小柄の小松です。今回は春先に秋冬アウターを使う方法について。
3月とか4月は春夏の服がお店に並びきった時期ですが、実際にそれらだけの服装だと寒いときもあります。
昼間は問題なくても、朝とか夜は冷えるときも多いです。特に夜は冬と同じくらいメチャクチャ寒いことも。
なのでまだまだ秋冬アウターを使えたりしますが、今回は季節感をキープしながら秋冬アウターを活用する方法を提案したいと思います。
寒い3月・4月のアウター選び。秋冬のパデッドジャケットを着るのもあり

ということでパデッドジャケットを使った3月・4月の着こなし提案です。
使ってるのはユニクロ×JWAのパデッドコーチジャケット。2021年秋冬モデルです。
これらの着こなしで気をつけたポイントを話していきます。
①毛羽立ちがなければ使える

「春先に秋冬の服を使ったらおかしいでしょ?」と思うところですが、ポイントは色と素材の2つ。
洋服の季節感は特に色と素材で決まります。
そこさえ気をつければ、あったかいけど見た目は春夏っぽい着こなしをつくれます。

今回のパデッドジャケットというのは、生地の間に中綿を挟んだアウターのこと。
表面に毛羽立ちのあるウールコートやセーターは誰が見てもチグハグ感が出ます。モコモコしたフリースとかも同じです。
けれどパデッドアウターは表面に毛羽立ちがありません。つまりパッと見は春夏の洋服に見せることができるんですね。

ただし襟元が高すぎるパデッドアウターだと秋冬っぽさが強すぎてしまいます。
襟元が高いとタートルネックなどを連想させるので、いくら見た目がツルツルしてても違和感が出てしまいます。色がブラックだと尚更です。
なのでパデッドアウターを使うときは、襟元が低くて春夏っぽい色にしてみてください。
なるべく春夏っぽい見た目にすれば違和感を減らすことができるでしょう。
②明るい色で春夏っぽくする

ただしある程度の服好きにはパデッドアウターを着てることがバレてしまいます。
なのでもっと違和感を減らすために、合わせる洋服も明るい色にしてみてください。

1番簡単なのはインナーを明るくすること。わかりやすいのは白です。
アウターとインナー両方が明るければ一気に春夏の色使いになります。
これならパデッドアウターがバレても季節感を出しやすいはずです。下半身も白ければさらに効果的。
インナーが長袖なら寒い夜だけジャケットを羽織ればOK。インナーを半袖にすれば日によっては昼間でもギリギリ使うことができるでしょう。

ちなみに3月の場合はパデッドアウターをインナー使いするのもあり。
パデッドアウターの面積が減るので、これなら服好きからバレる確率が下がります。
ただしインナーにするとかなり防寒性が高いので、4月にやるとメチャクチャ暑いです。なのでこの方法はあくまで3月向けです。
③秋冬よりラフでOK

明るい色使いで春夏っぽくできますが、もう1つ上げるなら「秋冬よりラフな雰囲気にする」のも必要か気がします。
秋冬はコートやセーター・革靴など大人っぽい洋服を使うことが多いです。
逆に春夏は開放的なイメージがあるので、秋冬よりちょっとラフにするとちょうど良かったりします。
なので革靴をスニーカーにしたり、レザーバッグをキャンバストートに変えたりして調整してみてください。

といっても適度に大人っぽさは出したいので、レザーの小物を活用してみてください。
たとえばネックレスやキーリング類。首元や腰まわりなど、目立つところにレザー小物があればしっかり高級感をプラスできます。
昼間はあったかくなってきますが「夜だけ寒い」という時期は結構長いです。なのでバッグに入れておくと便利ですし、部屋着としても長いこと使えます。
早く春夏モードに切り替えたいところですが、中途半端に寒い時期はパデッドジャケットを活用してみてほしいです。
①毛羽立ちがなければ使える
②明るい色で春夏っぽくする
③秋冬よりラフでOK
ぜひ今回の考え方を参考にしてみてください。
