小柄の小松です。今回はおじさんぽい色の服装について。
ベージュやブラウンは秋冬らしさを簡単に出せますが、上下ともこういう色の服だと「おじさんぽい」と思われる可能性もあります。
たとえばチノパンなどを使うとさらにそのイメージは加速します。
そこで今回は、なるべくおじさんぽく見せずにベージュ・ブラウンを使う方法を提案していきます。
ベージュチノパン×ブラウンセーターをおじさんぽく見せない2つの工夫【メンズコーデ】
ということでベージュとブラウンの洋服を使った着こなし提案です。
使用アイテムを載せてますが、後ろの英数字がサイズです。
★使用アイテム★
ユニクロU：タートルネックT(M)
soe：Over Printed Sweater “Kangal” Photographs by Yu Inohara(0)
MUJI Labo：チノワイドクロップドパンツ(XS)
ユニクロ×マルニ：ボーダーソックス(25〜27cm)
THE ONITSUKA：ビットローファー(25cm)
agnes b.：ナイロントート
soe：Key Ring With Leather Strap
soe：オールラウンドストラップ
soe：ウォレットパールチェーン
KAIKO：ABSTRACT EAR CUFF
amp japan：オーバーラップリング(17号)
Paul Smith：オーバーリムスクエア
この着こなしで気をつけたポイントを話していきます。
色合わせの相性はいい
今回はブラウン・ベージュの2色を使ってますが、これ自体はとても相性がいい色合わせです。
お互いに近い色なので、上下で合わせると繋がって見える。
そうすると大人っぽさ・脚長効果をUPさせることができるからです。
ただしここで問題なのが、この2色のイメージ。
繰り返しになりますがどうしても地味な色なので、普通に着るとおじさんぽさが出やすいです。
同じダークトーンでも黒だとシンプルに大人っぽく見えますが、こういったカラーはおじさんぽさだけが目立ってしまう。
そういうイメージをどうカバーするか。
具体的には「色と小物」の2つを意識すれば、マイナスの印象を和らげることができると考えてます。
華やかなカラーを使う
「色・小物」と話しましたが、まず1つ目の色について。
上下の洋服はベージュ・ブラウンですが、それ以外に華やかなカラーを足してみてください。
具体的にはたとえばピンクの靴下など。
地味な洋服と真逆のカラーをどこかに使えば、その中間のバランスをつくりやすくなります。
あとは首元からチラ見せするというのも効果的。
今回はセーターを着てますが、インナーをタートルネックTにして少しだけ明るい色を足しました。
色は白でもいいですが、ブラウンとベージュに近い色を選べばキレイな繋がりをつくれると思います。
あらためて着こなしを見るとこんな感じです。
首・足首などの先端は意外に目立つポイント。そこに華やかな色を足せば、おじさんぼさを減らすことができます。
「目立つ先端」という点では手首もポイントの1つ。
今回はセーターの裏地を袖まくりで見せてますが、たとえば長袖のシャツ・タートルネックTを重ねてチラ見せしてもOKです。
小物でイメージを変える
続いては「小物選び」について。
華やかなカラーと同じ考え方ですが、小物をフル活用すれば、おじさんぽさをさらに減らせます。
たとえばパールネックレスやウォレットチェーンなど。
パールネックレスは女性が使うイメージが強く、ウォレットチェーンは少しやんちゃなイメージのある小物。
好みが分かれるアイテムですが、どちらかを腰まわりに付けると印象を変えることができるでしょう。
バッグに関してはナイロン素材のものを選びました。
ブラウンセーター・ベージュチノに古風でモッサリした印象があるので、ナイロントートを使って滑らかな雰囲気を足しました。
これはPVCバッグなどでも近いバランスにできると思います。
正直なところ、今回はかなり試行錯誤しました。左は途中で挫折しかけた組合せです。
ピンクの靴下だけではおじさんぽさを消しきれず、色数を増やしすぎてもチグハグな感じが出て失敗しました。
イヤーカフや指輪、さらにカラーレンズにしたサングラス風の眼鏡など、小物はいろいろ使ってます。
色・小物という2つのアプローチで工夫しましたが、片方だけだとかなり難しい。チノパンではなくスラックスならまだ簡単かもしれません。
試してみると面白いんですが、かなり難しいのでたまにやる程度がちょうどいいと思います。
①色合わせの相性はいい
②華やかなカラーを使う
③小物でイメージを変える
ぜひ今回の考え方を参考にしてみてください。
