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春コートを秋冬に着るメンズコーデの方法【生地で季節感を出す】

小柄の小松です。今回は春に買ったコートを1年通して使うためのポイントについて。

気に入って買った春用コート。けれどモノ単体で見たらあくまで春物なので、秋冬に使うときはいくつか工夫したほうがベター。

今回の考え方を知っていると、クローゼットの奥に眠ってる春コートの活躍の幅を増やせるかと思います。

春コートを秋冬に着るメンズコーデの方法【生地で季節感を出す】

ということで春コートを使った秋冬の着こなし提案です。

下記に使用アイテムを載せてますが、後ろの数字がサイズです。

使用アイテム
soe:スプリングコート(0)
ユニクロ×イネス:3Dジャカードセーター(XL)
ユニクロU:スーピマコットンTシャツ(M)
ユニクロ:レギュラーフィットテーパードジーンズ(28)
ユニクロ×JWA:ヒートテックソックス(25〜27cm)
KLEMAN:FRODA(40)
NEHERA:サスティナブルレザーベルト
アニアリ:レザートートバッグ
シルバーレイククラブ:革巾着ポーチ
amp japan:オーバーラップリング(17号)
amp japan:イヤーカフ
Paul Smith:ブルーレンズサングラス

この着こなしで気を付けたポイントを書いていきます。

春用・秋冬用コートの違いとは?

まず春用と秋冬用コートの違いについてですが、1番わかりやすいのが服の”素材”です。

基本的に春コートはサラッとした素材が使われてることが多め。

コットンやナイロンだったり、夏の印象が強いリネンを混ぜてあったりします。

なので暗い色であっても、春の軽いイメージを出すことに繋がってくれます。

それに対して秋冬コートは”暖かく見える素材”が使われてることが多め。わかりやすいのが”ウール”です。

ユニクロが毎年定番で出してるカシミヤチェスターコートなどがそうですが、生地にふっくらとした厚みがあると、秋冬の暖かいイメージが出せる。

黒なのでわかりにくいですが、上の春コートと比べると生地そのものに重たい印象があります。

セーターでも秋冬だとラムウールとかが店舗に並んでますよね?あういう明らかにモコモコした素材だと、誰が見ても「これは秋冬の洋服だな」と思うはず。

とはいえあくまで傾向なので、すべてのコートに当てはまる話じゃありません。実際このコートは秋冬に買ったものですが綿100%。

モノ単体で見たらウールコートのような暖かさはないですが、合わせる洋服や着こなし方で秋冬らしさを出すことは可能です。

リネン100%でサラサラした夏用カーディガンとかだとさすがに厳しいですが、要は「明らかに季節のイメージに合ってないコート」じゃない限り、多少は問題ないということ。

洋服の着こなしではこの”イメージ”というのが結構大事なポイント。それを左右する要素の1つが”素材”ということになります。

トップスやパンツの素材選びが鍵

そこで春コートを秋冬に使うポイントですが、合わせる他の洋服で季節感を出すことです。

特に簡単なのは秋冬用のウールセーターを使ってあげること。

人の視線が集まりやすい上半身に秋冬の服を持ってくれば、春コートでも秋冬らしさをプラスすることができます。

スラックスなどの下半身を秋冬素材にしてもOKですが、より簡単なのは目立つ上半身です。

今回の着こなしもセーターを使っていますが、そのおかげで春っぽさはそこまで感じないはず。

セーターの柄も秋冬らしさがありますし、形自体も首元が高くなったモックネックです。

秋冬になると、タートルネックなど首元に高さがある服をよく見かけるはず。つまり洋服に高さがあればさらに秋冬のイメージに寄せることができるんですね。

目立つアイテムが秋冬の洋服であれば、春コートを使っても季節感を損なうことは少ない。

こちらのコートもサラサラした春用コートですが、秋冬のセーターを使ってるのでそこまで違和感はありません。

どちらのコートも色が暗めなので、そもそも秋冬の落ち着いたイメージに合ってるとうのもあります。

なのでもし長く使える春コートを買いたい場合、なるべく暗い色のコートを選んであげるのがベター。

春に使うときに重たくなりやすいですが、そのときはTシャツやセーターの色・素材で春っぽさを出してあげれば問題ありません。

防寒対策は重ね着×小物使い

とはいえ春コートは秋冬用と比べて素材が薄いので、単純に寒いという問題もあります。

そこで便利なのが、重ね着や小物で防寒対策をしてあげること。

具体的にはセーターの中にTシャツを入れたり、靴下を厚みのある素材に変えるなどです。

当たり前といえばそうですが、洋服は重ね着したり生地が厚くなるほど防寒性が高くなります。

使う服の量が増えれば秋冬らしさを出すことにも繋がる。

さらに着こなしのアクセントとして映えるような組合せにすれば、秋冬にありがちな地味な印象を減らすこともできます。

重ね着・靴下だけでなく、たとえばニット帽や手袋を使ってあげるのも効果的です。

手先などの先端は冷えやすいので、手袋があるだけでだいぶ暖かい。

ここで使ってる帽子はユニクロのものですが、ヒートテックタイプではなく通年使える綿素材のもの。

ニット帽をかぶるだけでも暖かい印象をプラスできるので、秋冬素材じゃなくて問題ありません。

「洋服はあくまでイメージが重要」という話をしましたが、こういった目立つ”先端”を工夫すれば防寒性と季節のイメージを同時に解決してくれるでしょう。

ということで今回のポイントは…

・秋冬用より春用のほうが長く使える
・トップスやパンツの素材選びが鍵
・防寒対策は重ね着×小物使い

ぜひこの考え方を頭の片隅に入れてみてください。

 

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