小柄の小松です。今回はチルデンニットが似合わないときの解決策について。
チルデンニットは無地セーターより装飾があって便利そうなアイテム。
けれど組合せに注意しないと子どもっぽさ・オジさんぽさが出やすいクセモノです。
そこで今回はチルデンニットを似合うようにする選び方・リメイクを提案します。
チルデンニットベストがダサい・似合わない理由【白ラインを消すリメイクで解決】
ということでチルデンニットベストをリメイクする提案です。
使うのはGUのニットベスト。
まずはチルデンニットが似合わない理由について説明。そのあと具体的なリメイク方法を紹介していきます。
首元に白ラインがなければOK
結論からいうとチルデンニットが似合わないのは「首元の白ライン」が1番の原因といえます。
チルデンニットを象徴する装飾ですが、これが「学生が着てるアイテム」だという印象を強く出してきます。
僕自身も何度か着て出かけましたが、組合せによっては「なんか中学生ぽいよね」と知人に言われることが多かったです。
シャツを避けてデニムやパーカーを重ね着すれば、学生服っぽさを減らすことはできます。
ただそうすると着こなしのバリエーションが少なくなってしまう。シャツを合わせたくても学生っぽいと言われるのは避けたい。
この白ラインがともかくクセモノなのです。
https://www.gu-global.com/jp/ja/products/E342533-000/00?colorDisplayCode=67&sizeDisplayCode=004&utm_content=list_item&utm_medium=gu_mobile_app&utm_source=list
なので学生っぽさを減らしたければ、首元が白くないラインを選ぶのがベター。
同じチルデンニットでも、首元のラインが目立たなければ学生っぽさはかなり減ります。
ただしそのぶんアクセントが減るので、地味な印象が強くなる。なのでどっちを取るかという話になってきます。
それを解消するのが今回のリメイクです。
「布用絵の具」を使えばリメイクできる
タイトル通りですが、今回は白ラインを消すリメイクをやりました。
使ったのは布用絵の具。僕は「かけるくん」というものを使用しました。
説明書が付いていますが、それによると他に必要なのは筆と水。
ただ水はほとんど使いません。僕は原液のままセーターに塗りました。
絵の具はネイビーを使ってますが、他の部分を汚したくなかったので細い筆を選んでます。
養生テープとかでまわりを隠すのもアリだと思います。
今回のチルデンニットはダークネイビーですが、絵の具が同色でも全く同じカラーにはなりません。
事前に別の場所に塗ってみましたが、紙と実際の洋服では染まり方が違うようです。
これはおそらく他のメーカーでも同じ。なので首まわりに少し層ができることになります。
ポイントは横に引っ張りながら塗ること。
これは表面だけ塗っても隙間から白が見えてしまうからです。
最初は表面だけ全体を塗り、あとから引っ張りながら仕上げていくのがベターだと思います。
塗り終わったら乾くのを待ちます。
ドライヤーを使えば乾きやすいですが、それでも自然乾燥させる時間は必要です。
ある程度乾いてから背中側を塗ってみてください。ボディに色移りしないよう気をつけるのもポイントです。
完成したのがコチラ。
今回はとりあえずオモテだけやりました。裏地のほうは白いままです。
裏に少し絵の具が付いてますが、乾けば簡単には色移りしません。摩擦に気をつける必要はありますが…。
白ラインは1本だけ残しましたが、その理由は次の項目で説明します。
白ラインを1本残すと使いやすい
白ラインを1本だけ残したのは「適度なアクセント」を残したかったからです。
ラインが白くないチルデンニットは意外と売ってますが、それだと地味になってしまう。
特にジャケットやコートを着たときに映えないのが困るんですよね。
首元の白ラインを消せば学生っぽさはかなり減ってくれる。なので目立たない裾だけを白いままにしました。
https://soduk.co/all/shirt-and-knit-blue/
実は今回のリメイクは参考にした服があります。それがこのsoduk(スドーク)というブランド。
こちらはシャツとベストが一体になった洋服。チルデンニットの要素を残しつつ使いやすくした絶妙な発想です。
僕はニットベスト単体でいろんなアレンジをしたかったので、GUをリメイクすることにしました。
絵の具が同色に染まらないので別物になりましたが、使いやすさがUPしたのは間違いありません。
sodukのシャツニットは6万円ですが、ユニクロやGUをリメイクすれば5000円以下で再現できます。
今回は白を消すというアプローチでしたが、逆にダークトーンのニットを白い絵の具でリメイクするのもあり。
白なので飛び散らないよう気をつける必要がありますが、全く同じ発想でリメイクすることができます。
実際に着てみるとこんな感じ。
首元がダークトーンになったことでかなり着やすくなりました。
下半身をデニムにすれば、シャツと重ね着してもそこまで学生っぽさは出ないと思います。
ちなみにこの「かけるくん」はAmazonでも売ってますが、送料が700円と高いのがデメリット。絵の具本体も結構高いです。
公式サイトなら3500円以上で送料無料になるみたいです。なので他の色も欲しいという人は公式で買うのがベター。
他のメーカーより塗りやすかったのでクオリティは間違いないと思います。
高いのが気になるという人は他のメーカーで試してみてほしいです。
①首元に白ラインがなければOK
②「布用絵の具」を使えばリメイクできる
③白ラインを1本残すと使いやすい
ぜひ今回の考え方を参考にしてみてください。