小柄の小松です。今回は男性がファッション目的で付けるネックレスの必要性について。
アクセサリーは地味な着こなしを華やかにしてくれる便利なものですが、やりすぎると他人から理解されにくいこともあります。
特に賛否両論あるのがネックレス。「ファッションの理屈よりも、必要な理由を考える」というのが今回のテーマです。
男のネックレスはいらない?【ファッションの理屈=モテる理由にならない】
繰り返しになりますが、洋服の着こなしにネックレスを使うのは賛否両論ある方法です。
なんでかというと、ネックレスを付けてる男性=チャラいという印象が一般的には強いからです。
意味のない小物は女性ウケが悪い
ネックレスがチャラいと思われやすいのは”付ける意味”にあります。
基本的にネックレスは付けなくても日常生活に支障が出ないので、それが”わざとらしさ”に繋がってしまうからです。
僕自身、以前はネックレスを使った着こなしをすることがよくありました。
ここではカラフルな色の服を着ていますが、白黒ネックレスを使うことで上半身をノッペリさせないようにしていました。
他にもドッグタグというものを使うことがありました。
このときは、暗い色の組合せに華やかさをプラスするという理由でドッグタグをぶら下げていました。
洋服の着こなしでは首・手首・足首といった先端が目立つものなんですが、ファッションの理屈という点ではネックレスを使うのは効果的。
けれど別にネックレスがなくたって生活そのものに困ることはありません。あくまでファッションの都合で合わせているだけ。
ないとノッペリする・地味になるのは間違いないんですが、不自然な違和感があると”わざわざネックレスを使ってる”ということだけが相手の印象に残ってしまいやすい。
女性は華やかに着飾るということが自然ですが、男性はシンプルな服装が好まれる傾向があるので、意味のない小物というのはリスクが高くなってしまうんですね。
目的がハッキリした小物を使う
逆に意味のある小物って何?という話ですが、これはメガネや時計などが当てはまります。
目的がハッキリしてる小物なら、ファッションのわざとらしさが出にくくなるからです。
まずはメガネ。わざとらしさが出にくい小物の一つです。
“視力の悪さをカバーする”というイメージがあるので、着こなしに自然に馴染ませやすくなります。
丸メガネとか色数が多いなど、あまりにも凝ったデザインだと変わってきますが、こういった主張の少ないメガネであれば違和感は抑えることができます。
そして時計には”時間を確認する”というハッキリした目的があります。
なのでネックレスと違って、違和感があまり出ないんですね。
ただ、どんな場面でも大丈夫だとは言い切れません。
たとえば僕はテンデンスというメーカーの大きい腕時計を使うことが多いですが、これをスーツに合わせたら悪目立ちしてしまうのは間違いない。
他にも友だちとの飲み会とかラフな集まりに付けていったら「なんでそんな大きい時計付けてるの?」と言われる可能性もあります。
メガネも時計もわざとらしさが出にくいですが、あくまで行く場所・会う相手などのTPOに合わせて選ぶ必要があるということになります。
チャラいと言われることの意味
ネックレスの話に戻りますが、チャラいと思われることが100%悪いわけではないとも感じます。
チャラい=少なくとも洋服に無頓着とは思われていないとも捉えられるからです。
僕自身、洋服に気を使うなんてバカバカしい、恥ずかしいと思っていた時期がありました。
そしてその頃言われてたのは「もうちょっと服装どうにかしようぜ?」という内容ばかり。
チャラいという言葉自体はあまり響きが良くないですが、少なくとも洋服選びに気を使ってるというふうには見てもらえる。これってスゴイことではないでしょうか?
チャラいと思われるとショックだったりしますが、だったら次は少し装飾を抑えた着こなしを考えればいい。
着こなしのバランスを考えるキッカケをもらえたと、プラスに考えることもできます。
理屈より理由を優先しよう
洋服の着こなしは理屈で説明することもできますが、最終的には使う理由が大事なんじゃないかと思います。
ファッションの理屈を突き詰めても、独りよがりになってしまうので、結局は相手にどう思われるかを優先したほうが得だからです。
ネックレスで装飾するのがチャラいと思われるなら、最初からデザインの入った服を着ればいいんじゃないか?
ポケットとか色彩が強くないジップなら、地味にならない着こなしにできるかもと考える。
逆に今回は付けても大丈夫そうな場所(クラブに行くとか)だから堂々と使えばいいかな?
その積み重ねで、相手に合わせた服装を考えることに繋がっていきます。
理屈は知っているに越したことはないですが、それが必要かどうかはまた別の話。
どんな洋服も小物も、付ければ絶対オシャレなんてことはないので、場面に合わせて自分で考える必要があるでしょう。