小柄の小松です。今回は短パンを簡単に着こなすテクニックについて。
短パンは長ズボンより圧倒的に涼しくてラク。ただ注意点は子どもっぽく見えやすいことです。
それをカバーする方法はいくつかありますが、今回は洋服のサイズ選びで整えるテクニックを紹介。
このテクニックを知れば、短パンで失敗する確率はグンと減らせるはずです。
【メンズ】失敗しない夏の短パンコーデ。Yラインのつくり方3選
ということで夏の短パン(Yライン)の着こなし方を話します。
真夏だと暑い組合せもありますが、春から秋はじめの間でも使える方法を提案します。季節によって使い分けてみてほしいです。
①まずは長袖を着るだけ
今回のテーマはYラインですが、これは「上が太くて下が細いシルエット」のこと。
洋服界隈でよく言われる方法の1つ。聞き飽きてる人も多そうですが、短パンを使うときはこのYラインが絶大な効果を発揮します。
短パンはショート丈なので下半身をコンパクトにできる。つまり穿くだけでYラインの要素が50%完成します。
さらに長袖を着て上半身を太くする。たったこれだけでYラインが簡単につくれるんですね。
注意点は「ちょっと長い着丈のほうが良い」ということ。
長ズボンのときは着丈はコンパクトなほうが合わせやすいけれど、短パンでは長いほうがYラインを作りやすい。
ここが短パンと長ズボンの大きな違いになってきます。
短パンの色を黒から白に変えるとこんな感じ。
白は膨張して明るく見えるので、下半身が太く見えやすい。
そんな白パンツのときは細い形を選び、なるべくコンパクトに見えるよう工夫してみてください。細身ならYラインをギリギリつくることができます。
ただ細身の白短パンはユニクロだと探すのが難しい。なのでちょっと高いブランドで形が綺麗なものを選ぶのがベターです。
ちなみに長袖はシャツでもOK。
ここでは下半身に明るい色を使いました。こうすると下半身の細さが半端になりますが、着丈の長いトップスならYラインになってくれます。
色数が増えると子どもっぽくなりがちですが、大人っぽいシャツを使えばある程度カバーできる。
上半身はシャツとTシャツ。下半身は細身の短パンで色だけ変える。
これだけで十分バリエーションを増やすことができるでしょう。
②シャツを羽織る
Yラインは長袖を着るだけでOKですが、夏だと暑いと感じることもあります。
そこで試してほしいのが、シャツのボタンを開けて羽織りにすること。
普通に着るより一気に涼しくなりますし、着こなしのバリエーションを増やすこともできて一石二鳥だからです。
ただ「シャツの羽織り使い」はオタクっぽい雰囲気もあって紙一重。
なので慣れないうちはインナーを近い色にして、なるべく大人っぽくするのがベターです。
慣れてきたらインナーを派手にしてもOK。
いくら短パンでもダークトーンの服ばかりだと地味で暑苦しくなりやすい。
けれどインナーを明るくすれば、それだけで地味な印象は消えてくれます。写真くらい派手でも、他が暗ければ大人っぽさはキープできます。
おすすめはユニクロレディースのスーピマコットンT。生地が薄手で肌着としてもピッタリだからです。
これをサイズUPして着れば、普通のTシャツより涼しくできます。
③帽子でボリュームを出す
最後はショート丈の長袖を着るときのコツ。
長袖であっても着丈が短い服だとYラインがつくりにくくなります。特に最近はショート丈の服が増えてるので注意が必要です。
そこでオススメなのは帽子を足すこと。服だけでボリュームが出せなくても、帽子をかぶれば上半身を大きく見せられるからです。
使う帽子はキャップ・ハットのどちらかが効果的。
キャップはシャツなど大人っぽい服を着たとき。ハットはラフな洋服を着たときに使うのがいいでしょう。
特にバケットハットを使うと着こなしのバリエーションが一気に増えます。
たとえばこれだけ派手な洋服でも、ハットの大人っぽさがそれをカバーしてくれるからです。
写真ではスウェットを着てるので夏向けではないです。ただこの組合せは春や秋でも使えるテクニック。
秋だと10月くらいまで問題なくできます。トップスの厚さを変えて調整すれば、かなり長い期間楽しめるテクニックだと思います。
①まずは長袖を着るだけ
②シャツを羽織る
③帽子でボリュームを出す
ぜひ今回の考え方を参考にしてみてください。