ファッション

「洋服・ファッションは自由に楽しむもの」のウソとホント

小柄の小松です。今回は洋服選びの考え方について。

「ファッションは自由に楽しむもの」

こういった意見を聞くと救われるような気持ちになる方もいると思いますが、この考え方には落とし穴があります。

もしあなたが服装を整えたいと思っている場合、この”自由”の意味について考え直してみる必要があるでしょう。

「洋服・ファッションは自由に楽しむもの」のウソとホント

繰り返しになりますが、自由という言葉は少し誤解を生む表現ではないかと考えています。

自由といえば聞こえはいいですが、現実を考えるとどんな服装をしても良い場面は限られる。

つまり自由=何をしてもいい、ということではないのです。

「〇〇に正解はない」は無責任ではないか?

見出しの通りですが、洋服に限らず「〇〇に正解はない」という表現を使う人がいると思います。

音楽や俳優、あるいは仕事なんかでも使われることがあるかもしれません。「正解はないからいろんなアプローチをしていいよ」という意味で言われたりするはず。

ただその言葉通りに自由な発想で進めるとどうなるでしょうか。「もっとこうしたほうがいい」とか「それはダメだろう」と言われることがありませんか?

自由だとか正解はないと言われつつ、現実はその時々で正解を求められるシチュエーションのほうが多いはずなのです。

http://japanese.china.org.cn/jp/txt/2011-04/20/content_22402448_2.htm

これは洋服で考えてみると割とわかりやすいかと思います。

たとえば原宿を歩いていると多種多様なス服装を見かけます。カラフルな色・極端に奇抜なアイテムを組合せた、まさに自由な服装ですよね。

あくまで他人の服装なので僕らには関係ないことですが、原宿以外でこういった服装の人を見かけることは少ないはず。

まわりと明らかに違う服装というのは良くも悪くも目立つものです。上の服装はいろんな人が入り混じる原宿という場所だからこそ成立するもの。

派手な服装を否定するわけではないですが、自由な服装を受け入れてもらえる環境というのは限られていたりするんですね。

https://logi-lab.com/check-shirt-otaku

「ファッションが自由」という発想で考えると、たとえばプリントTシャツの上からチェックシャツを羽織ってもOKということになります。

ただこういった服装を見たとき、ほとんどの人は”オタク”という印象がよぎるはず。僕自身も以前はこういった服装をよくしていました。

もちろん個人の自由といえば自由です。けれど現実問題として、好印象をもたれにくい組合せがあることは事実。

服装を整えたいと思ったときは、自由=何でもアリという発想をまず捨てたほうがいいのです。

服装を整えるためにはルールが必要

服装を整えるうえで重要なのは、一定のルールをつくることです。

たとえば初心者はまず細身で黒いスラックス・ジーンズを穿くほうが簡単ですし、靴もオールブラックやソールだけ白いスニーカーのほうがバランスが取りやすい。

そういった基盤になるアイテムをまず固定で使い、そこから徐々にバリエーションを増やしていく。

何でもありではなく、制限をかけながら組合せを考えていくほうが服装は整えやすいのです。

もし脚が太いならバキバキに細いジーンズを穿く必要はありません。

その場合は脚の形を拾わない、少しゆったりしたスラックスを穿けばいい。僕が知人にオススメするときも、体型によってはスラックスを選ぶようお願いしています。

どれだけSNSでオススメされている服でも、それを着てお腹まわりが目立つなら別の服を選べばいい。

ルールといっても絶対に〇〇を着なきゃNGということじゃありません。そういった意味では自由です。

下半身をなるべく細く見せる、色数を減らすなどの方針を変えず、個々人の体型によって調整していけばいいのです。

個人的な感覚ですが、「好きな服を着ればいい」という言葉は服好きな人ほど使ってるような気がします。

色や素材・デザインなど、ルールを無視して自分なりにまとめる。まさにファッションは自由を体現してるような人たちがいます。

ただ、それはその人自身にカッコイイ雰囲気があるから成立してることが多い。彼らは長い年月をかけていろんな服を着てきたことで、何を着ても堂々としているのです。

そういった服好きの人達は、僕らとは経験値が違います。だから彼らの意見をそのまま取り入れてもうまくいかないことは多いのです。

そして細身の黒いパンツ・スニーカーなどを使った着こなしは、彼らからしたら地味でつまらないと感じるものです。

彼らはモノ単体の良さに惹かれて服を集めてることが多い。着たい服を着たいように着るというスタンスです。

けれど、あなたの目的が服装を整えることならその方針のままでいいのです。だって彼らとは目的が違うのだから。

なので「もっと攻めてもいいんじゃない?」と言われても、一旦はそういった意見をスルーしてみてください。

攻めるのはルールの基本が染み付いてきてからで問題ありません。

ルールがあるから自由が生まれる

ルールと聞くと着れる服が限られるイメージがあるかと思いますが、実際はそんなことはありません。

基盤になる服が揃ってくれば着こなしのバリエーションが増えます。

そしていままで持っていた特殊な服も、それらと合わせることで活かせるようになってくるのです。

僕が使うパンツは黒・グレー・ネイビーが基本ですが、上半身は明るい色の服を使ったりもします。

下半身を暗い色にして整えておけば、上半身で少し遊んでもバランスが取りやすい。

男性だとスニーカーやトップスのデザインにこだわる人が多いですが、パンツ選びにこだわりがある人ってジーンズマニアくらいなはず。

これまで気にしてなかったパンツ選びに気を使えば、着こなしに変化をつけることは十分可能です。

これまでより制限がかかるのは間違いないですが、一部を固定する不自由さがあるからこそ、バランスを取ることができる。

ルールに従って考えることに慣れると、逆にそのほうが楽しくなってくるものです。

最初は地味すぎて不安に感じるかもしれませんが、そういったシンプルな服装を固めることが1番の近道。

「一定のルールをつくることでファッションは自由に楽しめる」

まずはそのように考えてみてください。

ということで今回のポイントは…

・「〇〇に正解はない」は疑うべし
・服装を整えるためにはルールが必要
・ルールがあるから自由が生まれる

あくまで提案ですので悪しからず。

この考え方を頭の片隅に入れてもらえれば嬉しいです。

 

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