小柄の小松です。今回はユニクロのプリントTシャツについて。
毎年さまざまなアーティストとコラボするユニクロの”UTシリーズ”。
アニメやゲームなどの魅力的なキャラクターが描かれたデザインが多いですが、2020年4月で注目してほしいのがポケモンのUT。
僕が今回選んだモデルの特徴を紹介したいと思います。
【レビュー】ユニクロのポケモンUTはミュウツーが1番かっこいい【サイズ感に注意】

こちらが今回紹介するユニクロのダニエル・アーシャム×ポケモンUT
身長162cmの小松はこちらのブラックMサイズを購入しました。
キャラクターを適度に崩したアート

このTシャツのおもしろいところは、ただキャラクターを貼り付けたデザインではないということ。
炭やクリスタルなど古びた雰囲気を出し、キャラクターの一部を崩したような形に仕上げています。
小難しい説明になりますが、アーティストのダニエル・アーシャム氏はこれを「フィクションとしての考古学」として表現したそうです。

「今から1000年以上もの時を経た未来には、カメラや携帯など今僕らが使っている製品は考古学的な史料になる。」と説明。古代の遺物のように見せています。
よく見ると、ポケモンのボディや周辺に影ができていて、それがプリントをより立体的に見せてくれています。

左上には「MEWTWO TRANSFORMED INTO CRYSTAL」と書かれています。

右下は「3020」といういまから1000年後をイメージ。左下はおそらくアーティストの名前でしょうか?
キャラや文字が全体的に満遍なく配置されていて、ただのプリントTシャツと表現するのはあまりにもったいない。
僕は芸術に詳しくありませんし、値段で判断するのは少し抵抗がありますが、この独特の雰囲気を1500円で味わえるのはかなり凄いことだと思います。
コラボの世界観に合う”ミュウツー”

今回のコラボはいろんなキャラクターがプリントされていてバリエーション豊富ですが、僕は迷わず”ミュウツー”を選びました。
「フィクションとしての考古学」というテーマと一番相性がいいのがミュウツーだと感じたからです。
ここからはアニメやゲームの内容を知ってる方向けの話ですが、そもそもミュウツーは生物実験のなかで産まれた人工的なポケモンという設定があります。
1998年に公開された映画「ミュウツーの逆襲」でも”命”がテーマになっていますが、今回のプリントのような古代遺物のようで生命力の感じられる雰囲気がとてもマッチしているように感じます。
そして1995年発売の当時のゲーム内では、とある施設内でミュウツーが誕生する前後の日記を見ることができますが、かなり断片的な情報で謎が多かった。
文章で書こうとすると野暮ですが、もともとミステリアスな印象の強いミュウツーは、今回の「フィクションとしての考古学」にぴったりなチョイスだと思います。

https://www.uniqlo.com/jp/store/goods/428125?utm_medium=mobile_app&utm_source=PDP
ちなみに他にはピカチュウ・プリンなどが使われていますが、一部では今回のアプローチは恐いという意見もあるようです。
可愛らしいポケモンを崩しているので気持ちは分からなくもないですが、そういった意味でもカッコイイ系のミュウツーのほうが違和感は少ないのではないかと思います。
…とまぁグダグダ書きましたが、要は単純に「ミュウツーかっこよくね?」と言いたい。
サイズ選びは”ゆったりめ”推奨

ところでサイズ選びですが、裾丈が短く全体的にタイトな作りになっているので、1サイズ上を意識して選ぶのがいいかと思います。
最近のユニクロUTは生地が少し厚手のものも見かけますが、こちらは元からある薄手タイプ。
身体にぴったりフィットすると体型がバレやすいので、少し緩いサイズで着るのがベターといえるでしょう。
襟周りが細いので、サイズを上げれば首まわりがスッキリして窮屈さはあまり感じなくなります。

洗濯前後の伸び縮み変化です。
何度か着てるので肩幅が若干伸びましたが、脱水時間が短ければ基本的なサイズは変わらないようです。

プリントTシャツ=子どもっぽいというのは間違いないので、街着としてオシャレに着たい場合はスラックスやモノトーンのアイテムでまとめるのを推奨します。
ゲームや映画を知ってる大人にとってはたまらない”あの頃”の記憶が蘇るようなTシャツ。
親子で同じデザインを着るという楽しみ方もあり。まさに”夢のコラボ”といえるでしょう。ユニクロ ダニエル・アーシャム×ポケモンUT
