小柄の小松です。好きなキャラクターや有名人が関わってる服はカッコよく着こなしたい派です。
以前、こんなツイートをしました。
ファッションとコスプレ・ネタ服は違うものと考えてます。
コスプレを否定してるわけじゃない。奇抜な文字入りのネタTシャツを着るのももちろん自由。
ただ僕は好きなキャラやアーティストの服選びでもバランスを整えたい。自分にとって最高の服を最高の組合せで着て、最高のテンションで過ごしたい。— 小柄の小松@服好きミニマリスト (@komatsu162) August 14, 2020
ファッションとコスプレ・ネタ服は違うものと考えてます。
コスプレを否定してるわけじゃない。奇抜な文字入りのネタTシャツを着るのももちろん自由。
ただ僕は好きなキャラやアーティストの服選びでもバランスを整えたい。自分にとって最高の服を最高の組合せで着て、最高のテンションで過ごしたい。
私生活でどんな服を着ても自由だとは思いますが、どうせなら全体の組合せ=コーディネートをひっくるめて楽しみたい。
そうすれば好きなものを2倍、3倍に楽しむことができるんじゃないかという話です。
ファッションとコスプレ・キャラTシャツの違いについて【好きな服を着る】
ということでファッションとコスプレ・キャラTシャツなどの違いについて思っていることを書きます。
個人的には”ファッション”という言葉はハードルを上げるのであまり言いたくないんですが、便宜上使ってます。
コスプレ・キャラTシャツは2次元的だと思う
違いといってもわかりやすく表現するのが難しいとは思うんですが、強いていうならコスプレやキャラクターものの服は2次元的な要素が強いものだと考えてます。
ここでいう2次元というのはアニメやゲーム・漫画など空想・ファンタジーな話という意味で使ってます。
それに対して実生活は3次元ということになりますが、2次元要素が強すぎると3次元では浮いてしまうことが多いと思うのです。
https://www.fashion-press.net/news/63094
たとえば人気漫画のキャラクターをプリントしたTシャツ。
ユニクロではUTというシリーズでこういったコラボアイテムを出しますが、モノによってはどうしても可愛くなりすぎてしまう。
上のTシャツは僕自身もマンガを読んでいたので買おうか迷いましたが、子どもっぽくなりすぎるこの服を実生活でカッコよく着こなせる自身がなかったので見送りました。
その一方で、昔買ったこのTシャツは普通のキャラクターTシャツとは違った雰囲気を感じました。
描かれているのはドラえもんですが、キャラクターがドンとプリントしてあるわけじゃなく、カラフルな色使いで”アート”の雰囲気があった。
僕自身はそういった業界のことに詳しくないですが、アートとか芸術とかそういった要素が強い服はファッション寄りではないかと思うんです。
https://www.uniqlo.com/jp/ja/products/E430194-000/00?colorCode=COL09
僕はドラえもんが好きなほうですが、たとえばこういったTシャツは買いません。
これもアートというよりは可愛らしい2次元的な要素が強いと感じたので、ファッションとして着たいとはどうしても思えなかったんですね。
https://www.fashion-press.net/collections/gallery/54415/940749
「ユニクロと比べるなよ」と言われそうですが、たとえばハイブランドは結構キャラクターとのコラボをやっていたりします。
でもそれを成立させるような素材とか形の工夫をして、ファッションとして消化させようとしているはず。
2次元的な要素が強い服を堂々と着るのは自由ですし、むしろ僕はそういった人がうらやましいとさえ感じることもあります。
ただ自分はそうすることができません。モノによっては買うこともありますが、ファッションとして消化できる服が欲しいという気持ちが一番強くなってしまうんですね。
好きな服を自由に着るという”不自由”
ただそれでも自分が好きなキャラクターを活かしたいという気持ちはあります。
せっかく洋服好きになったのだから、普段自分が好きな別の文化も取り入れて2倍、3倍と楽しみたいと思ってしまうんですね。
僕は既存の服をリメイクしたりしますが、どうすればキャラクターを使ってバランスを保てるのかを無理矢理考えたりします。
たとえば上の場合、ワッペンをドンと張ったらただのネタになってしまう。だからモノトーンのTシャツに半分隠して貼り付けることで子どもっぽくなりすぎないようにしました。
とはいえドラえもんであることに変わりはないので、人によってはイジられることもあります。けれどこちらは割と真面目にやってるので、何を言われても気にならない。
「そもそも私服なんて何をどう着ても自由でしょ?」という考え方もありますが、僕は自由ほど不自由なものはないんじゃないかとも思います。
何をやってもいいとなると、選択肢がありすぎて逆に窮屈に感じてしまうからです。
なので買った服をどう着こなすかルールを考えたりします。
ルール=縛られるというマイナスなイメージもありますが、ある程度決められた範囲で試したほうが新しい着こなし方が見つかったりします。
変な話ですが、そうしたほうが逆に自由だなと感じることもある。
【無料ダウンロード】needer’s Style Look -I’m a KAMEN RAIDER-
余談ですが、以前知り合いの方が仮面ライダーのベルトを使ったコーディネートブックを作っていました。
この方は楽しみ・楽しませることを1番としていますが、おそらく大真面目に考えたのだと思われます。
同じようにするかどうかは別として、見てもらうと「キャラクターをファッションとして消化する」という楽しみ方が伝わりやすいかと思います。
繰り返しになりますが、今回書いた内容は全員がそうすべきとは思っていません。
話がキャラものの服を活かすことにズレてしまいましたが、こういった楽しみ方をすると、より一層洋服選びが楽しくなることもあります。
人それぞれ好みは違うと思いますが、キャラクターグッズやライブTシャツなど、カテゴリーを分けずに同時に楽しむ。それも”ファッション”の魅力ではないかという話でした。