小柄の小松です。今回はマフラー・ストールが似合わない理由について。
秋冬に便利なマフラー・ストールですが、実は巻き方を間違えると、顔が大きく見えてしまうデメリットもあります。
「マフラーを巻くと小顔効果UP」と言われてたりしますが、これは半分ホントで半分は間違い。
そこで今回はマフラー・ストールで失敗する理由と、最低限おさえてほしいポイントを提案していきます。
【メンズ】マフラー・ストールが似合わない・ダサいと感じる理由【顔がでかく見える】
ということでマフラー・ストールを使うときの注意点について話します。
これはどんなマフラーを使うときにも当てはまる考え方です。
最初に1番気をつけてほしいことを話し、そのうえで「買っちゃいけないマフラーの特徴」などを説明していきます。
首元を隠すと失敗する
まずマフラー・ストールを使うときに注意してほしいのは「首を隠しすぎない」ということです。
首元が隠れると肌の見える面積が減ります。するとマフラーの上に顔がドンと乗ったような形になります。
その結果、必要以上に顔が大きく見えてしまう。首元を隠せば隠すほどスタイルが悪くなってしまうんですね。
実際に何も付けないときと、グルグル巻きしたマフラーを比べてみます。
どちらのほうが顔が大きく見えるかと聞かれたら、グルグル巻きのほうと答える人が多いと思います。
首が露出していればマフラー➡︎首➡︎顔の繋がりが自然になりますが、首が見えないといきなり顔がドンのきてしまう。
「顔まわりに大きいものがあると、相対的に小顔に見える」
その理屈自体は本当だと思いますが、首の露出が少ないとむしろ逆効果になってしまうんですね。
これはマフラーが明るくても同じことが起きます。
通勤中の会社員がよくこの巻き方をしてますが、元々小顔じゃないと顔まわりが妙に強調されてしまいます。
たとえば髪が明るい、長髪という人はそこまで悪目立ちしません。マフラーより目立つ要素が顔まわりにあるからです。
身長が高い人も比較的目立たないと思います。顔の大きさが同じでも、身長が高ければ相対的に顔が小さく見えるからです。
繰り返しになりますが、首が見えてるかどうかで顔の大きさはかなり変わってしまうんですね。
なのでマフラーを巻くときは「首元にゆとりを持たせる」ようにしてみてください。
顔とマフラーの距離を離せば、同じマフラーでも自然な見え方になってくれます。
もちろん防寒性は少し下がりますが、マフラーがないよりはマシです。
スタイルが悪く見えると分かっていてグルグル巻きする人は少ないはずです。
ちなみにマフラーよりスヌードのほうが簡単だったりします。
スヌードは首から離れてるものが多いので、より自然に小顔効果をプラスできます。サッと掛けるだけだから簡単というメリットもあります。
どちらにしても首元にゆとりを持たせるのは最重要ポイント。
他にもパーカー・タートルネックなど「首まわりが埋まりやすいアイテム」ではこのことを意識してみてください。
短いマフラーは難しい
首元にゆとりを持たせると話してますが、そう考えると「短いマフラー」は難しいということになります。
マフラーを巻くにはある程度の長さが必要ですが、短いマフラーでゆとりを持たせようとすると、しっかり固定できなくなるからです。
なのでマフラー・ストールを選ぶときは、なるべく長いものにするのがベター。
そうすれば首元にゆとりを持たせつつ、しっかり固定することができます。
目安としては全長で200cmくらいあれば十分だと思います。
ユニクロの定番マフラーは180cmくらいですが、それだと首元に余裕を持たせるのが難しいです。
マフラーだと20cmの差は結構大きな違いになってきます。
200cmと聞くとかなり長そうに感じますが、実際はそれくらいあるほうが何かと使いやすいです。
ちなみに200cmあるとこういう使い方もできます。
片側を長くすると左右非対称になるので、真ん中で巻くよりデザイン性をUPさせることができます。
短いマフラーにも別のメリットはありますが、細かいことを考えたくない人は長いマフラーを選ぶようにしてみてください。
帽子で誤魔化せばギリギリOK
マフラーは長いほうが使いやすいですが、着こなし次第では短くてもバランスを取ることができます。
たとえば帽子をセットで使うという方法。
首元が少し窮屈だったとしても、帽子をかぶれば目線を分散させることができます。こうすればマフラーの悪目立ちを防げるでしょう。
この方法はビッグサイズのマフラー・ストールを使うときも効果的です。
ここまで大きいとマフラー単体の主張が強くなりますが、顔まわりに目立つアイテムを足せばバランスを取りやすくなります。
「オシャレな巻き方」を紹介する媒体は多いですが、顔が大きく見えてしまったら意味がありません。
自分の体型にコンプレックスがある人は、どの方法を使う場合でも「首元のゆとり」には注意してほしいと思います。
①首元を隠すと失敗する
②短いマフラーは難しい
③帽子で誤魔化せばギリギリOK
ぜひ今回の考え方を参考にしてみてください。