小柄の小松です。今回はレザーフライトジャケットの合わせ方について。
ミリタリーアイテムで中でも武骨なイメージのあるA2フライトジャケット。
男性が憧れそうな洋服の1つですが、レザーの面積が多いので着こなしが難しいアイテムでもあります。
そこで今回はフライトジャケットを自然体で着るためのポイントを提案していきます。
【A2】レザーフライトジャケットがダサい・似合わないときの解決策【メンズコーデ】
ということでレザーのフライトジャケットを使った着こなし提案です。
使用アイテムを載せてますが、後ろの英数字がサイズです。
★使用アイテム★
soe:Leather Flight Jacket Switching Fabric(1)
soe:Relaxed Fit Trousers(0)
GU:ワイドフィットT 7分袖(M)
GU:リラックスフィットシャツ FILIP PAGOWSKI(M)
New Balance:ML2002RO(26cm)
GETABACO:ROPE LACE(PERSIMMON)
TEMBEA:PAPER TOTE
soe:Key Ring With Leather Strap
LOEWE:スラップブレスレット(スモール)
KAIKO:ABSTRACT EAR CUFF
amp japan:オーバーラップリング(17号)
Paul Smith:オーバーリムスクエア
この着こなしで気をつけたポイントを話していきます。
ハードな印象を柔らげる
まず1番重要なのは、フライトジャケットの印象を柔らげることだと考えてます。
レザータイプのフライトジャケットはともかく主張が強め。
これはライダースなどもそうですが、ハードな印象のあるアイテムは、普通に合わせると服に着せられてるようなイメージが出やすいです。
渋い顔つきの男性やモデルさんならサマになりますが、そうでない人は工夫が必要になってくると思います。
そこで今回提案したいのは、着こなしを中性的なバランスにすること。
バキバキな服装にするのではなく、柔らかい印象を出すということです。
女性はライダースにスカートなどを合わせたりしますよね。
「甘辛ミックス」なんて呼ばれますが、あの発想を僕ら男性も取り入れてみる、というのが今回のアプローチ。
こうすれば、渋い男性でなくてもフライトジャケットを着こなしやすいと考えています。
ワイドパンツで緩くする
ハードさを柔らげる方法ですが、まずはワイドパンツを使ってみてください。
レザーフライトジャケットに細身のパンツだとかなりキメた印象が出やすい。
そこでパンツを緩くして柔らかいイメージに寄せてみる。
ワイドパンツは男性より女性が使ってることが多いので、中性的な雰囲気をつくるのにピッタリです。
今回ワイドパンツはデニムではなく、スラックスにしています。
フライトジャケットは大人っぽい服ですが、他をTシャツやスニーカーにしてるので、ワイドスラックスで中間のバランスを狙いました。
色はジャケットと同じブラックにするのが簡単。上下で色を揃えれば、ジャケット単体が目立つのを防ぎやすいからです。
基本はモノトーンですが、このようにシルエットを緩くすればキメすぎになりにくい。
なのでまずは細身ではなく、ワイドスラックスから試してみてほしいです。
インナーを明るくする
続いてはジャケットのインナー選びについて。
レザーアウターはハードな印象が強いので、インナーはTシャツ・スウェットなどラフな洋服で問題ありません。
そのとき重要なのは、なるべく装飾が強いインナーを選ぶこと。
インナーが無地の黒とかだと、レザージャケット単体が目立ちやすい。
けれどインナーに少し装飾があれば、ジャケットだけが目立つのを防いでくれます。
今回は白い文字が書かれたTシャツを使ってます、
こういうインナー映えするTシャツなら、フライトジャケットのハードさを柔らげることができるでしょう。
いわゆるカレッジロゴと呼ばれるプリントですが、これはアメリカの学生が着てるイメージのある服。
フライトジャケットもアメリカの印象が強いので、上半身を同じような雰囲気にまとめることができます。
あと、このTシャツにはシャツを重ね着しています。
こうすれば首元にアクセントを増やしつつ、防寒性をUPさせることができます。
さらに色数を増やさないように黒シャツを使いました。
黒シャツを使うとキメすぎになりそうですが、プリントTに重ね着してるので、そこまでやりすぎな印象は出ません。
着こなしのベースはモノトーンですが、ところどころにカラフルな色を散りばめてます。
色は統一感があれば何でもOKですが、今回はオレンジっぽい色。MA-1の裏地として使われる「レスキューオレンジ」をイメージしました。
カレッジロゴもそうですが、こんなふうに洋服と近いイメージのものを合わせると、着こなしに説得力をプラスできます。
そこまで細かくやらなくても平気ですが、何を合わせるか迷ったら「洋服のバックボーン」を意識してみるのも面白いと思います。
①ハードな印象を柔らげる
②ワイドパンツで緩くする
③インナーを明るくする
ぜひ今回の考え方を参考にしてみてください。