小柄の小松です。今回はシンプルだけど地味にならないデニムシャツについて。
ユニクロのコラボラインといえばユニクロU・JWアンダーソンが定番。けれどイネスコラボもシーズンのはじめに展開されていて、長く続いてるシリーズです。
レディースのみの展開ですが、毎回1,2アイテムは男性でも着れる服があったりします。
今回はそのなかからデニムシャツを購入。特徴やサイズ感をレビューしたいと思います。
【レビュー】ユニクロ×イネスのデニムシャツはメンズが着れるレディース服【2023年秋冬】
こちらが今回紹介するユニクロ×イネスのデニムシャツ
レディースですが身長162cmの小松は最大サイズの2XLを買って着ています。
①地味にならないチェック柄
パッと見はよくあるネイビーのデニムシャツですが、よく見ると地味に見えない工夫が詰まったデザイン。
まずは襟元。フチに縫製はオレンジっぽい糸が使われています。
ジーンズでよく使われる色です。ユニクロの通常ラインだと、デニムシャツの糸はボディと同色が基本。なのでこちらのほうが立体的な雰囲気が出ています。
オレンジステッチは襟だけでなく前立てやポケットにも。
前立ては上から下まですべてこのステッチなので、これも立体感をプラスしてくれます。ポケットは右上の1ヶ所だけ色が入ってます。
遠くからだとほぼ見えないですが、襟や前立て・ポケットに散らばることで、ノッペリ見えない要素として確実に効いています。
ボタンもブラウンの小ぶりなものになってるので、地味に見えず上品な雰囲気か漂うデザインです。
もう1つおもしろいギミックは袖先。カフス部分は裏返すとチェック柄になっています。
色はブルーとベージュ。「裏地がチェック＝ダサい服」という例えがよく使われますが、小ぶりなチェック柄なので主張は控えめ。
なので裏返して見せたときにちょうどいいアクセントとして活用できます。
袖まわりのボタンはカフスの1ヶ所だけ。手前の剣ポロと呼ばれる部分にはボタンが付いてません。
カフスボタンを留めないと腕を上げたときに落ちてくるので、ボタンを留めて使うのが基本になります。
ちなみに背中裏もチェックになってます。
裏返して着ても変な見た目になるので、ここを見せることは基本的にありません。
首元のゴワゴワを減らしてくれる程度の認識でOKです。
②細くてゆるいサイズ感
続いてはサイズ感について。
比較的シンプルなデニムシャツですが、シルエットは横幅にかなりゆとりがあるサイズ。
男性でもLサイズ以上ならパツパツになりません。なんならメンズのSサイズより緩く着れるくらい。
身長が低い男性ならLサイズから首元のゆとり・袖丈の長さを確保できます。
Lでも首・袖丈は合いましたが、着丈を少し長くするために2XLサイズにしました。
実際に着るとこんな感じ。
袖はボタンを閉じても手首で引っかからないので、全体的にゆったり着ることができます。横幅の広さがあまり目立たないのもポイント。
ボタンは上まで留めてもOKですが、2つ開けて着てもダラしなさが出ないバランスでした。
着丈はサイズ表だと長そうに感じますが、前のほうが結構短いので予想よりコンパクト。ちょっと緩いワイドパンツにも合わせられると思います。
洗濯前後の伸び縮みを比べました。脱水時間は短めにしてます。
横幅が予想より縮んだので、少し大きいサイズのほうが良いかもしれません。
あとデニムなので洗濯は単独洗い推奨です。そこまで色落ちしなかったですが、他に色移りする可能性はあるので注意です。
③XXLなら2パターン使える
このシャツは袖裏がチェックになってますが、腕の短い人がこれを活かすなら2XLサイズ推奨。
実は今回のコレクション、裏地がチェックの服が多め。そしてどれも「袖まくりすると8部丈になる長さ」になってます。
スタイルが良い人はその活かし方で問題ありません。
ただ腕が短い人だとキレイな8部丈にするのが難しい。そもそも半端丈自体ハードルが高い着こなしです。
なので逆に袖丈を最大まで長くして、ジャストサイズで裏地を見せる。特に身長が低い人はこの方法が簡単だと思います。
袖まくりの違いを比べるとこんな感じ。
カフス幅は5cmくらいありますが、見せるときは3〜4cmくらい出すのがベター。
まくりすぎると中途半端な袖丈になって難しい。なのでちょっとだけ見せるよう調整するのが良いでしょう。
最近のユニクロコラボはブロードシャツ・チェックシャツが多め。意外とデニムシャツはレアなので、この機会にチャレンジしてみてほしいと思います。
①地味にならない色・チェック柄
②細くてゆるいサイズ感
③XXLなら2パターン使える
ぜひ購入を検討してみてください。ユニクロ×イネス デニムシャツ
