小柄の小松です。今回は上品で使いやすい無印良品の秋冬ニットについて。
秋冬ニットはブランド毎に微妙に違うカラーが展開されてますが、季節感にマッチする絶妙な色を見つけるのは意外と難しいもの。
そんななか、無印良品で自然な発色の綺麗なニットを見つけました。
チクチクの少ない無印良品ヤク混ウールクルーネックセーター【サイズは身幅で選ぶ】
こちらが今回紹介する無印良品のヤク混ウールクルーネックセーター
身長162cmの小松はブラウンのLサイズを購入しました。
表情豊かで上品なヤク混ウール
このセーターの魅力は、ふっくらとしていて上品さもある素材。
その秘密は”ヤク”という種類のウールにあるようです。
ヤクは標高3000メートル以上の高原に住む牛の仲間。
寒さの厳しい環境で育ったヤクの毛は、なめらかで保温性が高く蒸れにくいという特徴があるようです。
上質なヤクウールが30%使われたこのニット。実際手に取ってみると、生地は薄すぎず厚すぎず、ゴワつきを感じさせない使いやすさがあります。
今回紹介しているのはブラウンですが、ダーグレーモカブラウンは染色をせず、ヤクの毛のそのままの天然色。
その他のカラーも、本来の色味を損なわないように染めていて、実際このブラウンも自然な発色と風合いになっています。
ユニクロのラムウールよりチクチクしない
この無印ニットと近い色のものがユニクロに展開されています。プレミアムラムセーターというモデルです。
無印のほうが生地は少し薄手で、チクチク感が少ないというのが大きな違いです。
ほとんど同じデザインですが、襟の形は少し違います。
ユニクロと比べるとスッキリとした襟になっているんです。
無印のほうが締め付けが少ないので、首まわりにゆとりを持たせたいという方にも無印はオススメ。
なによりチクチクが少ないというのが最大のメリットです。
サイズ選びは”身幅”が鍵
今回Lサイズを選びましたが、サイズ選びのポイントは身幅だと考えています。
無印ニットはサイズ表記上、ユニクロよりも着丈と身幅が大きいものが多いのですが、着てみると胴回りが少し細いつくりに感じるのです。
こちらが実際に着てみた状態。
袖が長いので、単体で着るときはまくっています。
写真だとわかりにくいですが、ユニクロのニットと比べると、脇から裾にかけてカーブの角度が少し細い。
つまり無印のほうがタイトなサイズになるということになります。
なのでがっしり体型の男性は身幅が少し緩くなるサイズ選びをオススメします。着丈は長くなりますが、窮屈よりは着心地がいいので。
ちなみに無印ニットは手洗いOKとなってますが、人によっては洗濯しないほうがいいと思います。
身幅が狭くなる可能性が高いので、もともと細いニットが窮屈になってもおかしくありません。
洋服は洗うと身幅が縮むことが多いです。タイトだと見栄えが悪くなりやすいニット類は、面倒ですがドライクリーニングに出すのが安全だと感じます。
サイズ選びが難しいところですが、ふっくらとしていて発色も自然。さらにチクチクも抑えめなニット。
“自然が育んだ、天然のあたたかさ”という説明の通り、無印良品らしさがギュッと詰まった秋冬セーターです。無印良品 ヤク混ウールクルーネックセーター