小柄の小松です。今回は違うブランドで統一感を出す着こなしについて。
2020年はテーラードジャケットを使った着こなしをする人が段々増えてきてますが、ジャケット・スラックスを上下セットで合わせる”セットアップ”というパターンが特に多め。
とはいえ、人によっては同じブランドの同じ素材で上下を持ってないという方もいるはず。けれど上下のブランドが違ってもセットアップとして成立させることは可能です。
今回の考え方を知っていると、買った時期が違うアイテム同士でも組合せやすくなります。
ジャケット・スラックスの”セットアップ”は別のブランド同士でもOK【メンズコーデ】
ということで別ブランドの服同士でセットアップを成立させる着こなしの提案です。
下記に使用アイテムを載せていますが、後ろの数字がサイズです。
使用アイテム
ユニクロU:テーラードジャケット(XS)
ユニクロ:ソフトタッチクルーネックT半袖リメイク(L)
UNITED ARROWS:ジャージー1プリーツパンツ(M)
adidas:スーパースター80s RECON(25cm)
agnes b.:ナイロントートバッグ
シルバーレイククラブ:革巾着ベルトポーチ(幅10cm)
ユニクロ×イネス:ドットプリントスカーフ
agnes b.:ロゴピンバッジ
amp japan:オーバーラップフラットリング(17号)
JINS:ワイドシートメタル
この着こなしで気をつけたポイントを書いていきます。
色味が近い”ワントーン”でまとめる
今回使っている服はネイビーですが、どれも買った時期はバラバラ。お互いの色味も微妙に違います。
そういった服同士で”セットアップ”に見せるためにはワントーンコーデの考え方を使うのがベターです。
今回の場合は全体をネイビーという括りでまとめることで、お互いの色の違いが目立たないようにしています。
こうすると、色味・素材が違っても意外と違和感が出ず、セットアップとして見えるようになります。
https://www.fashion-press.net/collections/11954
ちなみに今回の着こなしの発想は、ルメールというブランドのコレクションから取っています。
これをそのまま再現してもよかったんですが、そのままだと少し地味なので白スニーカーや小物を多めにして調整。
スタイルの良さに雲泥の差がありますが、上下の色味を合わせたうえで白スニーカーを履いているので、短足であることはそこまで目立ちません。
簡単にいうと、このスタイルにそのままテーラードジャケットを重ねたような形。
ジャケットとのバランスを考えて、Tシャツの面積を少し長めにするなど調整をしてますが、組合せ自体はかなりシンプルです。
ブランドが違ったとしても、色味の統一を意識すればセットアップとして使う事ができる。
極端に色が違う場合は難しいですが、近い色なら一度試してみる価値はあるでしょう。
胸ポケットにスカーフ等を入れてみる
ここからは着こなしの細かいポイントですが、今回はジャケットの胸ポケットを活用しました。
胸ポケットにカードケースやスカーフなどを入れてあげると、無地ジャケットの地味な印象を減らす効果が生まれるからです。
レザーのカードケースだとこんな感じ。
襟にはピンバッジも付けていますが、2ヶ所に小物を付けるとジャケットがより立体的に見えます。
今回は最終的にスカーフを採用しました。
胸ポケットから明るい柄が見えているので、無地のカードケースより変化を付けることができるからです。
白スニーカーと合わせることで、上下で色の統一感を出す効果もあり。上に明るい小物が増えたことで視線を上に誘導し、なるべく身長を高く見せることも考えました。
小物が増えすぎるとゴチャゴチャした雰囲気が出やすいですが、小さい面積で色数も抑えてしまえば違和感は少なくなります。
柄物のハンカチなど何でもいいので、試しに何かしらを胸ポケットに入れてみてください。結構印象が変わるのがわかるかと思います。
ちなみにバッグも持ち手に革製ポーチを吊るして変化を付けています。
カラフルな色や柄物のバッグを買うのもいいですが、黒いバッグしか持ってないという方はこういった小物使いで地味な印象を回避してみてもいいでしょう。
別ブランド・別素材でも、色の統一感を意識すればセットアップに見せられる。ぜひ今回の考え方を頭の片隅に入れてみてください。