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黒のスキニージーンズに合う黒革靴・スニーカー比較【脚長に見えない場合あり】

小柄の小松です。今回は黒スキニーと相性のいい革靴・スニーカー選びについて。

「黒スキニーは何にでも合う」
「パンツと靴を黒でまとめれば脚長に見える」

これらはいろんなメンズファッションサイトで散々説明されている内容ですが、果たしてこれは本当なのでしょうか?

今回はデザイン・素材の違う5足の黒靴を使って脚長効果を確認し、黒スキニーが本当にどんな靴とも合うのか探っていきたいと思います。

黒のスキニージーンズに合う黒革靴・スニーカー比較【脚長に見えない場合あり】

ということで今回は上記の5足を黒スキニーと合わせ、印象の違いを比べていきたいと思います。

使用する靴は左から順に下記の通り。後ろの数字はサイズです。

使用アイテム
VANS:SHOKUNIN ERA(25cm)
Spring Court:G2レザー(39)
PADRONE×sot:別注ダービープレーントゥシューズ(40)
PADRONE:ベビーカーフローカットシューズ(40)
PADRONE:ジョッパーブーツ(40)

合わせるトップス・パンツ・靴下は基本的に固定。

結論からいうと「黒スキニーは何にでも合う」という一般論は、厳密にいうと正しくありません。

脚長に見せたいだけならキャンバススニーカー

ではまずスニーカーから比べていきたいと思います。

左は光沢のないVANSのスニーカー。合成繊維が使われていますが、一般的なキャンバススニーカーに近い素材です。なので下記では”キャンバススニーカー”として扱います。

右はスプリングコートのレザースニーカー。形はコンバースなどに近いですが、光沢の少ないサラッとしたレザー素材のものです。

まずはVANSを履いた状態から。

黒スキニー+黒スニーカーというごくごく普通の組合せ。パンツと靴が同色になっていることで脚が繋がって見え、通常より脚長効果があります。

この組合せは特に違和感は感じないかと思います。

では次にレザースニーカー。これもパンツと靴が同色の組合せですね。

これだけではVANSスニーカーとの違いが分かりにくいので、2つを並べて比較してみます。

違いはデザインだけのように見えますが、右はレザー素材のため少しだけ足元が目立つようになっています。

身長を高く見せる着こなしをつくりたいときは、いかに顔まわりに視線がいくようにするかがポイントになってきます。

けれど足元が目立つということは、視線が下に誘導されやすいということ。

つまり単純に身長を高く見せたいだけの場合、レザースニーカーよりキャンバススニーカーのほうが便利ということになります。

レザースニーカーを使う場合のポイントは、トップスやパンツに目立つ素材・色を組合せてあげること。

こうすると足元だけが目立つということがなくなるので、スニーカーの大人っぽさを活かすことができます。

余談ですが、こちらはスエードの黒スニーカー。スエードは革の裏側を起毛させた素材です。

キャンバス素材より大人びた印象がありますが、光沢は強くないので、黒スキニーと合わせても足元だけが極端に目立つレベルではありません。

とはいえ全面スエードの黒スニーカーは毛羽立ちがあって重たい印象が出るので、秋冬向けのスニーカーといえます。

レザーのほうが大人っぽいとはいえ、脚長効果という点では黒スキニーとの相性は半減します。

黒スキニー使いがメインで単純にスタイルをよく見せたいという人は、比較的安く変えるキャンバススニーカーのほうが便利といえるでしょう。

光沢が強い革靴は悪目立ちしやすい

次に黒の革靴を比べていきます。すべてパドローネというブランドですが特徴はそれぞれ微妙に違います。

左:形は少しだけビジネスシューズ寄りで、光沢は抑えめ
中央:形はボテっと丸みがあり、光沢は強め
右:先端に少し丸みがあり、光沢の強さはそこそこのブーツ

左から順に比較します。

まずは光沢の少ないプレーントゥシューズ。

形はビジネスシューズ寄りですが、先端に適度な丸みがあり素材の主張も少ないので黒スキニーと馴染んでいます。

単純にいうと、キャンバススニーカーの上位互換といったところ。

レザースニーカーよりも光沢が抑えめなので、脚長効果を保ったまま大人びた印象をプラスできます。

次に丸みがあって光沢の強い革靴の場合。

今回使ってる靴のなかで一番光沢の強いモデルですが、足元だけ強烈な存在感が出ているのがわかるかと思います。

上の革靴と比べると違いがハッキリと出てきます。

右のほうが靴単体での高級感はありますが、足元が目立ちすぎてしまう。

これはスニーカーのときと同じ理屈です。今回の着こなしで黒スキニーと合わせる場合は、光沢が抑えめのほうが脚長効果があり、身長を高く見せやすくなるんですね。

光沢の強い革靴の活かし方はレザースニーカーと同じです。

トップスやパンツに目立つ素材・明るい色を使うことで、革靴だけが悪目立ちしない組合せにできます。

ちなみに最後のブーツですが、こちらは黒スキニーとの相性が比較的いい組合せです。

光沢は最初の革靴より強めですが、パンツの裾をブーツにかぶせることで脚長効果を強め、レザーの見える面積を最小限に抑えているからです。

ということで今回の組合せで黒スキニーと合わせやすいのは左と右の革靴。

・光沢の少ないプレーントゥシューズ
・光沢の少ないブーツ

この2つということになります。

「黒スキニーは何にでも合う」はウソ

革靴と黒スキニーの相性を比べてみましたが、あらためていえるのは「黒スキニーは何にでも合うとは限らない」ということです。

あくまで相性のいい選択肢が多いというだけで、相性の悪い組合せも存在することを知っている必要があるでしょう。

たとえばここから白ソックスに変えたら相性が変わるということもありえますし、足首を見せたときの印象も違ってきます。

サングラスや帽子を使って視線を顔まわりに誘導したり、レザーのバッグを合わせて全体のバランスを調整するというアプローチも考えられる。

洋服好きの人は特殊なデザインや光沢の強いアイテムを好む傾向があります。デザイン・素材というのは男心をくすぐる要素なんですね。

けれど着こなしの相性を考えて選ばないと、あとから使いづらいことに気付いて後悔する場合もあるんです。

「パンツと靴を同色にすれば脚長に見える」という当たり前のような言葉。一見単純そうですが、実はとても奥が深い話なのです。

脚長効果を優先したい人はキャンバススニーカー・黒ブーツがベター。靴の特徴を活かしてコーディネートを組める人はツヤツヤの革靴・レザースニーカーに挑戦してもいい。

繰り返しになりますが、アイテム単体の魅力・カッコよさで選ぶのではなく、あくまで着こなしの相性がポイントだといえるでしょう。

 

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