小柄の小松です。今回は晩夏から秋までの”繋ぎめのコーディネート”の考え方について。
暑くもなく寒くもない微妙な時期はコーディネートに悩みやすいタイミング。
かといって長袖を着るのは暑かったりするので、できれば半袖を使って季節感を出せれば便利ではないでしょうか?
ということで、これまで紹介した半袖Tシャツ・シャツを使った着こなしをまとめました。
晩夏・初秋のメンズコーデ4選【半袖Tシャツ・シャツの使い方まとめ】
繰り返しになりますが、夏から秋の微妙な時期を乗り切るコーディネートの提案です。
上記のトップスを使いますが、着こなしを考えるうえでのポイントは基本的に次の3つ。
・色と素材で秋らしさをプラス
・どこかに夏らしさを残す
・地味に見せない工夫
これに沿って具体的なコーディネートを紹介していきます。
秋の色と素材を意識する
まずは「色と素材を意識する」という考え方から。
春夏と比べると、秋の服装は暗い色やモコモコとした毛羽立ちのあるアイテムが増えてきます。
そういったアイテムを選べば、半袖の服でも秋らしさを出すことは可能です。
Tシャツは少し落ち着いた色合い。パンツは秋冬らしさのある少しだけ毛羽立ちのあるアイテム。
それだけだと秋の要素が強くなりがちですが、そのぶん他のアイテムで夏らしさ・軽さを出せばうまくまとめやすい。
まずは”色と素材”を意識するのが簡単といえるでしょう。
タックインの”型”を秋っぽくする
続いてはTシャツをタックインした着こなし。
Tシャツはガサっとした風合いだと子どもっぽくなりやすいですが、裾をパンツのなかにしまうタックインなら大人びた要素をプラスできます。
こちらも色・素材を意識してますが、タックインすることでラフな服が多くても大人っぽく見えるよう調整しました。
真夏のタックインは暑いですが、徐々に涼しくなってくる晩夏・初秋ならハードルは低くなります。
春夏にやっていたタックインスタイルを少し秋っぽくする。シンプルですが、これも意外と効果的なアプローチです。
意外な色でもタックインOK
こちらもタックインスタイルですが、上下の色の差が大きいパターン。
タックインすると腰位置がバレてスタイルが悪く見えやすいもの。それを誤魔化すためには上下の色味を合わせるのがラクです。
しかし手持ちの服でいろんな組合せを試せば、意外とうまくハマる着こなしが生まれることもあります。
この場合はネイビーとブラウン。
腰位置が目立ちやすい組合せですが、小物をうまく合わせればスタイルの悪さを誤魔化すことは可能です。
タックインに対して抵抗がある方もいると思いますが、まずは手持ちのTシャツで1つずつ組合せを試してみてもいいでしょう。
スエードスニーカーから考える着こなし
こちらは半袖シャツを使ったコーデですが、ポイントはスエードスニーカーを使っていること。
スエードは毛羽立ちのある素材で秋冬らしさが出やすいアイテム。革ないし合皮なので、普通のスニーカーより大人っぽく見せることもできます。
ポイントとしては、足元以外も秋らしさをプラスしてあげること。
スエードで足元に秋らしさが出せてるので、トップスは色を暗めにしてあげればトータルで秋らしさが感じられる組合せにできます。
スニーカーを変えただけでは違和感が出ることもありますが、このように靴の素材からコーディネートを考えるというのもオススメです。
いくつか紹介してきましたが、どれも半袖の洋服で季節感を出しました。
半袖と聞くと夏のイメージが強いと思いますが、組合せ次第でコーデに秋らしさを出すことは十分可能。
色・素材など簡単なところから意識していけば、中途半端な季節を乗り切ることができるでしょう。