レビュー

ユニクロ×米津玄師のコラボUTグラフィックTをレビュー【サイズ選びに注意】

  • 小柄の小松です。アーティストの米津玄師さんは曲とオシャレな服装どちらも好きです。

以前、こんなツイートをしました。

ユニクロと米津玄師さんがUTでコラボします。全6型が8月14日(金)の日中から発売予定。‬
‪おしゃれなデザインが多いだけじゃなくて、シルエットも米津さんらしさとトレンドを意識してる。これはクオリティ高そうです。‬
‪鬼滅の刃コラボのときは初日12:30でほぼ完売でしたが、今回もかなり勢いがある予感。‬

実際かなり勢いがありましたが、開店前から並んだら店舗で購入できました。

全6型ありましたが、購入したのは白・黒1点ずつ。

ただのプリントTシャツに収まらない完成度だったので特徴をレビューしたいと思います。

ユニクロ×米津玄師のコラボUTグラフィックTをレビュー【サイズ選びに注意】

こちらが今回紹介するユニクロの米津玄師 UT グラフィックT。

左がホワイトの両面プリントT、右がブラックの前面プリントT。身長162cmの小松はどちらもSサイズを購入しました。

まずはプリントの特徴をそれぞれ紹介。そのうえでこのシリーズのサイズ感や形の特徴について触れていきます。

猫と事務所の名前を入れた両面プリント

まずはこちらの両面プリントT

全6型中ホワイトは2種類ありましたが、こちらは表のプリントがやや小さめで、胸板より少し高い位置にあるデザインです。

米津さんの個人事務所名であるREISSUE RECORDS(リイシューレコーズ)が文字でプリントされています。

文字は手書きでしょうか。味のある文字とカラフルな色使いのおかけで、小さいながら存在感のあるグラフィックだなと感じました。

表は控えめな大きさでしたが、裏のプリントは大きめ。

可愛らしくインパクトのある猫がデザインされています。

近くでみるとこんな感じ。

表と同じくカラフルな色使いですが、実はよく見ると細かい工夫が詰まっていることがわかります。

さらに拡大してみます。

遠めからは嬉しそうな表情に見えますが、近くで見ると左目から涙を流していて、なんとも曖昧な表情。

耳・お尻の近くは黒いグラフィックになっていますが、こちらはよく見ると違う素材が使われています。

写真では伝わりにくいと思いますが、光に当たると反射して、黒いグラフィックが目立つようになっているんですね。

それと細かいですが、よく見ると所々に色が滲んでる部分があります。

店舗で見たときは気付かなかったんですが、おそらくこれも最初から意図したデザイン。

まるで絵の具が飛び散ったかのような自然な雰囲気。こういったところまで考えられてるのを見ると、かなりこだわって作られているように感じます。

発色の良さとサイン入りの前面プリント

続いては黒の前面プリントT

裏は真っさらなので表のデザインだけ触れていきます。

もう1つの黒Tシャツと比べるとプリントの面積は少なめです。

ですが遠くからも近くから見ても発色の良さが伝わってくるグラフィック。

左からピンク・オレンジ・ブルーと色が切り替わっていますが、間に別のカラーが入っていることで自然な繋がりに。

メインのプリント以外にも別の装飾が違う素材で付いています。

プリントからちょっとはみ出してるのが立体的でなかなかおもしろい。

左側には小さく「KENSHI YONEZU」と書かれています。

こちらも少し控えめに書かれていて、光の反射でチラッと見える程度に収まっています。

遠目から見るとカラフルなプリントが付いてるだけに見えますが、白Tシャツと同じくかなり細かいバランスを意識したグラフィック。

余談ですが米津玄師さんの下の名前は「げんし」ではなく「けんし」です。

トレンドを意識したオーバーサイズ

グラフィックの完成度が魅力的ですが、実はこのシリーズは最近の洋服のトレンドを意識した少しオーバーサイズな形。

まず肩幅が落ちた”ドロップショルダー”になってることで、Tシャツにゆったりした雰囲気を与えてくれています。

けれど袖丈は普通のTシャツと同じくらいの長さ。つまり肩幅だけを緩くすることで、適度なゆったりシルエットになるよう工夫していることになります。

今回のTシャツはキッズ向けのXSSから3XLサイズまで展開されていますが、あまりにオーバーサイズだと抵抗のある方も多いはず。

けれど米津さんの服装はゆったりしたイメージもある。そこで程よいサイズにすることで”万人向けの米津玄師らしさ”を表現したと考えられます。

最近のユニクロUTは稀にこういった緩めのサイズを出すことがあるんですが、まさに米津さんコラボにぴったりなアプローチだといえるでしょう。

ちなみに襟は通常のユニクロTシャツより太めです。数字でいうと幅は2.5cmほど。

左のオーバーサイズクルーネックTもやや太めですが、それよりさらに太いので抵抗がある方も多いかもしれません。

たしかに襟自体は太めですが、よく伸びるストレッチ性の高い素材なので、着てると少しずつ伸びていくと思われます。でもしっかりした縫製なので襟がすぐ”よれる”という心配はありません。

サイズ選びのポイントですが、肩幅・身幅が緩めなので、ユニクロでいつも買ってるサイズより1つ下げるのがベターかと思います。

洗濯前後の伸び縮みを比べてみましたが、どちらも裾丈が1cm弱伸びたので、大きいサイズを選ぶとさらに緩くなってしまうかもしれません。

ちなみにTシャツによってサイズ感にバラつきがあるので、公式サイトの数字とズレる可能性は高めです。

身長162cmの男性がSを着るとこれくらいのサイズです。

生地自体は薄めなので、白Tシャツの場合は乳首透け対策でベージュの肌着を着るのがいいでしょう。

合わせるズボンはTシャツに合わせて少しゆったりめにするのがベターかと思います。

細かいこだわりを感じさせるプリントと、ほどよく”米津玄師らしさ”がある緩いサイズ。ファンや洋服好き、どちらにとっても満足度の高いTシャツだと思います。

 

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