小柄の小松です。今回は低身長男子がロングコートを選ぶときのポイントについて。
「低身長男子=ロングコートが似合わない」は思い込みですが、着丈・身幅がジャストサイズなのに違和感があるという場合もあります。
もしかしたらそれはポケットの形が理由かもしれません。
低身長男子のスタイルを良く見せるコート選び【ポケットの形がポイント】
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繰り返しになりますが、低身長男子のロングコート選びはポケットの形に注目するのがおすすめです。
ポケットの形が違うだけで、コートがスッキリ細身に見えるかどうかが決まってくるからです。
シルエットはポケットの形で変わる
どうしてポケットの形が違うとシルエットが変わるのかを説明していきます。
コートを羽織っているときはポケットに手を入れることが多いですよね。
このときにポケットがどんな形で付いてるかによって、コートの広がり方が変わってくるんです。
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色やデザインが違いますが、この2つのコートで違いを見てみます。
左はポケットが横向きに、右はポケットが縦向きに付いたコート。左は裾が広がっていますが、右はあまり広がっていないことがわかるかと思います。
これは主に付いてるポケットの向きの違いによって起きているんです。
サイドポケットは横に広がる
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まずはこのステンカラーコートから見ていきましょう。
このコートには、外からあまり目立たないサイドポケットがついています。
このサイドポケットがついているコートだと、手を入れたときに裾が横に広がるつくりになっているんです。
サイドポケットに手を入れたら、横に広がる。いわれてみれば普通の話です。
けれどこういった小さなことがあるだけで、低身長男子のコートの見え方は大きく変わってきやすい。
裾が広がることが絶対NGというわけではないですが、サイドポケット付きだとコートの裾が広がるというのは頭の片隅に入れておいてもいいでしょう。
パッチ・フラップポケットは縦に伸びる
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今度はこちらのコートを見ていきます。このコートに付いてるのはパッチポケットというタイプ。
ポケットが縦向きに付いているので、ポケットに手を入れたときにシルエットが縦に伸びるという特徴があります。
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https://www.uniqlo.com/jp/store/goods/42261900001?utm_medium=mobile_app&utm_source=PDP
これはユニクロのコンフォートジャケットの画像。
こんな感じにジャケットの上から貼り付けられたものがパッチポケットと呼ばれます。
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https://www.uniqlo.com/jp/store/goods/419434?utm_medium=mobile_app&utm_source=PDP
スーツだとこういった蓋の付いてるポケットも馴染みがあると思いますが、これはフラップポケットと呼ばれるもの。
雨避け用に蓋がついていて、パッチポケットと違ってポケットの縫い目が見えない仕様になっています。
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ポケットが縦向きだと、手を入れたときにそのままストンと下に重みが出ることになります。
こうするとコートの縦のラインに沿っているので、スッキリしたシルエットに見えやすくわけです。
低身長男子はパッチ・フラップポケットが使いやすい
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2種類のポケットの違いを書いていますが、低身長男子はパッチ・フラップポケット付きを選ぶとスタイルを良く見せやすくなります。
脚を細長く見せるためにはスキニーパンツが一番簡単ですが、そのとき上半身にボリュームが出すぎないほうが綺麗なシルエットに見せやすいからです。
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とはいっても、サイドポケット付きでも組合せ次第で上手くまとめることはできます。
この着こなしではスキニーではなくスラックスを使って、上下のボリュームを近づけています。
さらにクラッチバッグを脇に抱えることで、裾の広がりに合わせてボリュームを調整もしています。
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この着こなしも、コートのボリュームに合わせてパーカーを挟んでいるので、裾だけが悪目立ちしないようになっています。
ぱっと見はわからないので、好きな服ならサイドポケット付きでも全く問題ありませんし、そこまで細かいことまで気にしなくてもファッションは楽しめます。
けれどどうしてもロングコートが似合わないと感じてる方は、このポケットの形に注目してみてください。実際に着てみると裾の広がり方の違いがわかると思うので。
同じロングコートでも、デザインが違えば体型の見え方まで変わってきます。
ほとんどのブランドが扱ってる定番アイテムだからこそ、こういった買う基準を持っていれば迷いも少なくなるでしょう。
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