小柄の小松です。今回はボートネックTの”肌着が見える問題”について。
クルーネックやVネックとは違った雰囲気のあるボートネックTですが、肌着が見えるのが気になるという方も多いと思います。
ただ、実はボートネックTの肌着が見えても全く問題ありません。重要なのは肌着の”合わせ方”なんです。
ボートネックT(バスクシャツ)のインナーは見せる・見せないどちらが正解?
繰り返しになりますが、ボートネックTから肌着がチラ見えしても着こなしによっては問題ありません。
肌着を見せないために、レディースの襟が開いたインナーを着るという記事も見かけますが、実は肌着は見えたほうが都合がいいことも多め。
まずはボートネックの特徴と、人によって相性があることを知るのが重要になってきます。
ボートネックが似合わない理由は”髪型”
ボートネックの特徴は襟が横に広がっていること。
クルーネックやVネックと違う印象があり、着てる男性が少ないのでいつもより変化を出すことができます。
ただこのボートネック、着る人によっては工夫が必要です。
特に髪の短い男性がそのまま着ると、違和感が出やすくなってしまうんです。
こちらがそのまま着た状態。肌着は黒のタンクトップです。
首まわりがさびしく、少しダラシない印象があるかと思います。
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女性の場合はそういった印象が出にくいです。
もともと首まわりが開いてる服が多いこともそうですが、女性は髪の長い方が多め。襟のスッキリさを髪のボリュームでバランスを取ることができるんですね。
なので髪が長ければバランスが取りやすいですが、ほとんどの男性は短髪。これがボートネックの似合わない1番の原因といえるんです。
ただ短髪の男性=ボートネックは無理というわけでもありません。
そこでボートネックの着こなしに自然とボリュームを出せるのが”肌着”ということになります。
ポイントは肌着の”色選び”
ただどんな肌着でもいいとは限りません。
特に重要なのは、着こなしによって”肌着の色”に注意することです。
たとえばこのボートネックTは白いボーダーが入ったデザイン。
そこで肌着も白いTシャツを使えれば、色の統一感を出して全体でバランスを取ることができます。
そう考えると黒でも意外と違和感は少なめ。
髪の毛やパンツの色が黒なので、こちらも色の統一感を出すことに繋がります。
ただしユニクロのエアリズムやヒートテックだと”いかにも肌着”なイメージが出やすいので、綿素材のものを選ぶのがいいでしょう。
ちなみにこの場合はグレーだと少し違和感が出ます。同じ色の服がないので、肌着だけが浮きやすくなるからです。
肌着が見えるのがNGなわけじゃなく、服に合わせて色の統一感を出すのが大事といえるんです。
小物で顔まわりにボリュームを出す
今回の着こなしではメガネを使ってますが、これも結構効果的。
小物を使えば顔まわりに自然とボリュームを出すことに繋がるからです。
さらにこういったメガネホルダーを足すのもありです。
どちらも意味のある小物なので、ボートネックのボリュームの少なさを綺麗に埋めてくれます。
2つ合わせると、肌の露出が多くてもバランスが取りやすい。
メガネホルダーは年配の方が付けるイメージが強いので選び方が難しいですが、選択肢としては候補に入れてみてもいいでしょう。
このメガネホルダーはNL(ニール)というブランドのものですが、少し使いづらい部分もあるので、オススメできるものが見つかり次第紹介する予定です。
ボートネックは普通のTシャツとは違う工夫が必要ですが、クルーネックやVネックにない雰囲気を出せます。
肌着選びだけで印象がかなり変わるので、似合わないと決めつけずいろいろ試してみてください。