小柄の小松です。今回は低身長男子のシューズの選び方について。
「オシャレは足元から」なんて言葉がありますが、子どもっぽく見えがちな僕ら低身長男子は、特に靴選びが大事なポイントだったりします。
ただ靴といってもスニーカーと革靴があるし、最近はユニクロ・GUでも売ってるのでどんなものを買うべきか迷うと思います。
そこで今回は身長162cmの視点で、買って後悔しないシューズの特徴を3つ提案していきます。
低身長男子の靴の選び方。スニーカーと革靴は3つのポイントに注意
ということで低身長男子に合うシューズの特徴を話します。
ポイントは「黒い靴・適度な丸み・適度な装飾」の3つ。
そして重要なのは「人気アイテムが使いやすいとは限らない」ということです。
①黒の大人っぽい靴を集める
まずは色についてです。
結論からいうと、最初はとにかく黒いシューズを集めるようにしてみてください。
革靴・スニーカーどちらでもそうですが、基本的に黒い靴は大人っぽく見える傾向があります。
そもそも身長が低いとそれだけで少し子供っぽい印象が出てしまう。
なので高身長の人と同じバランスに寄せるには、靴で大人っぽくするのが手っ取り早いんですね。
ただし注意してほしいのは「1足持ってればもうOK」ではないということ。
黒い靴といってもいろんな形や素材があります。しかも合わせる洋服によって相性がいいものは結構バラバラ。
低身長男子はサイズ選びが重要ですが、特にパンツと靴のバランスを考えるのが1番のポイント。
せっかくいいパンツを持ってるのに、それに合わない靴を履くと服の良さが半減したりします。
なのでしばらくは黒い靴を中心に集めるのがベター。
まず素材は大人っぽく見えるレザーから。慣れてくると、ナイロンやキャンバススニーカーなどラフなものも結構活躍してくれます。
いくつか集まると「もっと派手なスニーカーが欲しい!」となってくると思いますが、しばらくはグッと堪えてストイックに黒を探してみてください。
行き詰まってきたら白スニーカーやブラウンの革靴を買い足すくらいでOK。それ以外は後回しで問題ありません。
②適度な丸み・高さを選ぶ
続いては靴の形についてです。
特につま先がポイントなんですが、つま先がシャープなものより「適度に丸い形を選ぶ」と決めてみてください。
シャープな形を勧めてる人もいます。ただつま先が細すぎると、ビジネスシューズのような印象が出て使いにくいこともあります。
細いと大人っぽく見えやすいですが、丸みがあったほうが普段着らしさが強くなるので、最初はそういう靴が簡単。
あと顔の大きい低身長男子は「ソールが適度に高い靴」を選ぶのが安定です。
つま先がシャープでソールが低いと靴がコンパクトになります。そうすると顔が相対的に大きく見えて、スタイルが悪く見えやすい。
身長が高ければそこまで問題ないです。けれど同じ顔の大きさでも、低身長男子はシューズ次第でスタイルの悪さが目立ってしまうんですね。
「ヒールが高ければ身長を盛れる」と考えてる人は多いと思います。
ヒールとは靴のカカト部分のことですが、ホントに重要なのは後ろではなく「ソールの前側」です。
先端にボリュームがあれば顔の大きさとバランスが取れます。結果的に身長を少し盛ることもできます。
写真だと上より下が使いやすいということです。ほんの少しの違いですが、履いてみると印象はガラッと変わります。
ちなみにオススメなのはKLEMANのPADREという革靴。
つま先は少しだけ丸みがあり、ソールも前から後ろまで均等に高い。
デザインもビジネスシューズより普段着よりの作りなので「仕事用を使いまわしてる」という感じも出ません。
同じKLEMANのFRODAというモデルを持ってたこともありますが、あちらはもっとボリュームがあるので合わせ方が限られます。
なので使いやすいのはPADRE。値段も定価2万円くらいなので、革靴としては比較的安くゲットできます。僕はサイズ40に中敷を入れて履いています。
逆にボリュームスニーカーを買うときは「つま先だけ細くする」のがベター。
大きいスニーカーは野暮ったくなりますが、つま先だけ細くすれば少しコンパクトに見えるからです。
ブランドでいうとニューバランスが比較的使いやすい。「ボテっとしてるけどスッキリ見えるもの」が多いからです。
なので靴のボリュームに関しては「ボディとつま先のバランス」を考えるようにしてみてください。
③シンプルすぎる形を避ける
https://zozo.jp/sp/
最後は靴のデザインについて。
結論からいうと「あまりにもスッキリした形は避ける」と決めてみてください。
洋服だと装飾が少ないほうが大人っぽく見えます。無地のTシャツとかジャケット・スラックスなどもそうですよね。
靴もスッキリしてるほうが大人っぽいです。けれど実は装飾が少ないと、顔とのバランスが悪くなりやすい。
これは「適度に丸い形が理想」という話と似てます。シンプルすぎると足元がノッペリ小さく見えて、顔が大きく見えやすいんですね。
https://www.uniqlo.com/jp/ja/products/E458332-000/00?colorDisplayCode=09&sizeDisplayCode=235&utm_medium=social&utm_source=appshare
買わないほうがいい靴の具体例を2つ紹介します。
まず1つめはユニクロUのスリッポン。過去モデルも人気だった靴です。
けれど全体的に細くて装飾がほぼゼロなので、顔の大きい低身長男子は失敗しやすい。
これを買うならユニクロの通常ラインに売ってるキャンバススニーカーのほうが圧倒的に使いやすいです。
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2つ目はムーンスター810sのキッチェというモデル。これもスッキリしていて細いので難しいです。
特に白は装飾が少ないとノッペリ見えるので注意。これを買うなら、お金をかけてスタンスミスを買ったほうが何倍も使いやすいです。
MUJI Laboにも似たようなスニーカーがありますが、同じ理由で避けたほうがいいでしょう。
ちなみに810sはボリュームスニーカーも売ってますが、あちらは逆に大きすぎて使いにくいです。つまり810sは極端なモデルが多いシリーズなんですね。
なので靴を選ぶときは「ちょっとデザイン入ってるもの」がおすすめです。
靴紐がある王道のスニーカーだったり、ステッチだけ明るい色になってるものなど。
あまりにゴチャゴチャしてると使いにくいので、まずは適度なデザインの靴を探してみてください。
繰り返しになりますが、人気商品を買えば使いやすいとは限りません。
僕らは僕らの体型にあった靴選びが大切なんだと考えてみてほしいです。
①黒の大人っぽい靴を集める
②適度な丸み・高さを選ぶ
③シンプルすぎる形を避ける
ぜひ今回の考え方を参考にしてみてください。