ファッション

着るだけでおしゃれになれる洋服が存在しない理由【股下や袖丈に注意】

小柄の小松です。今回は服を選ぶときに試してほしいことについて。

洋服は安いものから高いものまで色々ありますが、厳密に言うと「着るだけでオシャレに見える服」というのは存在しないといえます。

この記事ではその理由と解決策を提案したいと思います。

着るだけでおしゃれになれる洋服が存在しない理由【股下・袖丈に注意】

繰り返しになりますが、どんな洋服も着るだけでオシャレに見えるわけではありません。

人の体型は身長・体重から細かい部分まで多種多様。けれど売られてる洋服はS,M,Lなどザックリとしたサイズ展開しかありませんよね?

そうすると、洋服のサイズが部分的に合わないということが起きてきます。

「ユニクロでおしゃれになれる」と言われていても、実際おしゃれな人を街中で見かけることって少ないですよね。

おしゃれな人とそうでない人の違い。それは部分的に合わないサイズをどう処理するかが分かれ道になってくるのです。

初心者は足元のシワ・クッションをなくす

この記事ではあくまで基本的な内容を書きますが、まず最初に気をつけてほしいのはパンツの股下の長さ。

ユニクロなどで試着するとわかりますが、パンツの丈は長めにつくられてるものが多いはず。

股下が短いと基本的に長くできないですが、股下が長ければ裾上げで短くすることができますよね?

なので多くのパンツは股下が長めにつくられてることが多いのです。

で、股下が長いと1つ困ったことが起きます。それは足元にシワ(クッション)ができること。

スーツのスラックスをダボダボに穿いてる人はダラしなく見えますよね?逆にスラックスの丈がコンパクトに収まってると整った印象があるはず。

https://weekly.ascii.jp/elem/000/002/630/2630098/

よくいう全身黒のオタク=ダサいというイメージは、足元のクッションが大きく影響しています。

買ったパンツをそのまま穿くと、股下が長い場合が多い。それを何もせずにそのまま穿けばクッションができる。

そうすると洋服選びに気を使っていないという印象が出やすいのです。

実際はあえてクッションをつけるという方法もあります。

ただそれを狙ってやる場合は服選びと着こなしにコツが必要です。でもコツがわからなければ、ただ単にルーズな印象が出て逆効果になる。

つまり初心者はクッションを出さないようにするのが簡単なんですね。

クッションを出さないためには洋服屋で裾上げをお願いしてもいいですが、長さを変えずに整える方法もあります。

それは裾を折り返す”ロールアップ”を活用すること。

パンツの丈が少しだけ長いときは、ロールアップするだけで印象を整えることができるのです。

パンツの裏地が違う色の場合、ロールアップすることで服装に明るさをプラスすることもできます。

暗い色が多い服装は重たく地味に見えやすいですが、ロールアップすればその問題を解決できる。

太くまくりすぎると必要以上にダラしなく見えたりするので注意が必要ですが、細く1,2回ロールアップすれば大きな問題はありません。

それと細かいですが、スニーカーの紐は靴の中に隠してあげるのがいいです。

スニーカーの紐は太いものが多いですが、結んだ紐が出ているとそれも野暮ったい印象をつくる原因になります。

スニーカーの通販サイトの画像を見てみてください。スニーカーの形を綺麗に見せるため、ほとんどの画像は紐を隠しているはずです。

パンツの裾をロールアップして、スニーカーの紐を隠す。この2つをやるだけで足元の印象はかなり整います。

そこまでやるのかよという話ですが、両方やってる人はほとんどいないので一度試してみてください。

「オシャレは足元から」なんて言葉がありますが、普通の人が気を配らない部分を工夫できるのは強みになります。

こういった小さなことを当たり前にすれば、どんなときも服装を整えるクセがついてくるでしょう。

袖丈が長いときに必ずやってほしいこと

足元の次は袖丈についてです。

パンツの股下ほどじゃないですが、洋服の袖丈も長すぎるという場合が少なくありません。

足元と同じで長すぎると子どもっぽい印象が出てしまうので、この場合も袖をまくってあげるのがベターです。

僕は腕が短いほうので、ほとんどの服は袖をまくって着ることが多いです。

もとのデザインを損なう場合もありますが、長すぎてダラしなく見えるよりは何倍もマシ。

実は袖丈もお直しで短くすることができますが、洋服屋によっては対応してないところもあり、自分でお直し屋さんに行く必要があったりします。

しかもパンツの裾上げより値段が高い。セーターだと3000〜4000円とかします。

袖まくりしても野暮ったくなる服はお直しするのが確実ですが、特に違和感が出なければ袖まくりするだけで十分でしょう。

ちなみにコートの袖もまくってOKです。

秋冬用のコートをガッツリまくると違和感が出やすいですが、数センチ折り返す程度なら問題なありません。

ちなみにコートは中に着るインナー次第で袖丈が短くなったり長くなったりします。なのでお直しすると、別の洋服と合わせたときに妙に短く見えることもある。

なのでお直しするよりは袖まくりで調整したほうがいいでしょう。

首まわりにゆとりを持たせる

足元・袖先だけで印象はかなり整いますが、もう1つ試してみてほしいのは”首まわり”です。

たとえばシャツの第1ボタンを留めたとき、首まわりが窮屈だと服に着せられてるような印象が出てしまう。

これはシャツに限らずですが、首まわりは適度にゆとりがあったほうが整ってるように見えやすいのです。

なのでシャツを着るときは、第1ボタンだけあけてスッキリ見せるほうが安全。

首が細い人ならボタンを留めてもOKですが、もし首が太いならムリする必要はありません。

首まわりが詰まっていると顔が大きく見える原因にもなるので、なるべくスタイルを良く見せたい人は参考にしてみてください。

https://wear.jp/sp/item/34645235/

複数の洋服を”重ね着”するときも首まわりは意外と重要です。

顔を大きく見せないのもそうですが、中のTシャツの見せ方を調整するという役割もあります。

洋服のなかにはジップで首まわりを調整できるタイプもありますが、これもどれくらいジップを閉じるかで印象は変わってくるもの。

匙加減が難しいですが、写真のように真ん中付近で留めておくとバランスがいいかと思います。

ちなみに1番避けてほしいのはこういうパターンです。

秋冬の服で定番となってるタートルネックですが、こんなふうに完全に首を隠すと顔がかなり大きく見えます。

ハイネックやモックネックというのも首まわりが高い洋服ですが、そう入った服はなるべく首の見える面積を増やしてあげたほうがベター。

そもそもこういう服は苦手だから買わないという人もいますが、実は首元に高さがあるとシャツ+ネクタイのような大人っぽさを出すことができます。

顔の大きさが気になる人は避けてOKですが、モノ選びと着こなしを工夫すればバランスを取ることは可能。

足元・袖先は印象を整える系でしたが、首まわりは失敗するとスタイルの悪さを強調させるので、より慎重に考えたほうがいいでしょう。

ということで今回のポイントは…

・ロールアップで足元のクッションを消す
・袖まくりもダラしなさを減らせる
・首まわりは適度にゆとりを持たせる

あくまで提案ですので悪しからず。

この考え方を頭の片隅に入れてもらえれば嬉しいです。

 

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