小柄の小松です。今回はスマホを操作しやすい手袋について。
手袋は秋冬の寒さ対策に欠かせないアイテムの1つですが、手が小さい人だとどうしてもブランドの手袋でサイズが合わないことが多いはず。
しかもサイズが合ったとしても、普通の手袋だと構造上スマホ操作がやりにくい。
そこで今回はサイズ・使いやすさどちらも兼ねたデザイン性の高い手袋を紹介します。
【手袋のサイズが合わない人向け】MR.OLIVEのフィンガーレスグローブをレビュー

こちらが今回紹介するMR.OLIVEのフィンガーレスグローブ
サイズ展開は1種類のみ。色が切り替え式のタイプもありましたが、最もシンプルなブラックを購入しました。
手の大きさを選ばず使える形

名前の通り指先だけカットされたフィンガーレス型ですが、これが非常にありがたい仕様。
洋服ブランドの手袋はどこも基本的に大きめで、サイズ展開があったとしても指先がどうしても余ることが多め。
僕はこれまでサイズ展開の多いユニクロ・イオンなどで買ってましたが、この手袋はフリーサイズでも問題なく使えてます。


もともと手が小さいので若干長めにはなってしまうんですが、スマホ操作自体は問題なくできます。
ただそのままだと親指部分がスマホ操作のときに少し当たってストレスになるので、手首側を折り返して使うことが多いです。


その手首まわりですが、幅が広めで比較的ゆったりしたつくり。
アウターの中に通してもいいですが、面倒な人はアウターの袖先に”かぶせて”使うというのもOK。
指先が出てるので普通の手袋より寒いのは事実ですが、甲と手のひらがガードされてるだけでもだいぶ違います。
指先が静電気防止仕様になってる手袋も持ってますが、利便性を考えるとフィンガーレスもなかなか便利です。
暖かくて破れにくい素材

次に素材についてですが、基本的にポリエステルが使われています。
内側はフリース上になってるので適度に暖かく、ボリュームは控えめなので野暮ったさが出ない。手の甲の裏側がより暖かみのある素材になってるのもポイント。
フィンガーレス型なこともあり、指先がとても動かしやすい仕様です。

手の甲は別素材に切り替わっていますが、こちらはいわゆる”リップストップ”になってます。
リップストップとは「生地が避けるのを止める」という意味。
表面が破れたとしても、細かい編み込みがそれ以上の破れを防ぐという機能的な意味があります。

ちなみに使われてる素材は”コーデュラ”という種類で、アメリカのインビスタ社が製造してるもの。タグは左手にだけ付いています。
ナイロンの7倍の強度があるといわれていて、その耐久性の高さからアウトドア用品などでも良く使われる素材。
GUでもコーデュラ素材のバッグが売ってたりするので真新しさは感じないかもしれませんが、薄い・軽い・丈夫と三拍子揃ってるので使っていてかなり安心感があります。

細かいですが、指先の裏にはオレンジの糸が使われていました。
外から見えるわけじゃないのでデザイン的な意味はありませんが、こういった小さな違いもあって個人的には嬉しいポイント。
フィンガーレスグローブ自体は他で安く買えますが、使い心地が良いのでとても満足度の高いグローブです。
オールブラックでも着こなしのアクセントになる

このシリーズは甲と手のひらで切替式になってるわけですが、オールブラックでも適度にデザインが映える仕様。
手のひらは普通のブラックですが、甲のリップストップ部分が少しダークグレー寄り。
立体的な模様と合わさって、黒いけど着こなしのアクセントとして使えるグローブになってます。

今回のオールブラックを選ぶ場合、合わせるアウターも黒のほうがベターかと思います。
黒の手袋はどうしても重たい印象が出やすいですが、フィンガーレスなので適度に軽さがあり、リップストップもほどよく主張してくれる。
今年はダウンジャケット・パデットアウターなどに力を入れてるブランドが多いですが、それに近い印象を手首まわりで表現してるのがこのグローブ。
洋服のトレンドと機能性をマッチさせたこの発想。とても理にかなったアプローチではないかと思います。

ZOZOTOWNでは予約販売の時点で完売してましたが、公式サイトではまだ在庫があります。実際店舗に行ったときも見かけました。
他に親指部分がないニットグローブ型もありますが、コーデュラ型のほうが人気だったようです。
こちらのほうが防寒性・耐久性が高いし季節感はそこまでないので、春の雨の日とかでも使えるでしょう。
ちなみに12月22日現在、公式サイトだと”会員特別価格”になっていて安く買えます。
・手の大きさを選ばず使える形
・暖かくて破れにくいコーデュラ素材
・ブラックでも着こなしのアクセントになる
ぜひ購入を検討してみてください。MR.OLIVE フィンガーレスグローブ
