小柄の小松です。今回は袖の長さが半端なTシャツの着こなしついて。
最近は名前に”オーバーサイズ”と入ってる服をよく見かけますが、5部袖の服が増えてるのもその影響の1つ。ユニクロやGUでも一度は見たことがあるのではないでしょうか?
ただ5部袖は半袖・長袖と違う中途半端な長さなので、実際着てみるとどこかダラしない印象を感じることもあるはず。
今回は帽子を使って解決する方法の提案。この考え方を知っていると、5部袖Tシャツの特徴を活かすヒントが見えてくると思います。
ユニクロの5部袖Tシャツが似合わないメンズの解決策【バケットハットをかぶる】
ということで今回はユニクロの5部袖Tシャツを使った着こなしを提案します。
下記に使用アイテムを載せていますが、後ろの数字がサイズです。
使用アイテム
ユニクロU:オーバーサイズクルーネックT(M)
ユニクロU:スーピマコットンTシャツ(M)
ユニクロ:EZYアンクルパンツウルトラストレッチ(S)
Amb:レザーグラディエーターサンダル(38)
agnes b.:ナイロントートバッグ
シルバーレイククラブ:革巾着ポーチ(幅10cm)
amp japan:オーバーラップフラットリング(17号)
ダニエルウェリントン:ダッパー(38mm)
agnes b.:バケットハット
assaisoner.:グラスコード
Paul Smith:ブルーレンズサングラス
この着こなしで気をつけたポイントを書いていきます。
✴︎照明の関係で顔に影ができてますが、街中ではそこまで影は目立たないのでご了承ください
5部袖トップスは長さが目立つ
繰り返しになりますが5部袖というのはとても中途半端なサイズです。
こういった服をそのまま着ると袖部分だけが目立ちやすく、ダボっとした雰囲気がプラスされることになります。
それを解決する1番簡単な方法は、袖先を1回折り返してあげること。写真だとわかりにくいですが、右のような状態です。
普通の半袖丈のほうが違和感を少なくできる。そのまま着てる左と比べると、右のほうが少しスッキリして見えるかと思います。
ただ今回は袖まくりとは別の方法でダラしなさを消すことを考えます。
バケットハットを使う理由
袖まくり以外で5部袖の違和感を消す方法。その1つが帽子をかぶることです。
丈の長い5部袖を着ると目線が低い位置に下がるので、帽子をかぶって高い位置に上げるというのが今回の発想になります。
帽子というと、ニット帽やキャップなどがわかりやすいですが、今回使ってみたのは”バケットハット”と呼ばれるものです。
ハットというとやたらと横幅のあるタイプを浮かべるかと思いますが、バケットハットはそこまで幅はなく、けれどニット帽やキャップよりはボリュームのある形。
目立つ5部袖に対してボリュームのあるハットを合わせる。こうすることで上下の釣り合いを取るというアプローチになります。
照明で影ができて怪しい雰囲気が出てしまってますが、5部袖で下がったぶんをバケットハットで上に誘導できています。
ウールのハットだとキメすぎな印象が出ますが、バケットハットはスポーツ用orスポーツ観戦用として作られた帽子です。
けれどハット自体は少し大人びた印象のあるものなので、ニット帽やキャップほど子どもっぽさを出さずにバランスを取ることができる。
最近はユニクロでも取り扱うようになったこともあってか、SNSを見てるとバケットハットを使う人が増えてきてる印象があります。
帽子の違和感はメガネを掛けて誤魔化す
とはいえ帽子は顔の形・雰囲気によって似合わないと感じることもあったりします。
そういうときはメガネを掛けてあげるとバランスを取りやすくなります。
帽子と顔の相性というのは結構難しいもの。
単体でかぶると帽子だけ浮いてるように見えることもあったりします。
けれど顔まわりに別の小物を足してあげると、その浮いた印象が出にくくなる。
僕はニット帽を使うときもメガネを掛けるようにしてます。メガネを掛けると顔の輪郭等をボカせるので、帽子との相性をあまり気にせず使うことができるんですね。
ハット自体に抵抗がある方も多いと思うので、顔まわりに小物を足すだけでも比較的バランスは取れます。
ただもしバケットハットに抵抗がなければ一度試してみる価値はありです。ウールの横長ハットと比べると、意外と使いやすいことが実感できるかと思います。
ということで5部袖の洋服を使うときのポイントをまとめると…
・中途半端な袖丈はダラしなく見える
・袖で下がったぶん、帽子で上に誘導する
・帽子との相性はメガネで誤魔化す
僕自身もバケットハット使いはまだまだ実験中ですが、5部袖とハットで上下の釣り合いを取るというアプローチは、選択肢の1つに入れてみてもいいと思います。