soe:Perfect Slacks(0)
ユニクロ×JWA:ヒートテックデオドラントソックス(25〜27cm)
THE ONITSUKA:ビットローファー(25cm)
SOPHNET.:SOLOTEX CHECK TOTE BAG
soe:Leather Key Holder
soe:ウォレットパールチェーン
KAIKO:ABSTRACT EAR CUFF
amp japan:オーバーラップリング(17号)
Paul Smith:オーバーリムスクエア
この着こなしで気をつけたポイントを話していきます。
M51型はパーカーと相性抜群
まずはパーカーと相性がいいモッズコートの種類について。
モッズコートには有名なモデルが2種類ありますが、今回使ってるのは「M51」をアレンジした形。
フードが一体になっていて、襟が小さく出た形。
こういうM51型のモッズコートならパーカーを重ねたときにスッキリと収まってくれます。
パーカー選びについては特に大きな制限はありません。
ただフードのボリュームがありすぎるとモッズコートの中で収まりが悪くなりやすいです。
今回のパーカーは少しフードが大きいですが、モッズコートになんとか収まるレベル。
「フードの大きいパーカーは使いやすくて良品」という考え方がありますが、モッズコートとの重ね着ではやや小さいくらいがベターです。
そして綺麗に重ね着するためには3つのステップを踏んでみてください。
パーカーのフードを頭からかぶる
↓
その上からコートのフードを重ねる
↓
フードを背中側に戻す
そのまま重ねると不恰好な形になりますが、この3ステップを守ればスッキリした印象が出せます。
パーカーはコートと同色でもOKですが、今回は色を変えて明るめにしました。
パーカーの重ね着はチェスターやステンカラーでもできますが、1番スッキリ収まるのがモッズコート。
かなり簡単なので、モッズコートの合わせに迷ったらまずパーカーから試してみてください。
パンツはスラックス固定でOK
続いては下半身のアイテムについて。
パーカー×モッズコートの場合、下半身はスラックス固定で問題ありません。
パーカーは普段着らしさが強い洋服。さらにモッズコートも他のコートと比べたらラフな印象が強いです。
この2つを合わせると上半身はラフに偏ります。そこでスラックスを使えば、下半身が大人っぽくなりバランスが取りやすいです。
そしてスラックスはコートと同色にするのが簡単です。
今回のコートは色が切り替わった珍しい形ですが、ネイビーが主体なのでスラックスも同色に揃えてます。
あとスラックスはワイドではなく細身を選んでみてください。
このモッズコートは着丈が膝上までしかありません。ここでワイドパンツを合わせると、シルエットが中途半端になってバランスが悪くなりやすい。
なので下半身をグッと細くして、上が太くて下が細い「Yライン」をつくるのが簡単。
コートの着丈が長ければワイドでもいけると思いますが、まずはベーシックな合わせでシルエットを整えてみてほしいです。
ローファー×靴下を活用
最後は足元のアイテムについて。
大人っぽくするためにスラックスを使いましたが、同じ理由で革靴も合わせています。
スラックス×革靴にすれば、より下半身を大人っぽく見せられるからです。
ローファーにしてるのは「靴下のチラ見せ」をしやすくするため。
やや明るい靴下を合わせて、下半身に少し装飾をプラスしています。
実はロングコートの着こなしだと「靴下のチラ見せ」はかなり重要なポイント。
Yラインをつくればシルエットは整います。けれど下半身が細くするだけだと、コートの主張に負けてバランスが悪く見えやすい。
試しにソックスの部分を指で隠してみてください。「なんとなく下半身が物足りない」と感じるはずです。
言葉で説明するのは難しいですが、ロングコートの着こなしは「シルエットを整えて、下半身に明るい色を少し足す」を意識してみてほしいです。
①M51型はパーカーと相性抜群
②パンツはスラックス固定でOK
③ローファー×靴下を活用
ぜひ今回の考え方を参考にしてみてください。