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オープンカラーシャツ×テーラードジャケットは「襟の重ね着」がハマる【秋冬メンズコーデ】

小柄の小松です。今回はオープンカラーシャツとジャケットの組合せについて。

オープンカラーシャツは単体で着たり、クルーネック・タートルネックを重ね着するイメージが強いと思います。

でも逆にジャケットのインナーとして使ってもOKです。ただしそのままだとちょっと違和感が出ることもあります。

今回はオープンカラーシャツをインナー使いするときのコツを提案していきます。

オープンカラーシャツ×テーラードジャケットは「襟の重ね着」がハマる【秋冬メンズコーデ】

ということでオープンカラーシャツとジャケットの着こなし提案です。

使用アイテムを載せてますが、後ろの英数字がサイズです。

★使用アイテム★
soe:1Bジャケット(1)
soe:SADDLEMANS PANTS(1)
ユニクロ×イネス:フランネルチェックシャツ(XL)
ユニクロ:コットンノースリーブT(XL)
adidas:スーパースター80s(25cm)
TEMBEA:PAPER TOTE
soe:Key Ring With Leather Strap
uniform experiment:SAFETY PIN
KAIKO:ABSTRACT EAR CUFF
amp japan:オーバーラップリング(17号)
Palnart Poc:ポケモン エーフィブローチ
soe:6P Cap(2)

この着こなしで気をつけたポイントを話していきます。

そのまま着ると少し変?

今回の組合せはオープンカラーシャツをインナーとして使う着こなし。

そのまま着ても問題なさそうですが、実はオープンカラーシャツはちょっと違和感が出やすい形をしています。

襟元がV字に開いているのが特徴ですが、ジャケットの中に着ると中途半端な見え方になってしまうからです。

まず普通のシャツを重ねてみるとこんな感じ。

首元からシャツ襟がキレイに見えてくれるので、特に違和感はないと思います。

というかこれに違和感があったら、そもそもスーツを否定することになります。

一方オープンカラーシャツを重ねるとこんな感じ。

普通のシャツと比べると、襟が半分隠れてしまうのが分かるかと思います。

吊るしてる状態だとあまり気にならないですが、実際に着てみるとちょっと中途半端な見え方になってしまうんですね。

オープンカラーシャツは1枚で着ると適度にリラックスした雰囲気が出るシャツ。

けれどその独特な襟の形ゆえ、インナー使いするとアウターとのバランスが悪くなりやすいのです。

そこで今回提案するのが「シャツ襟を外に出す」という方法。

ジャケットの襟に重なることになるので、襟まわりに一体感が出ます。

これなら中途半端だったオープンカラーをスッキリ見せることができます。

ただしこれをやるときは、ジャケットのラペル(襟)の形がポイントなってきます。

ラペルの端っこにある切れ目。ゴージラインと呼ばれる部分ですが、このゴージラインが低いジャケットのときに今回の重ね着ができます。

一般的なスーツはゴージラインが高く、普段着用のジャケットだと低くなってることが多め。

これはユニクロUなどがよく取り入れてる仕様。ユニクロの通常ラインだと、コンフォートジャケットでもこうなってることが多いです。

ゴージラインが低いと、ジャケットが少しラフな雰囲気になるというメリットもあります。

そうするとラペルの上半分に余白ができるので、その隙間にオープンカラーシャツを重ねることが可能。

スーツの着こなしで襟を外に出すことはないので、より普段着らしさを強めることにもなります。

オープンカラーシャツの襟をジャケットに重ねる。

たかが襟ですが、ジャケットと合わせるときに1番スッキリ見える組合せだと思います。

重ね着は近い色が簡単

襟の重ね着をするときは、まず近い色同士でやるのが簡単。

どうしてもシャツが目立ちやすいので、色を近づけて悪目立ちしないようにする、という理由です。

今回はブラウンの服でやりましたが、黒やネイビーならもっと色合わせが簡単だと思います。

それとジャケットのボタンは閉じたほうがベターです。

シャツを胸元だけで見せれば、ワンポイントの装飾としてキレイに映えるからです。

今回はシャツとジャケットの着丈にかなり差があるので、それを誤魔化すことも考えてボタンを閉じてます。

秋冬らしさをプラスする

この着こなしを秋冬にやるときは、どこかで季節感を出すのもポイントです。

上の写真は春夏にしていた服装。

オープンカラーシャツは胸元が開いているので、どちらかというと春夏っぽい形。しかも襟を重ねるとより涼しげな雰囲気が出てしまいます。

単純に襟を重ねるだけだと、イメージが春夏寄りになってしまうんですね。

そこで今回はフランネルシャツを使いました。

洋服の素材で秋冬らしくするというアプローチです。

シャツの内側はクルーネックTにしてますが、色を黒にして重たい印象を出しました。

これをもっと秋冬らしくする場合は、ハイネックやタートルネックを重ね着すればOK。

今回は足元に白スニーカーを使いましたが、これも黒スニーカーにすればさらに秋冬っぽく見せることができるでしょう。

①そのまま着ると少し変?
②重ね着は近い色が簡単
③秋冬らしさをプラスする

ぜひ今回の考え方を参考にしてみてください。

 

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