小柄の小松です。今回は「明るいTシャツを使った重ね着のメリット」についてです。
服の重ね着は、首元・裾から白Tシャツをチラ見せするのが一般的ですが、場合によっては明るい色のインナーが役立つこともあります。
今回の考え方を知っていると、洋服の「特定のイメージ」を重ね着でカバーするヒントが見えてくるかと思います。
【メンズ】ハンティングジャケットの着こなしはインナーの色がカギ【おじさんぽいを消す】
ということで明るいインナーを使った秋の着こなし提案です。
下記に使用アイテムを載せていますが、後ろの数字がサイズです。
使用アイテム
ユニクロ:ハンティングジャケット(XS)
ヘインズ:colorsクルーネックTシャツ(M)
アバハウス:ポンチVヘンリーネックTシャツ(46)
ユニクロ:スマートアンクルパンツチドリ(S)
Johnbul PL:ナイロンベルト
シックストックス:ツートーンソックス(M)
TOSS:コンラッドレザースニーカー(25cm)
アニアリ:レザートートバッグ
amp japan:オーバーラップリングPaul Smith:ブルーレンズサングラス
この着こなしで気をつけたポイントを書いていきます。
インナーが変わると服の印象も変わる
まず今回の着こなしは全体的に「おじさんぽく見える服」を多く使っています。
ともすれば作業着としてのイメージもあるハンティングジャケット。Tシャツは少し特殊なデザインですがヘンリーネック。昔ながらの服でおじさんぽさを感じやすいアイテムです。
色だけで考えると地味に見えやすいのは黒ですが、こういった服を中心に使うと、いくら黒以外のカラーを使っても野暮ったい印象が出やすくなってしまうんですね。
そこで今回は明るいインナーを使って「おじさんぽさ」を解消するアプローチを取りました。
具体的には黄色のインナー。こうした明るい色のインナーを重ね着すると、着こなしも明るくなり、若々しい印象をプラスしやすくなります。
腰まわりが影になってるので分かりにくいですが、首・裾の2ヶ所から明るいインナーを見せています。
たった2ヶ所ですが、目立つ色が複数あると全体のイメージを変えることに繋がってくれるんですね。
それと見えにくいですが、今回は合わせてるパンツもおじさんぽく見えやすい服です。
それを少しでも打ち消すためにロングベルトを垂らして、腰からちょっとだけ見えるようにしました。
ベルト垂らしは2017年頃から若い世代を中心に流行りはじめた着こなし。いまでも時々見かけます。
明るいと目立ちますが、黒いベルトなら割とすんなり溶け込ませることができるでしょう。
ところで今回は黄色いインナーですが、明るいインナーといえば白が1番わかりやすいと思います。
白でも若さを出すことはできますが、今回のように意外なカラーを使ってあげると他の服とのメリハリが出しやすい。
見せる面積が多すぎると違和感が出やすいですし、明るければどんな色でもいいとは限りません。
けれどインナー次第で全体の印象を変えることはできます。今回はヘインズのTシャツを使ってますが、ユニクロ・GUなどで重ね着用のTシャツを探して見るのもOKです。
使いやすい明るいインナーの選び方とは?
とはいっても「派手なカラーは抵抗があるから使いたくない」という方もいると思います。
僕自身も明るい色はあまり使わない派ですが、実は明るいインナーにもいろいろ種類の素材があります。
そこでTシャツの素材選びを工夫すれば、明るさを出しつつ主張を抑えることができるんです。
https://www.uniqlo.com/jp/ja/products/E422990-000/02?colorCode=COL42
たとえばこういったTシャツだとハードルは高めです。
ツルッとしていていかにも黄色といった感じ。
数年前に流行ったネオンカラーみたいな色彩の強さですが、なかなかこういった派手な色は手を出しづらいですよね?
一方で今回のTシャツは上の黄色とは少し違います。
よく見ると複数の色が混じった色ムラのある黄色です。こういった素材だと、主張を抑えつつ着こなしに明るさをプラスできます。
派手な色の服は着こなしにアクセントを加えてくれるので便利ですが、苦手な人でもこういった素材のものを選べば、あまり抵抗を感じずに使うことができるでしょう。
ということで今回のポイントは…
・おじさんぽい服は地味に見えやすい
・インナーが明るいと”若さ”を出せる
・色ムラのある服なら抵抗なく使える
ぜひこの考え方を頭の片隅に入れてみてください。