小柄の小松です。今回の記事は夏のTシャツの袖まくりの失敗例について。
Tシャツの袖まくりは夏の着こなしをスッキリとオシャレに見せてくれるという記事もありますが、実は低身長男子、Tシャツの袖まくりとの相性が悪いのです。
身長が低いと腕が短く見える
半袖Tシャツの袖まくりは身長の低い男子ととても相性が悪いもの。
1つめの理由は腕が短く見えてしまうことです。
袖まくりをすると肘の位置がクッキリとわかり、結果的に腕の長さが短く見えてしまうからです。
パンツの腰位置がわかると短足に見えてしまうのと同じように、腕でも同じことが起こるということです。
また、袖まくりすると肌の露出が増えることになります。
身長が低いと、全体で見たときの肌面積が増えてしまうので、これがダラシなさに繋がっていきます。
ネットの記事では男性・女性向けどちらのファッションサイトでもオススメされているTシャツの袖まくりですが、すべての人に当てはまるとは限らないのです。
袖まくりと顔のギャップ
https://vogueword.click/archives/2589
2つめの理由は袖まくりと顔つきのギャップです。
この外人さんが着てるTシャツは袖丈が短め。その結果、筋肉質な身体が強調されて、よりダンディさが強くなっています。
しかしこれは外人さんならではのバランス。童顔な僕ら日本人がやると、顔とのバランスが取れず、わざとらしさが加速します。
袖まくりすることで、たしかに腕回りは筋肉質に見えますが、顔とのギャップが激しいと腕だけが目立ってしまって違和感に繋がるのです。
スマホをいじるという軽い動きでも腕だけが目立ちます。
もちろんダンディで男前な顔つきをしている方なら問題ありません。よりかっこよくなると思います。
ですが、基本的に筋肉質な身体を強調することは異性からはあまり好かれないはず。
それなら袖まくりをせず、普通にTシャツを着るほうが違和感が少なくて済みます。
童顔な日本人は袖まくりを避けたほうがいいでしょう。
トレンドに合わない
https://www.google.co.jp/amp/s/sakidori.co/article/162614/amp
3つめの理由はトレンドに合わないことです。
ここ数年で、上下をゆったりした服装で合わせるビックシルエットという着こなしが定着してきました。
全身をゆったりさせないとオシャレになれないということはありませんが、Tシャツの袖まくりはフィット感がありすぎて、この流れに合わないのです。
ここ数年ブランドが展開しているアイテムは、袖や裾丈など、どこかをゆったりさせたシルエットのものが多め。
一見普通の服でも、ビックシルエットの名残があるものが多いので、あまりにもフィット感がある着こなしは、違和感に繋がりやすくなってしまいます。
もちろん世の中のすべての服がゆったりした物だけ展開してるわけではないですが、わざわざ袖まくりをして流れに逆らう必要はありません。
トレンドの流れという点でも、袖まくりはしないほうがいいといえます。
夏のTシャツは要注意。かえってバランスをおかしくしてしまう場合があるので、袖まくりせずそのまま着ることをオススメします。
途中の”肌の露出”についてはこちらの記事でも触れているので、参考にしてみてください。