小柄の小松です。今回は自分の服選びをハッキリさせる考え方について。
ブログ・YouTubeからInstagramまで、SNSではいろんな方がオススメの洋服を紹介してくれます。
けれど最終的には他人の理屈なんてどうでもいい。先日知人と話したときに、あらためてそう思いました。
趣味がハッキリしてると服選びが簡単になる話【理屈抜きで買い物できる】
タイトル通りです。自分の趣味・考え方がしっかりしてると、服選びがメチャクチャ簡単になると考えています。
知人と話したのがキッカケであらためて感じたことですが、それ以外の話も含めて書きたいと思います。
モノづくりのための洋服選び
誰でも自分だけの”趣味”があると思いますが、この趣味がハッキリしてるほど服選びが簡単になることを知人の話から感じました。
その方はもともと某ファッションブロガーさんの理論を頼りに服を選んでいたらしいんですが、そのときは”なんとなくカッコ良さそうな服”を選ぶことが多く、特に明確な基準はなかったそうです。
そんななか、最近はもともと好きだったとあるモノづくりに熱中しているそうです。動画で見させてもらったんですが、かなり凝っていて職人気質な”本気の遊び”といった印象でした。
彼とは久しぶりにお会いしたんですが、そのときの服装はオーバーオールにライダースを羽織るという着こなし。いままでとはまた違った雰囲気がありました。
彼の趣味の話を聞いた僕は「そういえば今日の服装は職人気質ですねー”といったところ、彼自身がそういう服選びに変わっていったとのこと。
ガチでやってる感を出したいから、モノをつくる職人っぽい服を選ぶようになったんだそうです。
何をもって”職人ぽい”とするかは直感的に決めてるらしいですが、たとえばシャツだったら無地ではなくパターンが複雑なドッキングシャツを選ぶといった感じらしいです。
つまり彼は自分の趣味にガッツリのめり込むことで、服選びの基準をクリアにしたということになります。
“オシャレな服”というと人によってイメージが違うので漠然としてますが、自分が目指すスタイルが決まっていると、その雰囲気を出すための洋服を選ぶようになる。
それが万人から好かれる服装になるとは限りませんが、軸がハッキリしてる方の服装って、お会いすると言葉にできない説得力があったりします。
“モノづくりのための洋服選び”があることを、彼と話したことで知ることができたんです。
スポーツのための洋服選び
今回の記事は彼とのエピソードだけを書くつもりでしたが、それと関連する記事を見つけたので触れてみます。
上の記事はパルクールという最近知名度が徐々に上がってきたアクティブスポーツの女性について。
内容はファッションと全く関係ないんですが、この女性の服装がメチャメチャかっこいいのです。
走る・跳ねる・登るなど、アクティブな動きをするらしいパルクールというスポーツ。
おそらく彼女にとって、その動きを最大限に活かせるのがこういった服装なんでしょう(もちろん普段着は違うかもしれませんが)。
彼女の服装は一般的な女性とは全く違うと思います。Tシャツにゆったりしたジーンズを合わせているのでラフの塊といってもいいです。
それでもパワフルで説得力があり、明るく素敵な印象が伝わってきます。いわゆる女的な着こなしとは違った魅力があります。
彼女の内面や経験がそう見せているのかもしれませんが、これはファッションの理屈では説明できないことでしょう。
他にも筋トレを頑張りたいから”私服はすべてトレーニングウェア”というブロガーもいます。当時はムチャクチャだと思いましたが、それも1つの明確な基準。
上では知人の”モノづくり”の話を書きましたが、こういったスポーツという目的でもモノ選びがハッキリし、魅力的に見せることができるんだと感じるんです。
ファッション以外を優先するミニマリスト
そういう考えで見ると、持ち物を最小限にするミニマリストの印象が変わってきます。
ファッション以外を優先するために、洋服の数を徹底的に削ぎ落とす。これもその人を魅力的に見せる1つの方法だと感じます。
男性ミニマリストだと、たとえばこういったシンプルな服装が多いと思います。
ハタから見ると地味な服装だと思われやすいですが、これは確かにメリットがあります。
僕自身も洋服を20着くらいまで減らしたことがありますが、洋服に頼れないから他のことで満たそうとしてました。行ったことのない場所や会ったことのない人と話すとかです。
僕はそこまでストイックになれなかったのでオススメできませんが、そのぶん他のことに集中する余裕が生まれるのは間違いありません。
モノづくり、スポーツ、ミニマリストの方々。
彼・彼女らに共通するのは、目指すものや見えたい服装がハッキリしてるということ。だからこそ、それぞれ違った魅力を感じるのだと思います。
僕のブログはアイテムや服装を理屈で書かせてもらってますが、選ぶ軸がしっかりしてる方にとっては不要かもしれません。
だって自分が目指したいものが決まっているなら、他人の理屈なんで究極どうでもいいわけですから。