小柄の小松です。今回は一見使いやすそうだけどデメリットもあるグレーストールについて。
ストールは柄が入ってると、1枚で着こなしを簡単に華やかにできる秋冬の便利アイテム。
今回ユニクロとイネス・ド・ラ・フレサンジュのコラボアイテムで絶妙なストールを見つけたんですが、意外なデメリットもあったので解決策も含めて紹介したいと思います。
ユニクロ×イネスのダブルフェイスストールはクリーニングして幅を短くすると使いやすい
こちらが今回紹介するユニクロのダブルフェイスストール
僕が購入したのはダークグレーです。このストールはデメリットをどこまで許せるかが課題です。
3色のバランスが良いダークグレー
まずこのストールの凄いところは”ダブルフェイス”の特徴を活かした色の組合せです。
ダブルフェイスとは文字通り2枚の生地を重ねたつくりのこと。どちらの生地もオモテなので肌触りがとても良くなります。
ダブルフェイスの特徴を最大限に活かして、色味の違うグレーを使っています。
ストールを巻いたときにどちらの色も見えるので、1枚で2色のグレーを楽しむことができるんです。
そしてストールの端に付いているフリンジ(紐)は黒。
部分的に黒が使われていることで、グレーのノッペリした印象を防ぎ、色数を少し増やすことで華やかもプラスしてくれています。
このストールは他に黒・ナチュラル・ブルーが展開されてますが、最も綺麗なグラデーションになっているのが今回紹介してるダークグレー。
派手すぎず地味すぎない絶妙なカラーなので、男性でも使いやすいストールになっています。
そのままだとコートに毛が付く
肌触りのいいストールですが、1つだけデメリットがあります。
このストールを巻いていると、着ている洋服に毛がたくさん付いてしまうことです。
使われている素材はポリエステルとレーヨンという化学繊維。
レーヨンは光沢があって滑らかな素材ですが、おそらくこれが毛が付きやすい原因だと思います。これがなかったら完璧なストールだったので、とても惜しい…。
ただどうしても使いたかったので、ダメ元で一度クリーニングに出してみたところ、毛玉の付き具合は半分くらいに減ります。これでだいぶ使いやすくなります。
合わせるコートがウールだと毛を取りづらいので、ユニクロのブロックテックコートなど化学繊維のアウターに使うのを想定してます。
顔が大きい方は”幅を短く”お直しする
また、このストールのサイズは縦横180×75cm。どちらかというと大判ストールです。
ストールは200cmくらいのモノもあるので縦幅はコンパクトですが、横幅が広いと首に巻いたときに顔が大きく見えてしまいやすい。
そこで思い切って幅を20cmほどカットしてみました。
幅詰めしたことで首まわりに余裕ができるので、顔が大きい・首が太いという方でも使いやすくなります。
横幅を詰めると全長も短くなったように感じるのでやりすぎは禁物ですが、結果的に毛が付く量も抑えられるのでメリットは大きいです。
柔らかくて完成度の高いデザインですが、ともかく毛の付きやすさが惜しいストール。
今年のユニクロのコラボアイテムはこういった着心地のデメリットが多いので人を選ぶアイテムですが、僕はどうにかして使っていこうと思います。ユニクロ ダブルフェイスストール