小柄の小松です。今回はジャケットの肩がけをするときの注意点について。
オシャレな人がやるとかっこよく見える肩がけスタイルですが、正直いってハードルは高め。
特にジャケットは普通に羽織ったほうがマシということは多いですが、どうしてもやってみたいという方は気をつけてほしい点がいくつかあります。
ジャケットの肩掛けコーデをしたいときに気をつけるべきポイント
ということでジャケットを使った肩掛けの着こなしを提案します。
下記に使用アイテムを載せていますが、後ろの数字がサイズです。
使用アイテム
ユニクロU:テーラードジャケット(XS)
ランバンオンブルー:LEB MONSTERプリントTシャツ(50)
UNITED ARROWS:ジャージー1プリーツパンツ(M)
Amb:レザーグラディエーターサンダル(38)
ネオンサイン:バケットバッグ
amp japan:オーバーラップフラットリング(17号)
テンデンス:ラウンドガリバー
agnes b.:ロゴピンバッジ
ユニクロ×イネス:ドットプリントスカーフ
JINS:ワイドシートメタル
この着こなしで気をつけたポイントを書いていきます。
肩掛けすると着丈が短く見える
ジャケットに限った話ではないですが、アウターを肩がけすると着丈が短くなったように見えます。
なのでジャストサイズのジャケットを肩がけすると、ジャケットが通常より小さく見えてしまう可能性があります。
今回使っているジャケットは着丈や身幅が緩いサイズのもの。
普通に着ると上半身が少しダボついて見えますが、肩掛けすると上に引っ張られてオーバーサイズさが少し減ります。
「ショート丈の服は肩がけNG」とい言いたいわけではないですが、肩がけしたら服のサイズの見え方が若干変わるというのはイメージしておいたほうがいいでしょう。
無地ジャケットは横に広がって見える
当たり前といえば当たり前ですが、肩掛けすると着丈だけでなく横幅も見え方が変わります。
特に無地のジャケットを肩掛けすると、必要以上に横に広がって見えるので、ジャケットだけが悪目立ちする可能性が出てきます。
そこでジャケットだけが浮かないよう、今回はまずパンツを近い色にしました。
サンダルも白が入った明るいものにすることで、ジャケットの広がりに合わせて下半身にボリュームを持たせるという考え方です。
ただこれでもまだジャケットの広がりが目立つので、襟にはブローチ、胸ポケットにはスカーフを入れて装飾をプラス。
こうすると小物が無地ジャケットのノッペリさを埋めてくれるので、横の広がりを少し抑えることができます。
また、バッグを小さめのものにすることで上下のボリュームも調整。
アイテムは違いますが、これと似たような発想です。
ここではデニムシャツを肩掛けしていますが、シャツ自体にボタンや目立つポケットなど装飾があります。
さらに帽子やスニーカー・バッグなど、所々で全体のバランスを取る。今回のジャケット使いもこれに近いです。
といえ正直なところ、わざわざ肩掛けする必要があるかといえば微妙なところ。
普通に着るより涼しく、アウターをバッグにしまう必要がなくなるので小ぶりのバッグで出かけたいときには便利ですが、ジャケットの肩がけはどうしてもキメすぎに見えやすい。
ただ、どう調整すれば肩掛けが悪目立ちしにくくなるかという点では参考になるかと思います。カーディガンやデニムジャケットのときに活かせるので。
ジャケットの肩がけはキメすぎな印象になりやすいですが、どうしても肩がけコーデをやってみたいという方は、ぜひ今回の考え方を頭の片隅に入れてみてください。