小柄の小松です。
今回の記事は「服選びが難しくてツラいときの考え方」について。
以前、こんなツイートをしました。
洋服の着こなしが難しいと感じたら「ただのゲーム」と考えるのがベターです。
RPGは最低限のレベル上げだけでもクリアできる。セーターに黒スキニーを合わせれば「整った服装」はつくれるわけじゃないですか?
物足りない人はハマればいい。とはいえ高額な課金ゲームなので無理なら別に普通でいい☀️— 小柄の小松@服好きミニマリスト (@komatsu162) September 10, 2020
洋服の着こなしが難しいと感じたら「ただのゲーム」と考えるのがベターです。
RPGは最低限のレベル上げだけでもクリアできる。セーターに黒スキニーを合わせれば「整った服装」はつくれるわけじゃないですか?
物足りない人はハマればいい。とはいえ高額な課金ゲームなので無理なら別に普通でいい☀️
真剣に洋服をつくってるブランドさんに失礼かもしれませんが、しんどくなったら緩く考えたほうが気がラクになります。
おしゃれなコーデ・洋服選びが難しいなら”パズルゲーム”だと考える
タイトル通りです。コーディネートや洋服選びが難しいと感じたら「ただのゲーム」だと考えてみてほしいです。
僕は10年、20年と洋服を追いかけてきた訳ではないですが、だからこそこれくらいライトに考えたほうがいいのではないかと思います。
オシャレを突き詰めなくても生活できる
まず大前提として、おしゃれな服装は突き詰めなくても生活できるものです。
ボロボロに汚れてたり変な匂いのする服を着ていなければ、極端に誰かを不快にするわけじゃないですよね?
これは正解・不正解という話ではなくて、ある程度整った服装に見えていれば、そこまで洋服選びにこだわらなくてもいいと思うんですね。
それとこれは僕個人の考え方ですが、「オシャレな服装」と「整った服装」は違うものだと思ってます。
たとえば上の服装は、最近の洋服のトレンドを考えると”物足りない”といわれるような組合せです。
ダボダボのジーンズにシワだらけのシャツを着ていたら「その服装、どうにかならないの?」なんて言われたりします。
けれどシワのない服を着て足元にクッションが出ないズボンを穿けば、たとえ地味と言われても悪いイメージが出るわけじゃない。
マイナスの印象が出ない「整った服装」をすれば、とりあえずは問題ないということになります。
それに対して「おしゃれな服装」というのはまた違った話だと思います。
最近のトレンドを考えると、Tシャツやズボンを普通に着るのは物足りないとされています。
そこでTシャツをタックインしたり、大きめの時計を付けたり、さらにはレザーのバッグや革靴を足してみたり。
上の服装は地味なほうですが、これでも相手によっては好き嫌いが分かれることもあります。
整った服装で十分という人はそれで良いですし、それでもトレンドを意識した変化のある服装をしたいという人はストイックにやればいい。
僕はまだまだ試行錯誤してる身ですが、自分で勝手にゲームの難易度を上げてるだけな部分もあります。
そうしないとソワソワして落ち着かないからやってるという感じです。でも人によってはそこまでやらなくても問題ありません。
もしかしたら普通のセーター+黒スキニーがダサいと言われる時代が来るかもしれませんが、実際まわりを見渡すと、そういった整った服装をする人も意外と少なかったりします。
それが悪いことだとは思いませんが、やらない人はやらない。それで生活はできてる。
なかなか上手く表現できない話ですが、ゲームという感覚でどこか軽く楽しむのがベターではないかと思います。
お金のかかるファッションになってきてる?
最近の洋服のトレンドを見ていると、おしゃれな服装をするうえで、以前よりお金がかかるようになってきていると感じます。
数年前より特殊なデザインの服が増えてきたので、他の小物でカバーする必要が増えてきたからです。
https://www.fashion-press.net/collections/13109
実際ハイブランドの服装を見てみると、その難しさが伝わってきます。
上の写真だと、お尻をスッポリ隠すほどの長いジャケットにクッションができるほど長いスラックス。
こういった服装にあわせて、足元はボリュームとツヤのある革靴が使われていますが、そういった靴はコンバースのスニーカーとかよりずっと値段が高い。
https://www.fashion-press.net/collections/gallery/57423/994313
そういった服を使うと、靴だけでなく小物も高級なレザーバッグなどが必要になってきたりします。
木で例えるなら、枝に派手な装飾(洋服)が増えたから、それを支えるために幹(靴・バッグ)を太くするようなイメージです。
持ってる靴やバッグが高級品になると、逆にそれに負けない洋服を選ぶ必要が増えてきたりもします。つまりキリがないんですね。
トレンドを踏まえた着こなしを考えるほど、お金がかかる。新しい服や小物を買うとテンションが上がってきたりしますが、いってしまえば”沼”です。
やめても誰も怒らない
繰り返しになりますが、整った服装で十分という人はトレンドのすべてを無理して追いかける必要はないと思います。
一定のレベルを超えると途中から自己満足の世界に入っていくので、どこかでストップするという選択肢があったほうがラクです。
そもそも洋服や小物へのこだわりを捨てても、実生活では誰にも怒られません。
服代が減ったら経済的にかなり余裕ができると思うので、むしろやめたほうが喜ばれることが多いかもしれません。
いまの僕は突き詰めたくて仕方ないので引き続き服を集めると思いますが、「これ以上ハマったら抜けられなくなる」と感じる人は、一旦やめてみるのも手。
洋服選びと着こなしはゲーム。それなりにクリアできるレベルまできたと感じたら、隅々までやらなくてもいい。
自分への戒めでもありますが、これくらいライトに考えながら楽しむのがいいんじゃないかと感じます。