小柄の小松です。最近は学生っぽく見えない”ベストの使い方”を研究中です。
以前、こんなツイートをしました。
2020年はクルーネックベストを見かけることが多かったですが、Vネック型も意外と使いやすいかもと感じてます。
工夫すればTシャツ・オープンカラーシャツどちらも重ね着できる。もっというと素材はニットよりナイロンのほうがサラッとしてて快適。
相変わらず難しい部分はありますが、ハマると楽しい。— 小柄の小松@服好きミニマリスト (@komatsu162) August 11, 2020
2020年はクルーネックベストを見かけることが多かったですが、Vネック型も意外と使いやすいかもと感じてます。
工夫すればTシャツ・オープンカラーシャツどちらも重ね着できる。もっというと素材はニットよりナイロンのほうがサラッとしてて快適。
相変わらず難しい部分はありますが、ハマると楽しい。
クルーネックベストをよく見かける反動なのか、Vネック型を取り入れるようになりました。
今回の考え方を知っていると、他の人とちょっと違うベストの使い方が見えてくると思います。
メンズのVネックベストの着こなし【簡単な組合せはオープンカラーシャツ】
ということでVネックベストを使った着こなしを提案します。
下記に使用アイテムを載せていますが、後ろの数字がサイズです。
使用アイテム
MR.OLIVE:ナイロンベスト(M)
メゾンスペシャル:ディアスキンパスケース
ユニクロ:オープンカラーシャツ(S)
ユニクロU:スーピマコットンT(M)
ユニクロU:ワイドフィットテーパードパンツ(70)
agnes b.:ナイロントート
シルバーレイククラブ:革巾着ポーチ
ヘンリー&ヘンリー:エナメルタッセルサンダル(39)
テンデンス:ラウンドガリバー
amp japan:オーバーラップリング
Paul Smith:ブルーレンズサングラス
この着こなしで気をつけたポイントを書いていきます。
Vネックと開襟シャツの相性の良さ
ベストを使うときは基本的に他のトップスとの組合せを考えることになりますが、今回はオープンカラーシャツ(開襟シャツ)を合わせています。
オープンカラーシャツは首まわりが最初からV字に開いているシャツ。
なので同じVネック型のベストと合わせることで、首まわりの形に統一感を持たせるようにしました。
近くで見るとこんな感じ。
V字の服を重ねてるので、同じ角度で揃った綺麗なラインを作れているかと思います。
ベストは無地タイプですが、クルーネックの白Tシャツを合わせることでより地味にならないようにも工夫しました。
ベスト+半袖トップスを試すと子どもっぽく見えやすいことが多かったんですが、思った以上には子どもっぽく見えてないように感じます。
これはグレーという少し”おじさんぽさ”のある色を使ったからかもしれません。
他の色で試すと子どもっぽくなる可能性はありますが、首まわりの形に関しては、Vネックベスト×オープンカラーシャツは相性がいい組合せといえるでしょう。
ベストを浮かせないための2つの工夫
これはクルーネックベストのときも同じでしたがベスト単体が目立つと着こなしに違和感がでることがあります。
なのでまず「ベストの色を他の服で拾う」というアプローチがかなり効果的。
そうすればベストを全体に馴染ませ、統一感を出すことができるでしょう。
ということで下半身にはグレースラックスを使いました。
ベストより暗い色ですが、同じグレー系統なので上下の色は繋がって見えてくれました。
そしてもう1つの工夫は、ブラックの小物を意識的に増やしたこと。
バッグ・時計・サンダルを黒に。グレーなど黒より淡い色が多いとノッペリとした印象が出やすいのですが、こういった先端に黒を使うことでコーディネートを引き締める効果を狙いました。
ちなみにトートバッグには革巾着を吊るしています。
オープンカラーシャツの色に近い装飾が入っていたので、シャツと小物で色を統一させて遊びを入れました。
それと今回のベストは左腰にポケットが付いていたので、ここにポーチを入れました。
大きいポケットでしたが、偶然それに合うポーチを持っていたので装飾として挟んでいます。
たったこれだけのことですが、グレーのノッペリした印象を減らしつつ全体の装飾を増やすという2つの効果が出ました。
あくまで装飾的な意味で使ってるので実用性はあまりないです。しかも他のベストにポケットが付いてるとは限りません。
ただ、洋服のデザインを活かすという意味ではおもしろい発想になったのではと個人的に感じます。
シャツのボタンを1つだけ開けてみる
それと細かいポイントですが、今回使ったオープンカラーシャツは第1ボタンを開けて着ています。
こうすることで、ベストとシャツの間に”変なスキマ”が出ないよう工夫しました。
別にそのまま着ても問題ないといえばそうですが、今回のベストはVラインがかなり深くて角度がありました。
それと比べるとシャツの角度は浅め。なので2つのトップスの角度を合わせるという意味でボタンを開けました。
ちなみに今回のような場合、シャツを横に広げすぎると白Tシャツが目立ちすぎてしまうので、ボタンは単に開けるだけでいいと思います。
ボタン1つで大袈裟な話ですが、首まわりというのは意外と目立つポイント。
最近見かけるVネックベストは妙に深いラインで”チルデンニット”のような大胆なつくりなものも結構多いです。
なのでどこか違和感があったときは、今回のような微調整をしてみるのがオススメです。
ということで今回のポイントは…
・同じVネック型の洋服を合わせる
・ベストの色を拾うのが安全
・首まわりに変な空間を作らない
クルーネックベストとは違うポイントが必要になってきますが、慣れると別のおもしろさがあります。
ぜひこの考え方を頭の片隅に入れてみてください。