小柄の小松です。今回はユニクロの秋冬定番ニットであるカシミヤセーターについて。
ユニクロのセーターといえば”エクストラファインメリノ”を思い浮かべる方がほとんどのはず。3000円という安さで洗えるニットはコスパで見たら最強ですよね。
そして同じく毎年展開されてるカシミヤセーター。1万円という値段のハードルが高く、買ったことはないという方も多いのではないでしょうか。
けれど実際に着てみるとその品質の良さは間違いなし。今回はカシミヤセーターの魅力が”素材だけじゃない”ということを紹介したいと思います。
ユニクロのカシミヤセーターの値段が高いと思う方へ【Vネックは一味違う】
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こちらが今回紹介するユニクロのカシミヤVネックセーター
身長162cmの小松はダークグレーのLサイズを購入。重ね着を考えて大きめサイズを選びました。
エクストラファインメリノより綺麗なVネック
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このセーターの隠れた魅力。それは上品なVネックの形です。
少し厚手の素材でしっかり編まれていることで、首元の開き具合がちょうどよくなるように工夫されているんです。
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https://www.uniqlo.com/jp/store/goods/419189?utm_medium=mobile_app&utm_source=PDP&color=39
こちらがユニクロのエクストラファインメリノセーター。写真だとわかりにくいですが、カシミヤセーターよりもVネックが細くて薄めです。
「Vネックの形なんて別にどうでもいい。自分は安いエクストラファインを買うよ」
僕は去年までそう思っていましたが、実はこのVネックの形、ニットのサイズ選びで絶大な効果を発揮してくれるんです。
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ニットは動いていると裾が上に引っ張られるので、他の洋服よりも1,2サイズ上を選ぶのがポイントだと言われています。
僕の場合は腰回りが太いので、重ね着もできるよう身幅が緩くなるLサイズを選ぶと決めていました。
たたVネックセーターはサイズを上げると困ったことが起きます。首まわりが開きすぎて女性的な印象を与えやすいということです。
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https://www.uniqlo.com/jp/store/goods/421710?color=08&size=006&utm_medium=mobile_app&utm_source=PDP
女性のVネックニットはこんな感じに最初から襟が広いモノが多め。
男性がVネックニットのサイズを上げると女性的な着こなしに偏ってしまい、それがダラしなさに繋がってしまうんです。
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けれどカシミヤセーターはVネックのつくりがしっかりしてるので、2サイズ上げても思ったほど首まわりは開きません。
袖が長くなるので1枚で着るときは袖先を少し折り返してます。身幅も広めですが、重ね着を想定してるのでこのサイズでもそれほど問題はありません。
エクストラファインメリノより肉厚な素材なので、おなか周りの脂肪が気になる男性でも、体型が目立ちにくいのが嬉しいところ。
ここでは白Tシャツを重ね着してますが、Vラインが引き締まっていることでダボダボな印象を少し抑え、白の面積をほどよいボリュームに調整できます。
これは是非店舗で試着してみてほしいところ。同じサイズのカシミヤとエクストラファインメリノでも、首まわりやサイズ感が違うことがわかると思います。
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カシミヤセーターの一般的なイメージは”繊維の宝石”といわれる素材の魅力。
エクストラファインメリノも上品な素材ですが、7000円という価格差には”シルエットの違い”も隠れていたんです。
地味にならない上品なカシミヤ素材
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もちろんカシミヤ素材そのものも魅力的。繊維の宝石という呼び名は伊達ではありません。
まずはもちろん着心地の良さ。肌着がタンクトップでも袖まわりがチクチクしないほどです。
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そして素材の表情。ふっくらとしたカシミヤはニットに立体感を与えてくれます。
ダーグレーなどの暗い色は地味な印象を与えやすいですが、表情のある素材だと華やかな印象が高まるもの。
洋服はスラックスなど光沢がある素材ほど大人っぽくて地味、デニムなど表情のある素材ほどラフで子どもっぽく見えるというトレードオフな関係があります。
カシミヤセーターはどちらの良さも両立できる、大人っぽさと華やかさがある”ハイブリッドアイテム”いえるのです。
洗濯は絶対せずにクリーニング
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素材と形どちらも完璧なカシミヤセーターですが、唯一の欠点はケアの方法。
公式サイトにはドライクリーニングと書かれています。つまり家庭用洗濯機で洗えないということです。
ニットはとても繊細な洋服ですが、カシミヤはそのなかでも特にデリケートな素材。洋服は高級品ほど脆いと言われますが、こればっかりは仕方がないことですね…。
素材によってはビックリするほど縮んでしまうこともあるのがニットのデメリット。
これは別記事で書きますが、手洗いOKとなってるラムウールですら、着丈や身幅が大きく変わります。襟の形が崩れてしまうこともありました。
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ユニクロのカシミヤセーターのタグにも”1回着たら2,3日休ませましょう”なんて書いてあるほど。
カシミヤセーターに関しては手間を惜しまず、クリーニング屋でしっかりケアしてもらうのが確実といえるでしょう。
今回ハンガーに掛けてる写真もありますが、折り畳んで平らな状態で保管する予定です。
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「ユニクロで1万円のニットなんて高すぎる」
去年までそう思ってましたが、実際に着てみると素材だけじゃなくシルエットも綺麗。他のセーターとは1ランク違う美しさがあります。
カシミヤセーターは正月に半額セールをするのが毎年恒例ですが、サイズ欠けが起きる前に買って、長く使っていただきたいところ。
柔らかくて身体にほどよくフィットするカシミヤセーターは、一度着たらクセになると思います。ユニクロ カシミヤVネックセーター
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