スニーカーは最も使いやすくて馴染みのある靴といえますが、より大人びた雰囲気がほしい場合はレザータイプがオススメ。
レザースニーカーはコンバースなどの定番ブランドでも展開がありますが、実はものによっては意外と使いづらい素材のものもあり、選び方にコツがあります。
今回紹介するオニツカタイガーの黒いレザースニーカー”ローンシップ”は、無駄のないデザインで上品な素材で、あらゆるパンツと合わせやすいアイテム。その特徴を確認していきます。
スタンスミスに近いシンプルなデザイン
今回紹介するオニツカタイガー ローンシップ
靴紐の下にのびているシュータン、アッパーと呼ばれる靴の表面と、適度に目立つ位置にロゴがあります。adidasの名作スタンスミスと似た配置になっていますね。
シュータンのロゴは紐を1組通さない場合に綺麗に見えるようになっています。
逆に靴紐を最後まで通すことで、ロゴを隠してオールブラックのスニーカーとして見せることができます。
サイドのロゴは目立ちますが、どうしてもオールブラックとして使いたい場合は革靴用のクリームを塗るなどすればいいでしょう。
レザーでかっこよさをプラス
また、このスニーカーの表面はレザーが使われていますが、これもスタンスミスと同じように”シボ感”のある革です。
シボ感とは凹凸のある表情豊かな質感のこと。コンバースや他のブランドだと、革靴に近いツルッとした革が使われていることが多いですが、そういったタイプはオススメできません。
ツルッとした革だとスニーカー独特のラフなデザインを活かしきれず、表面がノッペリとして足元に説得力が出なくなってしまうからです。
シボ感があることで、レザーの大人っぽさ・立体的なスニーカーらしさの両方を維持できるので、バランスの取れたスニーカーになっています。
また、かかとの素材がエナメルに切り替わっているのもポイント。
レザーの重たさを中和して、スニーカーにクリーンな印象をプラスしてくれています。
また、内部は一部がメッシュ素材。
ローンシップは元々テニスシューズとして作られた靴なので、通気性を高めてくれる工夫はスポーツ選手への配慮を感じさせます。
シュータンの短さも使いやすいポイント
このローンシップのサイズ選びですが、小松が持っているコンバースのジャックパーセルとほぼ同じ。25.5cmを選びました。
引用 https://www.t-fashion.jp/shop/greenlabelrelaxing/goods/4138323
ちなみに以前adidasのレザースニーカーをもっていたのですが、ローンシップとの大きな違いは特にシュータンの長さ。
シュータンが短いとパンツとのクッションが出にくく、シルエットが綺麗になります。スニーカーはこういった細かいところでも扱いやすさが変わってくるので注意が必要です。
シンプルなデザイン・表情のあるレザー・使いやすい大きさ。
定価12,960円(税込)という価格設定が安く感じるほど、バランスの取れた素敵なレザースニーカーです。オニツカタイガー ローンシップ