小柄の小松です。着こなしは誰かの服装を参考にして組むことが多いタイプです。
新しい着こなしを考えるとき、ゼロから自分で考えるのはなかなか骨の折れる作業。
そんなときは誰かのマネをして自分流にアレンジするのが手っ取り早いですが、ブランドの公式サイトを参考にするのも結構使えるテクニック。
今回の考え方を知っていると、新しい着こなしをパッと増やすことができます。
ユニクロの公式着用画像をマネするとコーデの幅が広がる【体型・季節感で調整】

ということでユニクロの公式画像を参考にした着こなしを提案します。
下記に使用アイテムを載せていますが、後ろの数字がサイズです。
使用アイテム
ユニクロ:ブロックテックパーカー(M)
ユニクロ:ウォッシュボーダーT(M)
ユニクロ:スーピマコットンフライスクルーネックT(XL)
ユニクロU:ワイドフィットテーパードパンツ(70)
シックストックス:ツートーンソックス(M)
PADRONE:ベビーカーフローカットシューズ(40)
ダニエルウェリントン:ダッパークラシック(38mm)
ランバンオンブルー:A4レザークラッチ
Paul Smith:スクエアサングラス
この着こなしで気をつけたポイントを書いていきます。
ユニクロの画像は色の組み合わせが綺麗

今回の組合せのベースはユニクロの公式画像を参考にしています。
ベースとなってるのはブロックテックパーカーの着用画像です。

https://www.uniqlo.com/jp/store/goods/425029?utm_medium=mobile_app&utm_source=PDP&color=09
これですね。黒パーカーにボーダー柄のTシャツ。さらにグレースラックスや白ソックスにいたるまで、ほぼ同じ組合せです。
ユニクロに限った話ではないですが、ブランドの公式画像はその服が綺麗に見える組合せを載せています。特に色合わせに関してはかなり考えられている。

この記事でも書きましたが、ブロックテックパーカーのような”頼りないフード”は明るいトップスと組み合わせることで解消されやすい。
ユニクロ公式は白いボーダーTだけでなく、スラックスや靴下も明るい色を使うことでフードだけが目立たないように工夫しています。

つまりこの基本的な型をそのままマネすれば、それだけで整った着こなしのベースをつくることができるんですね。
すべての公式画像がオシャレな服装とは限らないですが、色合わせ自体はかなり参考になるものばかり。
「コレ、いけそうかも…」という組合せを見つけたときは、偏見を持たずに一度試してみるのがオススメです。
白いアイテムを小刻みに使う

着こなしのベースは公式画像ですが、今回は細かい部分を微調整しています。
まず白いアイテム。公式ではボーダーTと白ソックスだけでしたが、地味な印象を減らすために文字盤が白い腕時計をプラスしました。

パーカーの袖をまくることで時計を見せ、白が均等に散らばるような組合せにしています。暑さを凌ぎつつ、時計の装飾を活かすという発想です。
白はシンプルですが、洋服の着こなしを考えるうえでとても重要な色。最も明るい色である白の面積を調整するだけで、全体の印象を変えてくれます。

ちなみにパーカーを脱ぐとこんな感じ。
この長袖はボートネックTという襟が横に伸びているタイプ。首回りの素肌が出やすい形になっていますが、肌着に白Tシャツを使うことでダラしなさを減らしています。
ボートネックTのインナーに関しては下の記事を読んでもらえればと思います。ネット検索からたどり着いて読んでくれる方が多いので、意外と皆さん気にしてる部分なのかもしれません。

革靴・クラッチバッグをフル活用

ユニクロの画像で使われていたのは黒いスニーカーでしたが、今回は革靴に変更。さらにレザーのクラッチバッグを合わせて大人びた要素をプラスしています。
特に今回は白の面積を多めにしたので、そのままだと子どもっぽさ・白の肌着感が強く出てしまいやすい。
そのため、スーツの大人びた要素を足せるレザーの小物を目立つ先端に置きました。

このブログで何度も書いてはいますが、首・手首・足首などは結構目立つポイントです。
今回のような色数が多い着こなしをしたときは、先端を”黒で引き締める”というのがとても効果的。
地味な印象を減らす明るい白。コーディネートを引き締めてくれる暗い黒。幅広い着こなしをサポートする強い味方といえるでしょう。
ユニクロの公式画像を見て、それを季節や自分の体型に合わせてアレンジする。
新しいコーディネートが思いつかないときは、ぜひ今回の考え方を頭の片隅に入れてみてください。
