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“顔が大きいから秋冬にストールを巻けない”の解決方法【幅を短くカット】

小柄の小松です。今回はスタイルが悪くてもストールを巻くための方法について。

秋冬に使うことの多いストール・マフラー類ですが、どんな巻き方をしても失敗してしまうという方もいると思います。

その原因のほとんどは、マフラーの”サイズ”であることが多いです。

“顔が大きいから秋冬にストールを巻けない”の解決方法【幅を短くカット】

繰り返しになりますが、首が太い・顔が大きいが悩みの男性がストールを巻くときは、ストールのサイズそのものに気をつけてほしいです。

洋服にはS・M・Lなどサイズがあるのに、マフラー・ストールは基本的に1型につき1サイズしか展開がありません。

身長や体格によってストールのバランスは変わってくるので、本来ならいくつかサイズ展開があったほうがいいのです。

市販の大判ストールだと顔が大きく見える

結論からいうと、ストールは大判なものを巻くほど顔が大きく見えます。

ビッグサイズのストールをぐるぐる巻きつければつけるほど首が埋まってしまうので、顔だけが目立って大顔に見えてしまうんです。

https://wear.jp/sp/shotasaeki/11373346/

一番わかりやすいのがこういった巻き方。

大判ストールをグルっと巻いたことで首が完全に隠れ、顔を強調しています。

この方は身長173cmで顔も小さいほうなので目立たないですが、身長が低くて顔が大きい男性がやったら間違いなく悲惨なことになります。

巻き方を変えればそういった問題を防げますが、ボリュームがあるストールをゆったり巻くというのは結構難しく、そのバランスを毎回調整するのは面倒。

なので顔が大きい男性の場合、あまりに大判なストールを選ぶべきではないんです。

首のゆとりはストールの”幅”で決まる

顔の大きい男性がストールを巻くポイントは”首にゆとりをつくる”ことです。

程よく巻きつければ顔は大きく見えず、ストールで視線を上に上げられるのでバランスを取ることができます。

たとえばこんな感じ。ボリュームを出しつつ、首まわりに隙間をつくっているので、顔の大きさはあまり目立ちません。

ただ実はこのストールの大きさは縦横190×45cmと少し長め。それでもゆとりができるのはストールの”幅”が狭いからです。

ストールはクルッと丸めて巻きつけるので、幅は実質半分くらい。

そこで元の横幅が狭いものを使えば、巻いたときに首を埋める面積を減らすことができるのです。

とはいえ、そんな都合のいいストールを見つけるのは難しい。身長や顔の大きさによって最適な幅が違いますし、なによりストールのデザインにも好みがあります。

そこでオススメしたいのは、持っているストールをお直しすること。

具体的にはストールの横幅を短くカットすることです。

幅カットは”生地の厚み”で決める

大判ストールの横幅をカットすれば、たいていのストールを自分の体型に合わせることができます。

そのときに気をつけてほしいのがカットする長さ。

ストールは生地によって厚みが違うので、同じサイズでも巻いたときにボリュームが変わってくるからです。

たとえばこの2つのストール。左がユニクロのダブルフェイスストール、右がユナイテッドトウキョウのチェンジヘリンボーンストールです。

この2つはどちらも横幅のお直しをしています。縦幅はほぼ同じですが、ユニクロの横幅は55cm、ユナイテッドトウキョウは45cmにカットしました。

2つの生地を比べると、ユニクロは薄く、ユナイテッドトウキョウは比較的厚めです。

つまり生地が薄いストールは幅詰めを抑えめに、生地が厚いものは少し多めに幅詰めするというアプローチをしています。

それぞれ幅を変えるなんて面倒な話ですが、幅が広いと顔が大きく見えますし、狭すぎるとせっかくのストールが貧相になってしまうリスクもある。

こちらはカットした生地。最初15cmほどカットして、あとからさらに5cmほど短くしました。

やり方としては1発で完成させようとせず、最初は5cmとか短くカットするのがいいと思います。

出来上がったストールを実際に巻いてみて、もっとイケそうだと思ったら再度お直しをしてみる。2回くらいやれば理想のボリュームを見つけられると思います。

ちなみにお直しの料金ですが、片側だけカットする場合2000〜3000円が目安になります。

つまり今回の2本の場合、ユニクロは最低でも2000円。ユナイテッドトウキョウは左右非対称なので、綺麗に仕上げようと思ったら4000円は掛かってしまうことになります。

なのでお直しにそんなにお金を掛けたくないという方は、無地のストールを片側から詰めるのがいいでしょう。

定番ストールは春夏に古着でゲットしよう

ただでさえ高いストールにお直しなんてやってられないという方は、古着で買うのがオススメです。

ブランドが毎年出してる定番商品なら、オフシーズンでも売ってることが多いからです。

このユナイテッドトウキョウのストールは毎年出てる定番品なのでZOZOUSEDで手に入れました。定価1万4000円のところを4000円で買っています。

なので体型に合った柄ストールが欲しい場合は、中古で大判のものを探して、お直しにお金をかける余裕をつくるのがいいでしょう。

春夏のオフシーズンだと誰も買わないので、秋冬を見越して先に買ってしまうのがオススメ。ZOZOUSEDでは定価の30%くらいで売ってたりします。

お気に入りのストールが似合わない理由は、サイズが合ってないことが大半です。

マニアックな方法ですが、せっかく買ったストールを使いにくいまま放置するのはとてももったいない。来年になったら手放してしまうかもしれません。

自分の体型に合わせるストールの幅詰めお直し。思い切って挑戦してみてほしいと思います。

 

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