小柄の小松です。今回は低身長男子のロングシャツ攻略法について。
ロングシャツは普通のシャツより着こなしに変化を付けられるのが魅力ですが、長すぎるとダラしなく見える可能性が高め。特に身長が低い人ほど苦戦するはず。
そこで今回はアウターとの重ね着でダラしなく見せない方法の1つを提案。
この考え方を知っていると、ロングシャツを身長に囚われずに使うヒントが見えてくると思います。
長すぎるロングシャツの重ね着コーデ【低身長メンズの解決策】
ということで通常よりさらに長いロングシャツを使った着こなし提案です。
下記に使用アイテムを載せてますが、後ろの数字がサイズです。
使用アイテム
soe：レザーフライトジャケット(1)
soe：レギュラーカラーシャツ(1)
ユニクロU：ウールブレンドジャージーパンツ(73)
Danner：トレイルフィールド(6h)
ユニクロ×JWA：ヒートテックスヌード
soe：ウォレットパールチェーン
ユニクロU：ナイロントート
シルバーレイククラブ：革巾着ポーチ
LOEWE：レザーブレスレット(スモール)
amp japan：オーバーラップリング
amp japan：イヤーカフ
Paul Smith：コンビメタルハーフリム
この着こなしで気を付けたポイントを書いていきます。
シャツのサイズ選びが難しい理由
そもそもシャツのサイズ選びは結構難しい部分があります。
第1ボタンが締められる首まわりの緩さ、袖先がつまらないゆとりのある幅など、着丈以外にも気を付けるポイントがある。
で、襟元や袖先を緩くするためにはサイズUPすることになりますが、そうすると必然的に着丈が長くなってしまいますよね？
なのでもともと長めのシャツだった場合、サイズUPすることで着こなしのハードルが高くなってしまうんですね。
たとえば第1ボタンを留めるつもりがなければ問題ないですが、ボタンをすべて留めたほうが綺麗な着こなしになることが多い。
最近はシャツを使った着こなしが増えていますが、首元のなどの”先端”は目立つポイントの1つです。
とあるブランドの店員さんも言っていましたが、シャツのサイズ選びというのは意外と難しい。身長が低ければ尚更です。
けれど多少着丈が長くても着こなしでカバーすることは十分可能です。
左のシャツは実際かなり着丈が長い。右のシャツより2,3cm長いのですが、その数センチで意外と印象は変わってしまうもの。
けれど他の洋服・小物とのバランス次第で悪目立ちを防ぐことができます。
より目立つ小物をプラスする
まず小物選びについてですが、意識的に大きいアイテムを合わせてみてください。
シャツの着丈が長い＝裾だけ悪目立ちしてる、ということ。
けれど他にも目立つ小物を散りばめてあげれば、その悪目立ちを防ぎやすくなる。ちょっと堅い言葉でいうと、目線を分散させることができるんですね。
順番に見ていきますが、まず首まわりには大きいスヌードを巻いています。
そもそもボリュームがあるスヌードですが、少し明るい色にすることでさらに大きく見えるように。
僕はいつもネイビーのスヌードを使っていますが、今回はシャツの着丈に合わせてより目立つスヌードに変えているんですね(そもそもリバーシブルですが)。
続いてはパールネックレス。
スヌードと比べると小さいアクセサリーですが、パール自体が目立つ装飾なので、これもシャツの悪目立ちするのを防ぐ効果があります。
そしてもう1つはバッグ。かなり縦長なバッグを手持ちしてます。
実際高さ50cmほどある超ビッグサイズ。
普通の着こなしで低身長男子が使うとバッグが浮いてしまうんですが、今回のようにシャツが目立っていればちょうどいいバランスを取ることができるのです。
今回はバッグにポーチを足してより目立つよう工夫しました。
右のリュックはポーチなどを付けられる部分がないですが、左のように”余白”があるバッグならこんなアレンジも可能です。
しかもシャツの悪目立ちを防ぎつつ、着こなしにアクセントを加えることもできて一石二鳥。
「シャツだけでも抵抗があるのに大きいバッグなんて…」と思うかもしれませんが、やってみると意外と絶大な効果を発揮してくれます。
パンツの色味を活かすのもアリ
今回はさらに「パンツの色味を活かす」というアプローチもしてます。
使ってるシャツは白。男性が穿くパンツは黒・グレー・ネイビーなどが一般的ですが、そのなかで白に1番近いグレーにすることで色の差を少なくしました。
色が繋がって見えると、シャツ単体が悪目立ちするのを防ぐことができるのです。
これはたとえば白スニーカーを使うときにも活かせる方法です。
明るい白スニーカーはどうしても着こなしで浮きやすいですが、黒・グレー・白という色の繋がりを意識すると悪目立ちしにくくなる。
今回のロングシャツでもグレーを使ったことで同じような効果が出ています。
パンツ自体は細めですが、やや目立つグレーにしたことで白シャツだけが浮かないようにできる。
男性が1番使いやすいパンツは”黒”ですが、着こなしのバランス次第では他の色のほうが便利なことも多い。
パンツの色が明るくなれば着こなしのアクセントにもなります。小物選びと同じで一石二鳥な方法といえるでしょう。
ということで今回のポイントは…
・コツを知ってれば多少長くても問題なし
・より目立つ小物をプラスする
・パンツの色味を活かすのもアリ
あくまで提案ですので悪しからず。
ぜひこの考え方を頭の片隅に入れてみてください。
