小柄の小松です。今回はTシャツをアウターと合わせやすくするためのお直しについて。
Tシャツの着丈はブランドやアイテムの種類によってまちまちですが、いろんな服と合わせやすい長さなら、着こなしの幅が広がって理想的。
そこで今回はTシャツのお直しのメリットと、注意すべきポイントを書いていきます。
着丈の長いTシャツは重ね着用にお直ししよう
Tシャツはいろんな服と合わせる機会が多いので、アウターとの重ね着用にお直しするのがオススメです。
低身長男子は着丈が少しズレるだけで、野暮ったい印象に繋がりやすくなるからです。
たとえばこちらはMA-1ブルゾンという、いわゆるジャンパー。
基本的に着丈が短いのがMA-1の特徴ですが、Tシャツのはみ出し具合が長すぎるとサイズが合ってない印象が強くなってしまいます。
これを重ね着したときにちょうどいいバランスになるよう、着丈をお直しします。
お直しすることで、お気に入りのTシャツを1枚・重ね着どちらでも使える魅力的な服にアレンジすることができます。
着丈を短くするのはお直し屋さんに頼むことになるわけですが、そこで気をつけてほしいポイントは次の3つ。
①洗濯してからお直しする
②重ね着するアウターを持っていく
③お直しは”少し長め”にする
1つずつ深掘りしていきます。
①洗濯してからお直しする
まずはお直しに出す前の準備。Tシャツは洗濯してからお直しするようにしてください。
なぜなら洋服は1度洗うと、着丈の長さが変わってしまうからです。
大抵のTシャツは洗濯すると縮みます。1cmだけのものもあれば、3cm近く縮んでしまう場合もあります。
お直しで理想の着丈にしたあと、3cmも縮んでしまったらどうでしょう?重ね着どころか1枚で着るのも苦労するサイズになってしまうかもしれません。
もちろん1度洗濯したからといってそれ以上縮まないとは限りません。着ているうちに多少前後する場合もありえます。
ただ、洗濯しないでお直しするよりはリスクは少なめ。
Tシャツのお直し屋は1度洗濯してからやるのがオススメです。
②重ね着するアウターを持っていく
Tシャツをお直し屋さんに持っていくときは、重ね着するアウターを一緒に持っていってあげてください。
理想の着丈を家で決めてから持っていったとしても、途中で変更したくなる場合があるからです。
アウターをその場で持っていないと「たぶんこれくらいで大丈夫かな?」と曖昧なままお直しすることになり、あとで後悔するということもありえます。
僕はアウターを3着持っていきました。デニムジャケット・カーディガン・MA-1です。
アウターの着丈がそれぞれ違うので、どれに合わせても使えるような理想の丈をその場で決めました。
荷物が増えるので仕事帰りとかだと厳しいですが、お直しはザックリと決めてしまうと大抵あとで後悔します。
洋服・お金両方が無駄になってしまうのは避けたいので、重ね着するアウターは持参するのを推奨します。
③お直しは”少し長め”にする
お直し屋さんで実際に合わせて理想の着丈を決めるわけですが、お直しするときは少しだけ長めにするのをオススメします。
なぜなら洋服は実際に着て動くものだからです。
立ち止まった状態で測ったときにベストな着丈だったとしても、着て動いている間は裾が上に引っ張られます。
そうすると腰位置が見える長さになって、スタイルが悪く見える着丈になってしまう場合があります。
そしてもう1つ注意点。お直し屋さんに〇〇cmとお願いしても、実際の仕上がりの長さは多少前後します。
僕は着丈の長さを63.5cmでお願いしましたが、少しズレていました。64cmいかないくらいです。
短くなるか長くなるかは仕上がりを見ないとわからないので、短くはならないようお願いしておくと配慮してもらえるかと思います。
面倒ですが、Tシャツのお直しは少しだけゆとりのある長さでお願いしてみてください。
Tシャツを1枚で着るためだけに使うのはもったいないこと。
手持ちの服とのバランスを考えて、幅広く使える理想の着丈を見つけてみてください。
✳︎お直しした白Tシャツについて気になる方はこちらの記事をご覧ください。