小柄の小松です。今回はライダースの選び方について。
ライダースは多くの男性が憧れるアイテムの1つ。
けれどハードな印象が強すぎて、どうしても似合わないと感じてる方も多いと思います。
そこで今回は「誰もが着やすいライダース」の選び方を提案します。
【メンズ】ダブルライダースジャケットが難しい・似合わない理由【レザー素材をやめればOK】
ということでライダースの選び方について提案します。
今回はよりハードな印象が強い”ダブルライダース”について。
基本的には「ハードな印象をいかに柔らげるか」がポイントになってきます。
レザーライダースは「顔が負ける」
まず最初になんでライダースが似合わないのかを整理するのが大事です。
1番の理由は「ライダースのハードさに顔が負けてしまうから」だと考えています。
ライダースは他の洋服より派手な印象のあるアイテムです。
スーツで使うものじゃないので、ジャケットよりは普段着らしさがあります。けれどジップや大きな襟など、目立つ装飾が多めです。
まずはこのジップが厄介。
シルバージップは光で反射するので、ギラギラした印象が強くなるパーツ。
そんなジップをここまで多用すると、その主張に顔が負けてしまう。
抽象的な表現ですが、言い換えると「服に着せられてる」ようなイメージが出やすいということです。
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もう1つの理由はレザー素材の面積が広いこと。
レザーのアイテムは革靴のような大人っぽさが出せるので便利です。
けれどライダースはレザーを全面に使っているので、かなり主張が強め。
シルバージップと同じ理屈ですが、レザーの主張が強すぎるとこれも「服に着せられてる」というイメージに繋がりやすいのです。
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あとはシルエットがタイトなのも理由の1つ。
洋服は身体にフィットするものほど大人っぽく見えやすいですが、ライダースの場合はパツパツなくらい細身のものが多め。
そうすると大人っぽいを通り越して”キメすぎ”になりやすいです。特にジップを閉じるとその印象が加速します。
シルバージップ・レザー素材からタイトシルエットまで。これら全部が合わさると、かなり着こなしのハードルが高いです。
この3要素が揃ったライダースだと、渋い顔付きの男性や、かなりのオシャレさんでないと難しくなってしまいます。
ウール・スエード素材なら簡単
ハードな要素が3拍子揃ったライダース。
けれど裏を返せば、これらと真逆の要素を持ってれば「着やすいライダース」になります。
まずはレザー素材を避けること。
ジップをなくしたらライダースと呼べなくなってしまいますが、素材についてはレザーじゃなくても良い。
全面レザー素材はかなり目立ちますが、そうでなければハードさをかなり減らすことができます。
たとえばウール素材。
レザーと同じく大人っぽい素材ですが、ウールは全面に使っても主張はそこまで強くない。
これならシルバージップのライダースでも、印象をかなり柔らげることができます。
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ウール以外だと、スエード素材もその候補の1つです。
こちらも考え方は同じ。バキバキのレザー素材より柔らかい印象がありつつ、適度な大人っぽさをキープしてくれます。
もちろんレザーのライダースは魅力的です。ただどうしても似合わない服を無理に着る必要はないと考えてます。
年齢を重ねたらサマになるかもしれません。レザーライダースを楽しむのはそのときでも良いと思います。
ジャストサイズを避ける
素材だけでかなりハードルは下がりますが、できればシルエットも気にしてみてほしいです。
考え方は素材のときと同じ。
一般的なライダースがタイトシルエットなので、やや緩いシルエットを選べば印象を柔らげることができます。
目安としては、ジップを閉じたときに横幅のゆとりができるかどうか。
ライダースが1番タイトに見えやすい状態で、少しでも緩い印象が出せればOKという考え方です。
ウール素材×緩いシルエットのライダースを着るとこんな感じ。
一般的なライダースよりだいぶ着やすいのがわかるかと思います。
なお着丈に関しては短すぎなければOKだと考えています。具体的にはヒップが半分隠れるくらいがちょうど良いです。
ショート丈ならワイドパンツと相性が良くなりますが、細身のパンツとの合わせやすさを考えると、ある程度長さはあったほうがいいでしょう。
①レザーライダースは「顔が負ける」
②ウール・スエード素材なら簡単
③ジャストサイズを避ける
ぜひ今回の考え方を参考にしてみてください。