小柄の小松です。
今回は「夏から秋に切り替わる時期のコーディネート」について解決する記事です。
以前、こんなツイートをしました。
夏から秋に切り替わる9月はどんな服装をすればいいか迷うタイミング。
秋を意識するといっても、長袖やアウター・ウールセーターを着たらまだ暑かったりする。けれど焦らなくても半袖Tシャツやパンツで季節感は出せます。
ポイントは色・素材。"曖昧な色"を使えば、夏秋を繋ぐコーデは表現できます☀️— 小柄の小松@服好きミニマリスト (@komatsu162) September 2, 2020
夏から秋に切り替わる9月はどんな服装をすればいいか迷うタイミング。
秋を意識するといっても、長袖やアウター・ウールセーターを着たらまだ暑かったりする。けれど焦らなくても半袖Tシャツやパンツで季節感は出せます。
ポイントは色・素材。”曖昧な色”を使えば、夏秋を繋ぐコーデは表現できます☀️
これについて考えます。
徐々に涼しくなってくると、夏の服装に違和感を覚えることもありますが、かといって無理して厚着・重ね着する必要はありません。
晩夏・初秋のメンズコーデは半袖TシャツでOK【ヒント:色と素材】
タイトル通りですが、半袖Tシャツで夏秋の中間を意識したコーディネートを提案します。
下記に使用アイテムを載せていますが、後ろの数字がサイズです。
使用アイテム
Paul Smith:ブルーレンズサングラス
アバハウス:ポンチVヘンリーネックTシャツ(46)
ユニクロU:スーピマコットンTシャツ(M)
ユニクロ:スマートアンクルパンツチドリ(S)
シックストックス:ツートーンソックス(M)
スプリングコート:G2レザー(39)
Johnbul Private Labo:ナイロンベルト
テンデンス:ラウンドガリバー
ユニクロU:ナイロントート
大きなポイントは服の色・素材。
それと少しだけ”夏らしさ”を残すことです。
まずはトップスの色を意識する
コーディネートの印象は上半身に何を着るかで決まりやすいですが、半袖Tシャツで秋を意識するならまず”色味”から考えるのが簡単です。
秋冬は春夏より暗い色の服が増えてきますが、その中間のイメージを色で表現すれば、半袖でも秋寄りの着こなしをつくることができます。
そこで今回のTシャツですが、ベージュとブラウンの中間のような”モカ”を選んでいます。
モカといってもそこまで暗い色じゃないので、秋冬ほどがっつり重たい雰囲気が出るわけでもありません。
夏っぽく見せたければ短パンやサンダルを合わせればいいですし、アウターを羽織ればもっと秋の印象を強くできる。
“半袖”と聞くと夏のイメージが強いですが、組合せ方によって季節感を調整することもできる。細かい話ですが、これが洋服のおもしろいところでもあります。
ということでまずはトップスの色で夏秋の中間を表現するのがいいかと思います。
パンツの素材で秋っぽさを出す
次に下半身についてですが、今回は素材で秋っぽさを足すというアプローチをしました。
ツルっとしたスラックスではなく、起毛した温かみのあるパンツを使うことで、秋のイメージを表現しています。
とはいえ、上半身が曖昧なカラーなのに下半身がガッツリ秋冬だとチグハグな印象が出る可能性もある。
なので靴下を白にして明るさをプラス。靴も革靴ではなくレザースニーカーにすることで、軽さと大人っぽさ両方が出るようにしました。
https://www.uniqlo.com/jp/ja/products/E430237-000/00?colorCode=COL07
それでも重たい印象が出て気になるという方は、ブラウンではなくグレースラックスでもいいかと思います。
こちらも薄いチェック柄で秋冬用ですが、今回使ってるパンツよりは軽い印象がある。
トップスとの色の相性を考える必要はありますが、ハードルはこちらのほうが低いかもしれません。
上半身の色で印象をつくり、下半身は素材で季節感をプラスしてみる。半袖×長ズボンでも晩夏・初秋のイメージはつくれるといっていいでしょう。
小物で夏らしさを残す
こういった時期のコーディネートは、小物の合わせ方でバランス調整するのも効果的。
上下の服で秋らしさを出したぶん、小物で夏の軽い印象をプラスするという考え方です。
まず顔まわりだとサングラス。
モカやブラウンなど地味な色の服を使いましたが、スポーツ要素の強いサングラスを使うことで着こなしを軽く見せる効果があります。
ヘンリーネック・ブラウンのパンツなどおじさんぽさが出やすい服がメインですが、腕時計は大きめで少し装飾の強いデザインなので、これも華やかな印象を足してくれています。
それとバッグはナイロン素材のものを使っていますが、こういったツルっとした生地は夏の涼しげな印象にも繋がってくれます。
レザーのクラッチバッグだと、服の印象と合わさってオジサンぽさが強くなりそうだったというのもありますね。
細かい話が多いですが、晩夏・初秋のコーデは気合いを入れる人が少ない印象があります。
だからこそ、こういった時期に工夫すればまわりと差別化することもできるでしょう。
ということで今回のポイントは…
・まずトップスの色味を意識する
・パンツの柄、素材で秋のイメージを足す
・小物使いで部分的に夏らしさを残す
ぜひこの考え方を頭の片隅に入れてみてください。