レビュー

GUのオーバーサイズコーチシャツ(5部袖)は夏から秋まで大活躍するアウター

小柄の小松です。今回は夏と秋の体温調節にちょうどいい羽織りについて。

夏場はTシャツ1枚で過ごしたいですが、秋に近づくと段々涼しくなってくるもの。

そういうときは何かしらの”羽織り”が便利ですが、長袖を羽織るにはまだ暑いという場合もありますよね。

そんな”微妙な季節”に対応できる軽いアウターをGUから紹介します。

GUのオーバーサイズコーチシャツ(5部袖)は夏から秋まで大活躍するアウター

こちらが今回紹介するGUのオーバーサイズコーチシャツ(5部袖)

身長162cmの小松はXSサイズのオリーブを購入しました。

“接触冷感”を活かした5部袖シャツアウター

タイトル通りですが、このシャツは夏から秋への”繋ぎ”としてかなり便利な1着。

「長袖では暑いときもある」と書きましたが、このシャツは5部袖。

当たり前といえばそうですが、半袖・長袖の真ん中ならほどよく寒さを凌いでくれます。

しかもこのシャツ、触れるとヒンヤリする”接触冷感素材”が使われています。

こう書くと「洋服そのものが涼しいの?」と思うところ。というより僕自身がそう思ってました。

ただ接触冷感の仕組みについて調べてみると、ちょっと意味合いが違うようです。

接触冷感とは、簡単にいうと「身体の熱が洋服に移動するからヒンヤリする」という素材のこと。

洋服自体が涼しいというより「素材の熱伝導率が高いこと」を利用してるようです。

日陰のコンクリートや鉄に触れるとヒンヤリするのは、手の熱がそれらに移動して手の温度が下がるから。

それを再現するのが接触冷感素材なんですね。

商品名にシャツと書いてありますが、Yシャツなどと比べたら生地は固くて厚手なほう。

ただ実際に着てみると生地はサラサラしています。肌にベタっと張り付いたりしないので、適度に防寒しつつ涼しい状態をキープしてくれます。

“肌寒い夜”に最適なのはもちろんですが、冷房をガンガン効かせてる屋内でも絶大な効果アリ。

バス・電車からショッピングモールまで。夏なのに寒いというシチュエーションは結構多いので、バッグの中に入れておくと想像以上に役立つでしょう。

適度に緩いオーバーサイズ

適度に防寒できる5部袖アウターですが、デザイン自体も絶妙なところをついています。

ボタンを開ければ羽織りですが、閉じて着ると首元がV字になる。要はオープンカラーシャツと同じ形です。

オープンカラーシャツはリゾートで着る印象の強い洋服。

そのデザインを取り入れることで、デザインでも涼しげな印象が出るよう工夫しているんですね。

シャツの要素を取り入れてますが、ボタンはパッチ式。

こうすることでアウターの印象が強くなってます。

オープンカラーシャツを羽織ると、どうしても学生っぽさが出やすいもの。街中でもかなりの確率で見かけると思います。

けれどこのシャツなら学生っぽさが少ないので、ボタンを開けても閉じてもOK。本当の意味で2wayです。

裾丈の長さをコンパクトにしたかったので、僕はXSサイズを選びました。

ただ、横幅が緩いのでガッシリ体型でもゆとりをもって着れます。

そして5部袖だからか全体的にストンと落ちた形に見える。なので印象としては”緩いんだけど縦長なつくり”です。

ポケットが左右についてるのも便利なポイント。

アウターとして便利なのはもちろん、正面から見えない位置に付いてるので見た目はスッキリ。

ポケットが隠れてると地味なデザインになりがちですが、裾にある2本のコードがアクセントになってくれてます。

しかもここを絞れば横幅もシュッと調整できる。

なので緩く着ても、絞って縦長を強調してもOKです。

オリーブをおすすめする2つの理由

とはいえ5部袖は中途半端な長さなので、半袖・長袖と比べたら子どもっぽく見えやすいもの。

そこでこのシャツですが、使われてる生地は綿・レーヨンが半分ずつくらい。

レーヨンは「絹のような大人っぽい光沢を出せる」と言われている素材です。

それを混ぜることで、5部袖でも子どもっぽくなりすぎないよう工夫をしているんですね。

デメリットはシワができやすいこと。

アイロン掛けするほどじゃないですが、気になる人は気になるかなというレベルです。

GUに限らずレーヨンを使った洋服はシワができやすいので、これは割り切るしかありません。

このシャツは黒・白・オリーブの3色。白だとシワが悪目立ちしやすいので、買うなら黒orオリーブにするのがベターかと思います。

便利なのは黒ですが、今回オリーブを選んだのは色の濃さ。

かなり色味が深いので、黒に負けない大人っぽさをキープしてくれます。

隣はユニクロ+JのTシャツですが、それに近い印象のある濃いオリーブ。

単体で見ると暗くて使いにくそうですが、白い洋服に合わせれば綺麗なメリハリをつくることができます。

親会社が一緒のユニクロはシンプルな洋服を展開することが多い。

「5部袖のシャツアウター」って結構マイナーな洋服ですからね。そういう洋服はユニクロだとあまり作らないという印象があります。

逆にGUはユニクロより攻めたデザインの服を作ることが多め。

だからこそ「特定のシーズンで重宝する洋服」を探すときはGUに”当たり”があったりします。

・季節の繋ぎめに活躍する5部袖アウター
・適度に緩いオーバーサイズ
・大人っぽさを引き立てる深いオリーブ

ぜひ購入を検討してみてください。GU オーバーサイズコーチシャツ(5部袖)

 

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