小柄の小松です。今回は春のオープンカラーシャツの使い方について。
春夏になるとどこのブランドでも出してるオープンカラーシャツ。
特に半袖に関しては大学生が着てる印象があります。
毎回似たような着こなしになりがちですが、工夫すると思った以上にバリエーションを増やせます。今回はこのコツを話したいと思います。
【春コーデ】オープンカラーシャツは重ね着・羽織り・ネクタイで着まわし力UP【メンズ】
ということでオープンカラーシャツの使い方提案です。
大きく分けると「重ね着・羽織り・ネクタイ」の3種類です。
①クルーネックTの重ね着
まず最初は1番簡単な重ね着から。
オープンカラーシャツは首元がV字に開いたシャツ。そのままだと首回りがかなり空いてしまいます。
けれどクルーネックTを中からチラ見せすればOK。こうすると肌の露出を減らしつつ、首元に違う色を使ってアクセントにすることもできます。
クルーネックTの色はまず白or黒が安定。シャツが黒ならインナーがカラフルでもOKです。
Vゾーンが浅いシャツのときは肌の露出が少なくなります。そういうときはVネックの肌着にしても問題ありません。
長袖オープンカラーのときは、ボタンをちょっと開けてジャケットふうに着てもOK。
どちらかといえばシャツジャケット感覚で着るイメージ。シャツジャケットはシャツ・テーラードジャケットの中間みたいな服なので、キメすぎになる心配がありません。
このあと話す「羽織り使い」とも似てますが、ボタンの開け閉めで印象を変えるのは結構使えるテクニックです。
重ね着でもう1つ試してほしいのは、オープンカラーシャツの襟を外に出すこと。
普通にインナーとして着ると、襟がペタッと寝てしまうオープンカラー。けれどその襟を出してジャケットに重ねれば首まわりのアクセントとして使えます。
ジャケットのラペルが少し低くなってればスッキリ収めやすいです。どちらかといえば古風なテクニックになります。
ユニクロの通常ラインだとコンフォートジャケット。ユニクロUでもこのタイプのジャケットが多いので、是非試してみてください。
②インナーと同色で羽織る
次はシャツのボタンを全部開けて羽織りにする方法。
これ自体は大学生がよくやるテクニックの1つ。なので人によっては抵抗を感じるかもしれません。
ただ大学生っぽく見えるのはインナーとシャツが違う色のときだと思います。
実際僕もこういう組合せをやっていた時期があります。
この組合せ自体はファッション関係者もやってたりします。なので決して悪くはないんですが、学生っぽく見えやすいというのはあります。
そういうときに試してほしいのはシャツとインナーの色を近づけること。
要はシャツの羽織り使いが目立たなければOKという考え方です。これだけで学生っぽさは結構消えてくれるはずです。
ただシャツの羽織り使いは普通に着るよりラフに見えがち。なので大人っぽくするために、たとえば黒いバケットハットなどを使ってバランス調整するのがおすすめです。
③ネクタイをチラ見せ
最後はネクタイをしめる方法について。
オープンカラーシャツは普通のシャツよりラフな服ですが、その上にネクタイを使うと普通のシャツに近い雰囲気になります。
ただネクタイを普段着で使うとちょっと違和感が出やすい。そこでオススメなのは、アウターを羽織ってネクタイを部分的に見せること。
こうすれば面積が減るのでネクタイの主張は減らせます。さらにシャツの色を「ビジネスで使わない色」にすれば、より普段着っぽくできます。
ネクタイの色は基本的にブラックだけを集めればOK。
黒いネクタイはキメすぎに感じますが、色自体は使いやすい。シャツや他のアイテムを使ってバランスを取れば問題ありません。
ただ普通の無地ネクタイだと冠婚葬祭っぽく見えがち。なのでニットタイやワンポイントの装飾入りなど、普段着よりの黒ネクタイを選ぶのが簡単です。
ネクタイはチラ見せが簡単ですが、ガッツリ見せて問題ないときもあります。
たとえば全体を同色でまとめる場合。こうすればネクタイだけが悪目立ちしなくなるので、そこまで違和感はでないはずです。
ネクタイは使うだけで結構大人っぽい着こなしになります。なので全体的にラフな服・組合せにして、ネクタイで大人っぽくするという方針が良いと思います。
以上3種類について話しました。
最初に話したクルーネックTの重ね着だけでもカッコいい着こなしはつくれます。
ただ慣れると段々飽きてくるはずです。なので羽織り使いやネクタイなど、いろんな方法で印象を変えるのがオススメ。
特にネクタイを使いこなせると、いつもと違う新鮮な気持ちでオープンカラーシャツを楽しめると思います。
①クルーネックTの重ね着
②インナーと同色で羽織る
③ネクタイをチラ見せ
ぜひ今回の考え方を参考にしてみてください。