小柄の小松です。今回はユニクロ×アンダーソンコラボのニット帽について。
2020年秋冬のアンダーソンコラボは10月に発売開始しましたが、12月4日(金)から第2弾となる「ホリデーコレクション」が追加されました。
ユニクロの専売特許である「ヒートテック」をテーマにしたラインナップですが、今回は帽子をレビューしたいと思います。
ユニクロ×JWアンダーソンのヒートテックニットキャップをレビュー【2020年秋冬】
こちらが今回紹介するユニクロ×JWAのヒートテックニットキャップ
カラー展開はブルー・レッド・グレー・グリーンの4つですが、今回購入したのはグリーンです。
イギリスの柄を取り入れたクセのある装飾
まずパッと目を惹くのはデザインですが、ニット帽としては珍しいアーガイル柄。
これはイギリスのスコットランドの伝統的な柄と言われているようです。手袋とか靴下でよく見かける柄ですか、それをニット帽に落とし込んだのがおもしろい。
ちなみに本家である「J.W.アンダーソン」はイギリスのブランドなので、それを踏まえると納得のいくデザインといえます。
上部のアーガイル柄に対してフチは単色に抑えられてます。
他のカラーは上下の色彩差が極端だったり、そもそもの色がカラフルですが、グリーンは比較的落ち付いた印象のあるカラー。
左側にはJWアンダーソンのマークが入っているのでちょっとしたアクセントにもなってくれます。
ニット帽の装飾というと四角い白タグが付いてることが多め。専門ブランドのRACALなどがそうですね。
このニット帽はコンパクトなロゴですが、色はボディと少しだけ違うものが使われているので、変化がありながら統一感の出る形といえるでしょう。
統一感といえば、このニット帽は同時に発売されたニットグローブと同じデザインです。
柄が増えると子どもっぽく見えやすいので両方同時に使えばいいとは限りませんが、コレクションとして映えるラインナップといえますね。
ちなみにフチの切替は10cmほどあります。
なので深くかぶってもデザインが途中で変わる心配はありません。
近くで見るとベージュ部分は単色ではなく、2種類の糸が使われているので立体的に見えます。
これは裏返してみて気付いたことですが、実は同じ部分でもオモテと裏で柄の出方が変わっています。
裏返してかぶれるわけではないですが、この複雑な編みが立体的に見える秘密なのでしょう。
遠目からだと単に柄の入ったニット帽ですが、見れば見るほど1,500円という価格には思えない。かなり凝ったデザインであることがわかります。
通常ラインよりかぶりやすい大きさ
ヒートテックなので保温性が高いのは間違いなし。素材は通常ラインのニットキャップと同じのようです。
柄以外で違うのは、アンダーソンコラボのほうが少し大きめに作られていること。
ほんの少しの差ですが、頭まわり・高さともにアンダーソンコラボのほうが1cm大きいようです。
なのでもともとの柄と相まって、主張の強いニット帽になってるといえます。
最近の洋服はオーバーサイズ・特殊な柄のものなどが多いですが、おそらくそれに負けない存在感を出すために大きめにしてるのでしょう。
僕は顔が大きいので一般的なニット帽だとキツいことが多いですが、ゆとりがあるのでストレスなくかぶれました。
1番使いやすいのがグリーンな理由
切替デザインになってるので個性的なニット帽ですが、1番使いやすいのはこのグリーンで間違いないかと思います。
店舗で他のカラーもかぶってみましたが、編み目が太いニット帽だと色の切替がさらに目立ちやすい。
なので比較的落ち着いたデザインのグリーンを選べば、アンダーソンコラボのひねりのある装飾を適度に活かすことができるでしょう。
実際にかぶってみるとこんな感じ。
他のカラーより落ち着いてはいますが、主張が強いことに変わりはない。なので大人びた洋服と合わせるのがベターかと思います。
この画像では別ブランドのステンカラーコートを合わせてますが、ユニクロの通常ラインとアンダーソンコラボにもグリーン系のコートがあります。
ニット帽だけが着こなしで浮かないようにするために、なるべく色の近いコートと合わせるのが簡単といえるでしょう。
・イギリスの柄を取り入れたクセのある装飾
・通常ラインよりかぶりやすい大きさ
・ニット帽の色に近いコートと合わせよう
ぜひ購入を検討してみてください。ユニクロ×JWA ヒートテックニットキャップ